アストロサイトの分裂制御因子としてのB-FABP:グリオーマ治療応用への可能性
アストロサイトの分裂制御因子としてのB-FABP:グリオーマ治療応用への可能性
批准号:
19659369
负责人:
澤田 知夫
金额:
$2.11万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
2007
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2007 至 2008
中文摘要
脂肪酸結合蛋白質(FABP)は長鎖脂肪酸と結合、可溶化し、細胞膜や細胞小器官や核に運搬する。本研究では、FABPファミリーのうちアストロサイトや一部のグリオーマ細胞に豊富に存在するB-FABPが、細胞の増殖・遊走などの形質に関与しているかどうか検討するために、野生型およびB-FABP-KO(B-KO)のC57BL/6マウスから得た初代培養アストロサイトを用いてB-FABP欠損の影響を解析した。野生型マウスから得た培養アストロサイトで、培養10日後までのB-FABP発現が確認できた。B-KOアストロサイトの増殖、遊走、接着を解析したところ、B-KOアストロサイトではBrdU取込みが野生型より低く、培養皿との接着能も野生型より低かった。また、遊走能のっいては差が検出できなかった。次に申請者らは、B-FABPがどのような経路で細胞の増殖、接着に影響を与えるのかについて検討した。洲Aマイクロアレイ解析によりB-KOアストロサイトでのconnexin43発現の低下が示唆されたが、蛋白量の差は検出できなかった。脂肪酸が関連する代謝・シグナル伝達系の分子については、DNAマイクロアレイ解析でApoEの発現低下が示されたが、蛋白量としての低下は確認できなかった。転写因子PPARα,β,γ、およびCD36とLox-2について、DNAマイクロアレイ解析も蛋白質の解析も共に、それらがほとんど初代培養アストロサイトに発現しないことを示した。B-FABPとNFkBシグナル伝達系との関連性をウェスタンブロットにより検討した結果、NFkB活性を制御するIkBαのリン酸化がB-KOアストロサイトで低下しており、B-FABP欠損によるアストロサイト分裂能の減少がNFKBの活性低下によりもたらされている可能性が示唆された。
英文摘要
脂肪酸結合蛋白質(FABP)は長鎖脂肪酸と結合、可溶化し、細胞膜や細胞小器官や核に運搬する。本研究では、FABPファミリーのうちアストロサイトや一部のグリオーマ細胞に豊富に存在するB-FABPが、細胞の増殖・遊走などの形質に関与しているかどうか検討するために、野生型およびB-FABP-KO(B-KO)のC57BL/6マウスから得た初代培養アストロサイトを用いてB-FABP欠損の影響を解析した。野生型マウスから得た培養アストロサイトで、培養10日後までのB-FABP発現が確認できた。B-KOアストロサイトの増殖、遊走、接着を解析したところ、B-KOアストロサイトではBrdU取込みが野生型より低く、培養皿との接着能も野生型より低かった。また、遊走能のっいては差が検出できなかった。次に申請者らは、B-FABPがどのような経路で細胞の増殖、接着に影響を与えるのかについて検討した。洲Aマイクロアレイ解析によりB-KOアストロサイトでのconnexin43発現の低下が示唆されたが、蛋白量の差は検出できなかった。脂肪酸が関連する代謝・シグナル伝達系の分子については、DNAマイクロアレイ解析でApoEの発現低下が示されたが、蛋白量としての低下は確認できなかった。転写因子PPARα,β,γ、およびCD36とLox-2について、DNAマイクロアレイ解析も蛋白質の解析も共に、それらがほとんど初代培養アストロサイトに発現しないことを示した。B-FABPとNFkBシグナル伝達系との関連性をウェスタンブロットにより検討した結果、NFkB活性を制御するIkBαのリン酸化がB-KOアストロサイトで低下しており、B-FABP欠損によるアストロサイト分裂能の減少がNFKBの活性低下によりもたらされている可能性が示唆された。
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DOI:
10.1371/journal.pone.0005085
发表时间:
2009
期刊:
PloS one
影响因子:
3.7
作者:
[Maekawa M, Takashima N, Matsumata M, Ikegami S, Kontani M, Hara Y, Kawashima H, Owada Y, Kiso Y, Yoshikawa T, Inokuchi K, Osumi N]
通讯作者:
Osumi N
DOI:
10.2353/ajpath.2008.080684
发表时间:
2008-12-01
期刊:
AMERICAN JOURNAL OF PATHOLOGY
影响因子:
6
作者:
[Tamai, Keiichi, Toyoshima, Masafumi, Sugamura, Kazuo]
通讯作者:
Sugamura, Kazuo
高次脳機能における心臓型脂肪酸結合タンパク質(H-FABP/FABR3)の役割
心型脂肪酸结合蛋白(H-FABP/FABR3)在高级脑功能中的作用
DOI:
--
发表时间:
2008
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Watanabe, Akiko, 安達泰宏, 徳田信子, 大和田祐二, 本橋 慧樹]
通讯作者:
本橋 慧樹
マウス胸腺ナース細胞における脂肪細胞型脂肪酸結合タンパク(A-FABP/FABP4)の局在
小鼠胸腺护理细胞中脂肪细胞型脂肪酸结合蛋白(A-FABP/FABP4)的定位
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[高森康晴, 森徹自, 若林毅俊, 山田久夫, 安達泰弘]
通讯作者:
安達泰弘
FABP分子群の脳における時間的空間的局在の意義について
FABP分子在大脑中时空定位的意义
DOI:
--
发表时间:
2009
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Watanabe, Akiko, 安達泰宏, 徳田信子, 大和田祐二]
通讯作者:
大和田祐二
共 10 条
ホヤ卵及び初期胚細胞膜上の分子に関するモノクローナル抗体による解析
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批准号:62770021
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1987
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负责人:澤田 知夫
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依托单位:
海外基金