根圏ホスファターゼ活性の画像解析法
根圏ホスファターゼ活性の画像解析法
批准号:
19658123
负责人:
矢野 勝也
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 --
中文摘要
土壌に施肥されたリンの約90%は、農作物に利用されることなく土壌に蓄積している。土壌に蓄積したリンの20〜80%は有機態として存在しているが、多くの植物は有機態リンを直接利用できない。植物が有機態リンを利用するためには、リン酸エステルを加水分解するホスファターゼを根から分泌することが重要である。本研究では、植物根圏におけるホスファターゼ活性を視覚化し、その画像解析から酵素活性の定量化とマッピングを可能とする方法を確立することを目的とした。ホスファターゼ酵素の基質として、フェノールフタレイン2リン酸を用いた。この物質はpH指示薬として知られるフェノールフタレインに2つのリン酸が付いたものであるが、リン酸が結合した状態ではpHが変化しても発色しない。しかし、ホスファターゼが作用してリン酸イオンが解離してフェノールフタレインになると、アルカリ条件下で赤色に発色する。このフェノールフタレイン2リン酸を溶解させた寒天ゲルシートを作成し、そのゲル上に検定植物の根を数十分広げておく。ホスファターゼ(AcPase)が作用した部位でフェノールフタレインが生成する。ゲル上にアルカリ溶液を塗布すれば、生成したフェノールフタレインを容易に検出することができる。このような手順で発色させたゲルシートをスキャンし、その画像データを得る。そして、この画像データからピクセルごとにフェノールフタレイン濃度を推定し、根圏ホスファターゼ活性のマッピング画像を作成できた。このゲルシートにあらかじめpH緩衝剤を含ませた場合と含ませない場合とで比較したところ、前者は活性が高く、後者は部分的に活性が低下していた。おそらく、前者はポテンシャルとしてのAcPase活性を、後者は根圏pHの影響を受けた実際のAcPase活性を反映したものと考えられる。
英文摘要
土壌に施肥されたリンの約90%は、農作物に利用されることなく土壌に蓄積している。土壌に蓄積したリンの20〜80%は有機態として存在しているが、多くの植物は有機態リンを直接利用できない。植物が有機態リンを利用するためには、リン酸エステルを加水分解するホスファターゼを根から分泌することが重要である。本研究では、植物根圏におけるホスファターゼ活性を視覚化し、その画像解析から酵素活性の定量化とマッピングを可能とする方法を確立することを目的とした。ホスファターゼ酵素の基質として、フェノールフタレイン2リン酸を用いた。この物質はpH指示薬として知られるフェノールフタレインに2つのリン酸が付いたものであるが、リン酸が結合した状態ではpHが変化しても発色しない。しかし、ホスファターゼが作用してリン酸イオンが解離してフェノールフタレインになると、アルカリ条件下で赤色に発色する。このフェノールフタレイン2リン酸を溶解させた寒天ゲルシートを作成し、そのゲル上に検定植物の根を数十分広げておく。ホスファターゼ(AcPase)が作用した部位でフェノールフタレインが生成する。ゲル上にアルカリ溶液を塗布すれば、生成したフェノールフタレインを容易に検出することができる。このような手順で発色させたゲルシートをスキャンし、その画像データを得る。そして、この画像データからピクセルごとにフェノールフタレイン濃度を推定し、根圏ホスファターゼ活性のマッピング画像を作成できた。このゲルシートにあらかじめpH緩衝剤を含ませた場合と含ませない場合とで比較したところ、前者は活性が高く、後者は部分的に活性が低下していた。おそらく、前者はポテンシャルとしてのAcPase活性を、後者は根圏pHの影響を受けた実際のAcPase活性を反映したものと考えられる。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Stomatal density of cowpea correlates with carbon isotope discrimination in different phosphorus, water and CO_2 environments.
不同磷、水和CO_2环境下豇豆气孔密度与碳同位素辨别相关。
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
New Phytologist(掲載確定)
影响因子:
--
作者:
[鈴木 龍一郎、田中 晶善, ら, Sekiya & Yano]
通讯作者:
Sekiya & Yano
根の生態学
根生态学
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yuichi Deguchi, Mari Banba, Yoshikazu Shimoda, Svetlana A.Chechetka, Ryota Suzuri, Yasuhiro Okusako, Yasuhiro Ooki, Koichi Toyokura, Akihiro Suzuki, Toshiki Uchiumi, Shiro Higashi, Mikiko Abe, Hiroshi Kouchi, Katsura Izui and Shingo Hata, 松浦 朝奈・川島 忠臣共訳]
通讯作者:
松浦 朝奈・川島 忠臣共訳
エンドファイト窒素固定能の機能実体特定とその世代間伝達
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批准号:22K18346
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项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
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资助金额:$16.64万
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财政年份:2022
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负责人:矢野 勝也
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依托单位:
CO2環境と栄養状態の相互作用がもたらす植物水分経済の新機軸
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批准号:21H02328
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.48万
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财政年份:2021
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负责人:矢野 勝也
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依托单位:
菌根共生系を利用した作物による難溶性リン酸吸収の促進
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批准号:11760222
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1999
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负责人:矢野 勝也
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依托单位: