褐色脂肪細部におけるカルシウムの動態と機能の解析
褐色脂肪細部におけるカルシウムの動態と機能の解析
批准号:
07670080
负责人:
永井 正則
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
1)褐色脂肪細胞の細胞内カルシウム濃度と熱産生に及ぼすプロスタグランディンE_2(PGE_2)の効果:白色脂肪組織では、交感神経刺激により組織中にPGE_2が蓄積され、このPGE_2が脂肪分解を抑制することが報告されている。それに対して、褐色脂肪細胞ではPGE_2が熱産生を賦活するのと同時に細胞内カルシウム濃度を上昇させることを今回見出した(論文印刷中、Prosta glandins:1996)。褐色脂肪細胞では、刺激によるcAMPの増加が脂肪分解を促進し、その結果熱産生が上昇することが知られている。したがって、褐色脂肪細胞では白色脂肪と異なり、PGE_2は脂肪分解を促進すると考えられる。PGE_2による細胞内カルシウム濃度の上昇は、細胞外液からカルシウムを除去しても起こることから、PGE_2は細胞内の貯蔵部位からカルシウムを放出すると予想される。一方、ノルアドレナリン(NA)に対する熱産生反応は、PGE_2の合成阻害剤インドメタシンの前処理によって影響されなかったので、ノルアドレナリンとPGE_2はそれぞれ独立の経路により褐色脂肪細胞の機能を調節していることがわかった。現在、褐色脂肪細胞におけるPGE_2受容体の同定を急いでいる。2)褐色脂肪細胞の細胞内カルシウム濃度と熱産生に及ぼすアデノシンの効果:交感神経刺激により、脂肪組織中にアデノシンが蓄積されることが既に報告されている。今回は、アデノシンがNAによる褐色脂肪組織の熱産生反応を強力に抑制すること、同時に褐色脂肪細胞の細胞内カルシウム濃度を上昇させることを見出した(論文準備中)。アデノシンによる細胞内カルシウム濃度の上昇は、NAやPGE_2の場合と比べ持続時間の短いことが特徴であった。3)褐色脂肪細胞の細胞内ATPとcAMPの生物発光法による測定:ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応を利用して、褐色脂肪細胞内のATPとcAMP量の測定を試みた。測定チェンバー内で細胞膜を破砕する方法をいくつか検討した結果、褐色脂肪組織片をグリセロールで前処理する方法が簡便かつ充分であることがわかった。現在、測定を行っている。
英文摘要
1)褐色脂肪細胞の細胞内カルシウム濃度と熱産生に及ぼすプロスタグランディンE_2(PGE_2)の効果:白色脂肪組織では、交感神経刺激により組織中にPGE_2が蓄積され、このPGE_2が脂肪分解を抑制することが報告されている。それに対して、褐色脂肪細胞ではPGE_2が熱産生を賦活するのと同時に細胞内カルシウム濃度を上昇させることを今回見出した(論文印刷中、Prosta glandins:1996)。褐色脂肪細胞では、刺激によるcAMPの増加が脂肪分解を促進し、その結果熱産生が上昇することが知られている。したがって、褐色脂肪細胞では白色脂肪と異なり、PGE_2は脂肪分解を促進すると考えられる。PGE_2による細胞内カルシウム濃度の上昇は、細胞外液からカルシウムを除去しても起こることから、PGE_2は細胞内の貯蔵部位からカルシウムを放出すると予想される。一方、ノルアドレナリン(NA)に対する熱産生反応は、PGE_2の合成阻害剤インドメタシンの前処理によって影響されなかったので、ノルアドレナリンとPGE_2はそれぞれ独立の経路により褐色脂肪細胞の機能を調節していることがわかった。現在、褐色脂肪細胞におけるPGE_2受容体の同定を急いでいる。2)褐色脂肪細胞の細胞内カルシウム濃度と熱産生に及ぼすアデノシンの効果:交感神経刺激により、脂肪組織中にアデノシンが蓄積されることが既に報告されている。今回は、アデノシンがNAによる褐色脂肪組織の熱産生反応を強力に抑制すること、同時に褐色脂肪細胞の細胞内カルシウム濃度を上昇させることを見出した(論文準備中)。アデノシンによる細胞内カルシウム濃度の上昇は、NAやPGE_2の場合と比べ持続時間の短いことが特徴であった。3)褐色脂肪細胞の細胞内ATPとcAMPの生物発光法による測定:ルシフェリン-ルシフェラーゼ反応を利用して、褐色脂肪細胞内のATPとcAMP量の測定を試みた。測定チェンバー内で細胞膜を破砕する方法をいくつか検討した結果、褐色脂肪組織片をグリセロールで前処理する方法が簡便かつ充分であることがわかった。現在、測定を行っている。
期刊论文(6)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Nagai, M.: "Body Temperature and Metabolism" IPEC Inc., Tokyo, eds. by T. Nagasaka and A. S. Milton, 234 (1995)
Nagai, M.:“体温和代谢”IPEC Inc.,东京,编辑。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Nagai, M.: "Prostaglandin E2 increases the calcium concentration in rat brown adipocytes and their consumption of oxygen." Prostaglandins. 50(in press). (1996)
Nagai, M.:“前列腺素 E2 增加大鼠棕色脂肪细胞中的钙浓度及其氧气消耗。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
永井正則: "体温調節のしくみ" 文光堂,東京,入来正躬編, 307 (1995)
永井正德:“体温调节机制”,东京文库堂,入木正德编辑,307(1995)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
高カルシウム食による血圧降下作用の発現機構
-
批准号:05670067
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1993
-
负责人:永井 正則
-
依托单位:
低温による平滑筋収縮反応増強のメカニズムの解析
-
批准号:63570078
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.34万
-
财政年份:1988
-
负责人:永井 正則
-
依托单位:
脊髄および交感神経幹の摘出標本を用いた交感神経節前ニューロンの温度特助の解析
-
批准号:62770115
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.51万
-
财政年份:1987
-
负责人:永井 正則
-
依托单位:
下行性セロトニン系による求心性温度情報の修飾
-
批准号:60770142
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.58万
-
财政年份:1985
-
负责人:永井 正則
-
依托单位:
除脳および脊髄動物における体温調節反応
-
批准号:58570075
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$0.9万
-
财政年份:1983
-
负责人:永井 正則
-
依托单位:
脊髄内セロトニン系の体温調節反応に占める機能的意義
-
批准号:57570061
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.28万
-
财政年份:1982
-
负责人:永井 正則
-
依托单位:
魚類における選択的中枢温度刺激の末梢循環に及ぼす影響
-
批准号:X00210----277064
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.21万
-
财政年份:1977
-
负责人:永井 正則
-
依托单位:
海外基金