座頭の語り物伝承についての研究ー九州地方を中心にー

座头故事的民间传说研究 - 以九州地区为中心 -

• 批准号: 03451059
• 负责人: 兵藤 裕己
• 金额: $ 2.75万
• 依托单位: Saitama University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
• 财政年份: 1991
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1991 至 1992
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-03451059/
• 关键词: 座頭琵琶; 盲僧琵琶; 古浄瑠璃; 段物; 決まり文句; 旋律型; あぜかけ姫; 平家物語; 語り物; オ-ラル・コンポジション

九州地方に伝わる座頭琵琶の語り物伝承は、その口頭的な語りの構成法、古浄瑠璃系とみられるストロフィックな旋律(音域が狭く等時拍的)、および旋律型の接続パターンが法則的であること等、さまざまな点で中世的な語り物伝承の姿を伝えている。しかし近年伝承者は急速に高齢化しており、おそらく現時点は、座頭の語り物を生きた芸能伝承として調査・研究できる最後の機会である。本研究では、演唱実態の調査・分析をとおして座頭の語り物伝承の生成・変容の仕組みについて考察した。九州地方の座頭の語り物伝承のなかでも、段物(長編の語り物)伝承の豊富な肥後の座頭琵琶に焦点をあて、その演唱実態を記録した。また作成した録音・映像資料をもとに、語りの決まり文句(フォーミュラ)、旋律型(メロディタイプ)を析出し、特定の決まり文句や旋律型の現われ方、その法則性の有無、および文句と旋律型との相関関係について考察し、座頭琵琶における語りの生成と変容の仕組みについて考察した。具体的には、(1)「小栗判官」伝承について、山鹿良之氏による全段とおしの演唱録音(七段前後、約五〜六時間)七種類について上記の作業を進め、また(2)「石童丸」伝承については、福岡・熊本・鹿児島三県の四種十数例の演唱例を検討し、福岡県で発見された盲僧琵琶台本「石童丸」との比較をとおして、語りと文字テクストの関係について考察したまた、(3)「あぜかけ姫」伝承について、熊本・鹿児島両県の六名の伝承者による十数例の演唱例をもとに、伝承系統、演唱スタイルの相違がどのようにして発生し、それが、語り手の所属流派、活動地域(伝承地域)、語りの場と演唱機会、活動歴等とどのように関わるかについて考察した。なお、研究成果報告書は、「あぜかけ姫」伝承に関する考察を中心に作成した(『埼玉大学紀要・教養学部』1993年3月に掲載)。

Kyushu place に 伝 わ る humpback り 伝 bear は, pipa の language そ の oral language な り の composition method, the ancient 瑠 at glass is と み ら れ る ス ト ロ フ ィ ッ ク な melody (range が taken r く etc), お よ び melody type の meet 続 パ タ ー ン が law で あ る こ と, さ ま ざ ま で な point in the world of language な り 伝 bearing の pose を 伝 え て い る. し か し 伝 in recent years on the は に rapidly high 齢 し て お り, お そ ら く now point は, humpback り の language content を raw き た can non-success 伝 bearing と し て investigation, research で き る の last chance で あ る. This study で, the actual state of singing <s:1> investigation and analysis をとお <s:1> て て of the sato dialect 伝 formation and transformation of the sato group みに みに て て て examined た. Kyushu place の humpback り の language content 伝 bearing の な か で も, paragraph (ChangBian の り content) 伝 bearing の aboundant な fat after の humpback pipa に focus を あ て, そ の singing state be を record し た. ま た made し た recording, image data を も と に, り の definitely ま り sentences (フ ォ ー ミ ュ ラ), melody type (メ ロ デ ィ タ イ プ) precipitation を し, specific の definitely ま type sentences や り melody の is わ れ party, そ の law sex の, お よ type sentences と び melody と の phase masato masato is に つ い て し, humpback pipa に お け る language り の generated と - let の shi The group みに みに みに て て examines た. Specific に は, (1) "small chestnut judge" 伝 bearing に つ い て, heard good に よ る segment と お し の recording (seven time before and after, about 5 ~ 6) seven kinds に つ い て written の を into め, ま た (2) "Shi Tong pill" 伝 bearing に つ い て は, fukuoka, kumamoto, deer island where three 県 の four dozen patients の singing を beg し 検, fukuoka 県 で 発 see さ れ た blind monk pipa playscript with stage directions "Shi Tong pill" と の is を と お し て, り と text テ ク ス ト の masato is に つ い て investigation し た ま た, (3) "あ ぜ か け 姫" 伝 bearing に つ い て, kumamoto deer island where struck 県 の six の 伝 bearing the に よ る ten patients の singing を も と に, 伝 bearing system, singing ス タ イ ル の conceives が ど の よ う に し て 発 し, そ れ が genre, activities, language り の belongs to regional (伝 bearing area), verbal り の field と singing opportunities, such as activity phase と ど の よ う に masato わ る か に つ い て investigation し た. は な お, research report, "あ ぜ か け 姫" 伝 bearing に masato す る investigation を center に made し た (" the minutes of the saitama university, liberal "March 1993 に first white jasmines load).

项目成果

兵藤 裕己: "座頭(盲僧)琵琶の語り物伝承についての研究" 埼玉大学紀要・教養学部. 28. (1993)

兵藤宏树：“盲僧琵琶讲故事传统的研究”，埼玉大学学报/文学院 28。（1993）

兵藤 裕己: "覚一本平家物語の伝来をめぐって" 平家琵琶の語りと音楽(ひつじ書房・刊). 83-111 (1993)

兵藤弘树：《论一本平家物语的传承》平家琵琶的故事与音乐（羊书房出版社）83-111（1993）。

兵藤 裕己: "デロレン祭文伝承誌" 説話の講座.第六巻(勉誠社・刊). 231-252 (1993)

Hiroki Hyodo：“DeLoren Festival Lore Journal”寓言讲座第 6 卷（Benseisha Publishing）231-252（1993）。

兵藤 裕己: "小栗判官の世界" 別冊太陽(平凡社・刊_<1992-3>. 126-144 (1992)

兵藤宏树：《阪眼小栗的世界》别册太阳（平文社出版_<1992-3>。126-144（1992）

兵藤 裕己: "物語としての〈歴史〉" 叢書・史層を掘る(新曜社刊). II. 1-39 (1992)

Hiroki Hyodo：“历史作为一个故事”系列：深入历史的层面（由 Shinyosha 出版）1-39（1992 年）。