肝腫瘍に対するレーザー温熱療法:単独療法および既存療法との併用効果に関する研究

激光热疗治疗肝脏肿瘤：单药治疗及与现有治疗联合治疗的效果研究

• 批准号: 05671040
• 负责人: 黒川 良望
• 金额: $ 1.28万
• 依托单位: Tohoku University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1993
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1993 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-05671040/
• 关键词: 温熱療法; レーザーサーミア; Nd-YAGレーザー; ミトコンドリア; エタノール注入療法; 肝細胞癌

本年度はレーザー温熱療法におけるレーザー光そのものの細胞抑制効果に関する検討、並びに無水エタノール局注療法との併用効果について検討を行った。近年、レーザー温熱療法後、早期にミトコンドリアの形態的変化が生じるとの報告が見られるが、担当研究者らはレーザー光照射によるミトコンドリアの変化を生化学的に証明する目的で、ラット肝由来のミトコンドリアに対しNd-YAGレーザー、及びアルゴンイオンレーザーを照射しその後のミトコンドリア呼吸調節率の変化を求めた。その結果、ある程度強いレーザー光ではミトコンドリア呼吸活性が抑制された。このことよりレーザー温熱療法時のプローブ近傍では温熱効果のほかに、レーザー光独自の効果が付加されることが強く示唆された。無水エタノールが組織脱水固定効果のほかに微小血栓形成、血管に対する直接的な傷害などによる局所の組織血流減少効果を併せ持つことに着目し、エタノール局注後にレーザー温熱療法を施行する新しい方法を考案し、その効果を検討した。ラットの実験腫瘍を用いた検討ではレーザー温熱療法単独あるいは無水エタノール局注単独に比較し有意な腫瘍成長の抑制が得られた。

This year, we will discuss the cytostatic effects of hyperthermia and the effects of anhydrous hyperthermia. In recent years, the report of the early stage of the change in the morphology of the disease after hyperthermia has been published. The purpose of the study is to demonstrate the change in the morphology of the disease after the irradiation of light. The purpose of the study is to determine the change in the respiratory regulation rate after the irradiation of light. As a result, the respiratory activity was inhibited by light. In the case of hyperthermia, the temperature of the skin is increased, and the temperature of the skin is increased. The results of tissue dehydration and fixation without water are discussed in terms of microthrombus formation, direct vascular injury, local tissue blood flow reduction, and new methods of thermotherapy. In addition, the growth of tumor cells was inhibited by thermotherapy.

项目成果

安藤健二郎: "Nd-YAGレーザーのミトコンドリア呼吸活性に対する影響(レーザーサーミアの作用機序に関する考察)" 第14回日本レーザー医学会大会論文集. (印刷中). (1994)

Kenjiro Ando：“Nd-YAG 激光对线粒体呼吸活动的影响（激光热疗作用机制的讨论）”第 14 届日本激光医学学会大会论文集（1994 年）。