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顕微FT-IRによる化石有機物の研究

利用显微 FT-IR 研究化石有机物

基本信息

批准号：
04453050
负责人：
秋山雅彦
金额：
$ 4.29万
依托单位：
Shinshu University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
财政年份：
1992
资助国家：
日本
起止时间：
1992 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

熟成に関するシミュレーション実験をおこなうため、タイプI、II、IIIのケロジェンを加熱し、タイプIケロジェンのビトリナイト反射率を用いて、熟成度の決めた。その加熱したケロジェンはフーリエ変換赤外分光光度計(拡散反射法)によるスペクトル解析を行ない、2930cm^<-1>(脂肪族CH_2伸縮振動)/1605cm^<-1>(C=C伸縮振動)のピーク比をY軸に、1710cm^<-1>(C=O伸縮振動)/1605cm^<-1>のピーク比をX軸にとり、IRダイアグラムの作成に成功した。このIRダイアグラムは基礎試錐「高田平野」のコア試料に適用可能で、ケロジェンのタイプと熟成度の評価において、Van Krevelenダイアグラムよりも優れている。ついで、熟成のシミュレーション実験を行ったケロジェンから、コリナイト、テリナイト、デグラジナイトなどのビトリナイトグループとスポリナイト、不定形ケロジェンなどの各マセラルを分離し、それぞれのマセラルの特徴とともに、各熟成度の進行にともなうスペクトルの変化を検討した。この測定にあたっては、本年度購入した顕微フーリエ変換赤外分光光度計を用いた。その結果、マセラルごとの特徴的なスペクトルを明かにすることができた。熟成段階の判定については、スポリナイトと不定形ケロジェンがIRダイアグラム上で明確な熟成経路をとり、その判定が粒子の単位で可能であることが示された。しかし、ビトリナイトグループのマセラルでは、分散が大きく、粒子の単位での熟成度の判定は出来ないものの、ビトリナイト反射率1.2%以上の熟成段階で芳香族CH伸縮振動ピーク(3030cm^<-1>)が出現するという事実が見いだされた。このピークはカタジェネシス段階での油生成帯からウェットガス生成帯への変換点の識別に有効である。

The maturity of the film is determined by heating the film and determining the reflectivity of the film The ratio of 2930cm^<-1>(aliphatic CH_2 stretching vibration)/1605cm ^<-1>(C=C stretching vibration) in Y-axis, 1710cm^<-1>(C=O stretching vibration)/1605cm^<-1>in X-axis and IR spectrum analysis were successfully established. This IR profile is based on the test cone "Takata Hirano" test sample applicable to the possibility, the quality of the product, the maturity evaluation, Van Krevelen profile. In the middle of the process, ripeness and maturity are carried out in different ways, such as separation, separation, classification, classification This year's purchase of micro-spectrophotometry The results of the study are as follows: The maturity stage determination is based on the determination of the maturity path and the particle position. The aromatic CH stretching vibration (3030cm^ ) occurs at the maturity stage with a reflectance of 1.2% or <-1>more. The oil generation zone of the oil generation zone is identified as the change point of the oil generation zone.