回折格子を利用したナノ空間液相の新規定量法および時間分解分光法の創成
回折格子を利用したナノ空間液相の新規定量法および時間分解分光法の創成
批准号:
19651055
负责人:
馬渡 和真
金额:
$2.11万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
昨年度はナノチャネルから形成される交互回折格子に参照溶液と試料溶液を導入して、試料溶液の屈折率を高感度に測定できることを実証してきた。そこで、本年度はフェムト秒レベルの時間分解測定(水のカー効果測定)へと展開した。カー効果測定のためのフェムト秒レーザーシステムを構築した。励起波長は波長400nmのチタンサファイアレーザー(パルス幅70fs)を、プローブ光は基本波である800nmを用いた。プローブ光は光学遅延路を通して、ポンプープローブ測定を可能にした。励起光とプローブ光は同軸としたのち、単レンズによって、ガラス基板上に刻んだナノチャネル交互回折格子に集光照射された。ナノチャネルに導入された水の光カー効果を測定するために、2.5次光のスリット通過後の強度をフォトダイオードにて測定した。参照として交互でない通常のナノチャネル回折格子も測定した(2次光を測定)。最初に、通常のナノチャネル回折格子に集光した測定した。その結果、励起パルス照射後、500fs以内に光カー効果と考えられる波形を観測した。しかし、このパルスは水が導入されていない状態でも観測され、ガラス由来のカー効果であることが推察された。このように、通常のナノチャネル回折格子ではガラスのバックグラウンドによって、ナノチャネル内の水のダイナミクス測定は非常に困難であった。次に、ナノチャネル交互回折格子で測定した。参照チャネルには空気を、試料チャネルには水を導入した。その結果、同様にカー効果とみられる波形を観測することができた。そして、水を除いた状態で観測したところ、この波形は観測されなかった。これは、本測定の参照チャネルと試料チャネルの屈折率の差を測定するという原理が時間分解測定においても正しく機能しているという証拠でもある。以上のように、本法によってはじめてナノチャネル内の溶液の物性測定が可能となり、当初の目標をおおむね達成することができた。
英文摘要
昨年度はナノチャネルから形成される交互回折格子に参照溶液と試料溶液を導入して、試料溶液の屈折率を高感度に測定できることを実証してきた。そこで、本年度はフェムト秒レベルの時間分解測定(水のカー効果測定)へと展開した。カー効果測定のためのフェムト秒レーザーシステムを構築した。励起波長は波長400nmのチタンサファイアレーザー(パルス幅70fs)を、プローブ光は基本波である800nmを用いた。プローブ光は光学遅延路を通して、ポンプープローブ測定を可能にした。励起光とプローブ光は同軸としたのち、単レンズによって、ガラス基板上に刻んだナノチャネル交互回折格子に集光照射された。ナノチャネルに導入された水の光カー効果を測定するために、2.5次光のスリット通過後の強度をフォトダイオードにて測定した。参照として交互でない通常のナノチャネル回折格子も測定した(2次光を測定)。最初に、通常のナノチャネル回折格子に集光した測定した。その結果、励起パルス照射後、500fs以内に光カー効果と考えられる波形を観測した。しかし、このパルスは水が導入されていない状態でも観測され、ガラス由来のカー効果であることが推察された。このように、通常のナノチャネル回折格子ではガラスのバックグラウンドによって、ナノチャネル内の水のダイナミクス測定は非常に困難であった。次に、ナノチャネル交互回折格子で測定した。参照チャネルには空気を、試料チャネルには水を導入した。その結果、同様にカー効果とみられる波形を観測することができた。そして、水を除いた状態で観測したところ、この波形は観測されなかった。これは、本測定の参照チャネルと試料チャネルの屈折率の差を測定するという原理が時間分解測定においても正しく機能しているという証拠でもある。以上のように、本法によってはじめてナノチャネル内の溶液の物性測定が可能となり、当初の目標をおおむね達成することができた。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
REFRACTIVEINDEXDETECTORFOR NANOCHANNEDUSINGALTERNATIVEDIFFRACTIONGRATINGNANOCHANNEL
使用替代衍射光栅纳米通道的纳米通道示差折光检测器
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Kazuma Mawatari, Kotaro Oda, Akihide Hibara and Takehiko Kitamori]
通讯作者:
Akihide Hibara and Takehiko Kitamori
Nano-homodyne-optofluidicsによる汎用超高感度ナノ物質検出法の創成
-
批准号:24K01322
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
-
资助金额:$11.65万
-
财政年份:2024
-
负责人:馬渡 和真
-
依托单位:
Nano-valve for nanofluidic circuits: nano-bubble valve
-
批准号:21K18866
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
-
资助金额:$4.08万
-
财政年份:2021
-
负责人:馬渡 和真
-
依托单位:
海外基金