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近世社寺建築における中井家の設計活動とその造形

中井家族的设计活动及其在近代早期神社寺庙建筑中的表现形式

基本信息

批准号：
05650603
负责人：
谷直樹
金额：
$ 0.83万
依托单位：
Osaka City University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1993
资助国家：
日本
起止时间：
1993 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

本研究は、近世の畿内・近江6カ国における公儀作事による社寺建築をとりあげ、その造形と、設計施工に関与した中井家の組織を明らかにしようとするものである。当該年度における研究状況および新しい知見を以下にまとめておきたい。まず建築造形に関しては、文献研究によって公儀造営の社寺を網羅し、指図の収集および遺構調査を実施し、さらに絵画資料の類から建築に関する情報を収集した。その結果、江戸初期における社寺建築は、巨大な屋根をもっていることが最大の特徴であることが判明した。これは前時代の建物と比較しても指摘することができる。また細部意匠は復古的なものが多いが、これは江戸時代に王朝の古典を復興する気風が京都を中心に起こったこととも無縁ではないと考えられる。社寺の建築造形は、およそ18世紀を境に大きく変貌する。巨大な屋根はいくつかに分節されて、全体に低く押さえられている。また細部の組物も比較的簡素なものが採用されることが判明した。これは寛文期から元禄期にかけて急速に整備された、作事禁令と深くかかわっていると考えられる。こうした公儀造営にかかわった中井家は、配下に常時30人の棟梁衆を抱え、設計を一手に行っていた。その際、幕府の予算削減によって、何度も設計変更を行っている。こうした業務の中で、輪番制を設けるなど、きわめてシステマティックに内部体制を整備していったことが文献から判明する。以上、3点を柱にして、近世社寺建築における中井家の設計活動とその造営に関して、関係資料の収集をおこない、若干の知見を得ることができた。

This study is based on the modern history of the Kinnei and Omi 6 kingdoms, the official work of the public institutions, the construction of the shrines and temples, and the The modeling, design and construction work of the company is carried out by the organization of the Nakai family. When the research status of that year is new, the following knowledge will be revealed. Architectural modeling, document research, Gongyi building, shrine and temple, net collection, and collectionおよびRelics Investigation を実事し、さらに絵 Painting Materials のClassification Architectural に关するInformation をCollection した. The results of the construction, the construction of shrines and temples in the early Edo period, and the huge house root construction are the largest special features.これは Before the era of building and comparison しても pointed out することができる.またDetailed craftsmanship, retro なものが多いが, これはEdo era, dynasty, and classic をrestored Xingする気风がKyotoをcenterに出こったこととも无縁ではないと考えられる. The architectural shape of the shrine and temple is the same as that of the 18th century. The huge roof root is divided into sections and the whole body is low and low.またDetails of the compositionもComparison of the simple and simple elements using the されることが见明した.これは寛文期から元鲁级にかけてhurriedly された, work prohibition と深くかかわっていると考えられる. It is built by the Nakai family and is supported by a team of 30 people, and the design is done by one hand. The その记, the shogunate's precalculation reduction, and the design change を行っている.こうしたBusinessの中で, turn-based system けるなど, きわめてシステマThe internal structure of the ティックにをしていったことがdocumentation is clearly understood. Above, 3-point pillar design, modern shrine and temple architecture design activities of the Nakai family, and design activities営に关して, relationship information collection をおこない, and some knowledge をget ることができた.