児童の方言による発話の有用性と発話における個々の差異を聞き分ける教授話法
児童の方言による発話の有用性と発話における個々の差異を聞き分ける教授話法
批准号:
19653113
负责人:
達富 洋二
金额:
$0.45万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
(1)具体的内容/研究の目的である「児童の方言による発話に内在する個々の微妙な差異を聞き分ける力に支えられた教授話法の在り方を明らかにすることで,人間関係を開き,確かな国語の力を育成する話しことばによる国語教室の構築ができる」ことの確信を得ることができた。本研究においては多くの教室談話を詳細に分析した。このことによって,児童の「発話の内容」と「発話のかたち(レジスター)」に一定の関係性があることが分かった。感覚的な発話内容は方言(生活ことばレジスター)を用いた発話によることが多く,熟考した発話内容は共通語(授業ことばレジスター)を用いた発話になる傾向がある。また,教師による発問からはじまる児童の思考の完結に至るまでの過程における談話状況(学習コミュニケーション)では,レジスターの交替が図られている。このレジスターの交替をうまく展開できるかどうかが授業の深化(児童の思考や理解)と大きな関係がある。(2)意義/レジスターの交替は児童にとって無意識に行われている。レジスターの切り替えや文脈の編集は教師に任されている。教師がレジスターの切り替えを絶妙な時期に図ることで授業談話を深い思考過程に展開することができるのである。ここに本研究の意義がある。(3)重要性/以上のように,教師による「レジスターの交替に着眼した談話編集力」は授業には不可欠である。この「談話編集力」は教授聞解力に支えられていると考えられる。単に親しみやすいというだけで,日常会話のようなことばづかい(生活ことばレジスター)で授業を行ってしまうために,感覚的な発話だけが繰り返され深まった教室談話にならず,思考する授業が成立しにくいと言われる新規採用教員及び若年教員の指導力向上のためには「談話編集力」の向上が期待される。また,本研究の成果はその一助となると考える。
英文摘要
(1)具体的内容/研究の目的である「児童の方言による発話に内在する個々の微妙な差異を聞き分ける力に支えられた教授話法の在り方を明らかにすることで,人間関係を開き,確かな国語の力を育成する話しことばによる国語教室の構築ができる」ことの確信を得ることができた。本研究においては多くの教室談話を詳細に分析した。このことによって,児童の「発話の内容」と「発話のかたち(レジスター)」に一定の関係性があることが分かった。感覚的な発話内容は方言(生活ことばレジスター)を用いた発話によることが多く,熟考した発話内容は共通語(授業ことばレジスター)を用いた発話になる傾向がある。また,教師による発問からはじまる児童の思考の完結に至るまでの過程における談話状況(学習コミュニケーション)では,レジスターの交替が図られている。このレジスターの交替をうまく展開できるかどうかが授業の深化(児童の思考や理解)と大きな関係がある。(2)意義/レジスターの交替は児童にとって無意識に行われている。レジスターの切り替えや文脈の編集は教師に任されている。教師がレジスターの切り替えを絶妙な時期に図ることで授業談話を深い思考過程に展開することができるのである。ここに本研究の意義がある。(3)重要性/以上のように,教師による「レジスターの交替に着眼した談話編集力」は授業には不可欠である。この「談話編集力」は教授聞解力に支えられていると考えられる。単に親しみやすいというだけで,日常会話のようなことばづかい(生活ことばレジスター)で授業を行ってしまうために,感覚的な発話だけが繰り返され深まった教室談話にならず,思考する授業が成立しにくいと言われる新規採用教員及び若年教員の指導力向上のためには「談話編集力」の向上が期待される。また,本研究の成果はその一助となると考える。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
小学校国語科における教授聞解力の特質と機能-授業ことばのレジスターとアドレス-
小学日语课理解能力教学的特点和作用-课词的语域和地址-
DOI:
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发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Matsuura, Naomi, G. Ishikawa, 松浦直己, Goo ISHIKAWA, G. Ishikawa, 松浦直巳(分担出版), 松浦直己, 達富洋二, 達富洋二]
通讯作者:
達富洋二
教育話法における教授聞解力の類型
教育话语中教学理解技能的类型
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
佛教大学教育学部論集 第20号
影响因子:
--
作者:
[Aoki, T., Yamada, T., Miyazaki, H., & Hashigaya, Y., 青木多寿子, 青木多寿子, 達富洋二]
通讯作者:
達富洋二
小中学校の非対面型教室談話を創造的なものにする参加方略についての社会言語学的研究
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批准号:21K00504
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.66万
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财政年份:2021
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负责人:達富 洋二
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依托单位: