文体変化に基づく精神的疾患・痴呆症の予知に関する基礎研究-自殺作家における精神的疾患の進行と文体変化の統計的研究-

基于写作风格变化预测精神疾病和痴呆症的基础研究 - 有自杀倾向的作家精神疾病进展和写作风格变化的统计研究 -

• 批准号: 14658084
• 负责人: 村上 征勝
• 金额: $ 1.98万
• 依托单位: Doshisha University (2004)The Institute of Statistical Mathematics (2002-2003)
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Exploratory Research
• 财政年份: 2002
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 2002 至 2004
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-14658084/
• 关键词: 文章の経年変化; 計量分析; 川端康成; 文体の変化; 精神的疾患; 痴呆症; 統計分析

本研究の目的は、精神的活動の変化を文体の変化として数量的に把握し、それによって精神的疾患や痴呆症の早期発見など、精神医学に役立てることが目的である。そのため、精神的疾患が原因で自殺したと考えられる作家、川端康成(S46.4.16,ガス自殺)、芥川龍之介(S2,7.24,睡眠薬服用)、三島由紀夫(S45.6.4,割腹)の3人の文章のデータベース化を試みた。特に、データベース化がある程度進んでいた川端康成に関し、彼の執筆活動の全時期にわたる文章の経年変化を調べることが必要と考え、「ちよ」(1919)、「篝火」(1924)、「浅草紅団」(1929),「名人」(1942),「古都」(1959)「隅田川」(1965)の6作品を新たに入力し、計量分析に必要となる単語認定、品詞認定等の作業を行った。この作業は16年度末までに終了できる見通しが立たなかったため、・読点の直前の文字の出現率・平均文長・会話文平均文長・全文に対する会話文の比率・ひらがな、カタカナの出現率の情報を用い、昨年までに入力済みの「伊豆の踊り子」(1926)などの7作品とあわせ、計13作品で分析を試みた。その結果、読点の直前の文字の出現率には、比較的早い時期の「篝火」,「浅草紅団」,「伊豆の踊り子」の3作品と、その後の作品にある程度違いが見られたものの、文章の変化を確認するには品詞情報などのほかの情報の分析が必要であることが判明した。そのため、本研究の研究期間内には行えなかったが、川端康成の13作品の品詞認定等の作業が終了次第、再分析を試みる。また、芥川龍之介、三島由紀夫の作品についてもデータベース化の作業を続け、川端康成と同様に計量分析する予定。

The purpose of this study is to grasp the changes in mental activity, style and quantity, to understand the early development of mental disorders, and to establish mental health services. The author, Yasunari Kawabata (S46.4.16, Suicide), Ryunosuke Akutagawa (S2, 7.24, Sleep medication), and Yukio Mishima (S45.6.4, Abdomen dissection) were among three people whose articles were published by the author, mental illness, cause, suicide, and examination. 6 works by Yasunari Kawabata (1965),"The Fire"(1924),"Asakusa Red"(1929),"Celebrity"(1942),"Ancient Capital"(1959),"Sumida River"(1965) The measurement analysis is necessary for the identification of language and product terms. This work was completed at the end of the 16th year. The average text length, the average text length of the conversation, the ratio of the full text to the conversation, the information on the occurrence rate of the conversation, and the last year's entry into the "Izu no Shiko"(1926) were analyzed. The result, the appearance rate of the previous words, the comparison of the early period of "bonfire","Asakusa red","Izu no ko" and the later works, the degree of violation, the confirmation of the word information, the analysis of the information, the judgment. During the period of this study, the work of identifying the 13 works of Yasunari Kawabata was completed and reanalyzed. Kawabata Yasunari, Mishima Yukio, Akutagawa Ryunosuke, Mishima Yukio, and Kawabata Yasunari were selected for quantitative analysis.

项目成果

村上 征勝: "心の切り口を探る"よろん(日本世論調査協会報). 第91号. 1 (2003)

村上正胜：《探寻内心》与论（日本舆论研究会通讯）第91. 1期（2003年）。

村上 征勝: "文章を計る-新たな文献研究法-"人工知能学会誌. Vol.17 No.3. 331-334 (2002)

村上正胜：“测量句子——一种新的文献研究方法”，人工智能学会杂志，第 17 卷，第 331-334 期（2002 年）。

村上 征勝: "文化を計る(1)-文章の統計分析1-"市場調査. No,256. 10-14 (2003)

村上正胜：《测量文化（1）-句子统计分析1-》市场研究第256期10-14（2003年）。

村上 征勝: "文化を計る(2)-文章の統計分析2-"市場調査. No,257. 24-27 (2003)

村上正胜：《测量文化（2）-句子统计分析2-》市场研究第257期。24-27（2003）。

村上征勝: "文化を計る-文化計量学序説-"朝倉書店. 140 (2002)

村上正胜：《测量文化——文化计量学导论》朝仓书店140（2002）。