神経細胞骨格蛋白並びに神経伝達物質受容体に関する法病学的研究
神経細胞骨格蛋白並びに神経伝達物質受容体に関する法病学的研究
批准号:
04670357
负责人:
中園 一郎
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1992
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1992 至 1993
中文摘要
受傷後短時間生存例33例、長期間生存例4例、及び喘息等の低酸素発作の既往歴を持つ4例合計41例の剖検脳について一般神経病理学的染色を行い、アストロサイトの骨格蛋白であるビメンチン、神経細胞骨格蛋白のMAP-2、神経伝達物質のa-FGF、b-FGF、熱ショック蛋白のhsp70及びユビキチンの局在について免疫組織化学的に検討した。短時間生存例の中で死亡直前に飲酒及びトルエンを吸引した例の神経細胞に熱ショック蛋白の発現が見られた。MAP-2は染色性の低下があり、特にトルエン吸引例では著明であった。長期間生存した症例では低酸素・虚血の数時間後に神経細胞にa-,b-FGFおよび熱ショック蛋白の発現がみられ、凝固、壊死した神経細胞周囲に増殖するアストロサイトにはビメンチンとa-FGF及びb-FGFが発現した。このうち1例(18日生存)では海馬の神経細胞に形態的変化がないにもかかわらず、CA2-CA4ではMAP-2が神経細胞の細胞質に顆粒状に存在し、CA1では免疫活性を認めなかった。また、喘息等の既往歴のある例でも短時間の生存であるにもかかわらず、18日生存例と同様のMAP-2の局剤が認められた。以上のことから、神経細胞におけるa-FGF、b-FGF及び熱ショック蛋白の発現は数時間以上の低酸素及び虚血などのストレスにより誘導され、MAP-2は神経細胞傷害により免疫活性の低下を示した。このMAP-2の染色性の低下は低酸素発作やトルエン吸引のある例で著明であった。さらにアストロサイトのビメンチン、a-FGF、b-FGFの発現は神経細胞の壊死の程度に依存していた。従って、神経細胞に関する免疫組織化学的検討は脳障害後の病態と障害以前における既往歴の診断に有用である。
英文摘要
受傷後短時間生存例33例、長期間生存例4例、及び喘息等の低酸素発作の既往歴を持つ4例合計41例の剖検脳について一般神経病理学的染色を行い、アストロサイトの骨格蛋白であるビメンチン、神経細胞骨格蛋白のMAP-2、神経伝達物質のa-FGF、b-FGF、熱ショック蛋白のhsp70及びユビキチンの局在について免疫組織化学的に検討した。短時間生存例の中で死亡直前に飲酒及びトルエンを吸引した例の神経細胞に熱ショック蛋白の発現が見られた。MAP-2は染色性の低下があり、特にトルエン吸引例では著明であった。長期間生存した症例では低酸素・虚血の数時間後に神経細胞にa-,b-FGFおよび熱ショック蛋白の発現がみられ、凝固、壊死した神経細胞周囲に増殖するアストロサイトにはビメンチンとa-FGF及びb-FGFが発現した。このうち1例(18日生存)では海馬の神経細胞に形態的変化がないにもかかわらず、CA2-CA4ではMAP-2が神経細胞の細胞質に顆粒状に存在し、CA1では免疫活性を認めなかった。また、喘息等の既往歴のある例でも短時間の生存であるにもかかわらず、18日生存例と同様のMAP-2の局剤が認められた。以上のことから、神経細胞におけるa-FGF、b-FGF及び熱ショック蛋白の発現は数時間以上の低酸素及び虚血などのストレスにより誘導され、MAP-2は神経細胞傷害により免疫活性の低下を示した。このMAP-2の染色性の低下は低酸素発作やトルエン吸引のある例で著明であった。さらにアストロサイトのビメンチン、a-FGF、b-FGFの発現は神経細胞の壊死の程度に依存していた。従って、神経細胞に関する免疫組織化学的検討は脳障害後の病態と障害以前における既往歴の診断に有用である。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
O.Kitamura: "Immunohistochemical Investigation of Hypoxic/Ischemic Brain Damage of Forensic Autopsy Cases" International Journal of Legal Medicine. (in press).
O.Kitamura:“法医尸检病例缺氧/缺血性脑损伤的免疫组织化学调查”国际法律医学杂志。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
分子生物学的及び生理学的手法を用いた抗精神病薬の心臓刺激伝導系に対する影響
-
批准号:21659176
-
项目类别:Grant-in-Aid for Challenging Exploratory Research
-
资助金额:$1.98万
-
财政年份:2009
-
负责人:中園 一郎
-
依托单位:
パラフィン抱埋切片からのタンパク質の抽出・定量的解析と法医実務への応用
-
批准号:19659172
-
项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
-
资助金额:$2.11万
-
财政年份:2007
-
负责人:中園 一郎
-
依托单位:
低酸素時に応答する新しい遺伝子の検索―窒息の確定診断をめざして―
-
批准号:14657113
-
项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
-
资助金额:$2.11万
-
财政年份:2002
-
负责人:中園 一郎
-
依托单位:
法医剖検脳における神経細胞骨格蛋白および局在酵素の免疫組織化学的研究
-
批准号:03807036
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$0.0万
-
财政年份:1991
-
负责人:中園 一郎
-
依托单位:
土壌真菌の法医学的研究(血液および毛髪におよぼす影響について)
-
批准号:62570268
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$0.9万
-
财政年份:1987
-
负责人:中園 一郎
-
依托单位:
急死体血液流動性の成因に関する研究
-
批准号:56770331
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.54万
-
财政年份:1981
-
负责人:中園 一郎
-
依托单位:
血痕検査法としてのフィブリン平板法の検討および流動屍血の成因
-
批准号:X00210----577286
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.54万
-
财政年份:1980
-
负责人:中園 一郎
-
依托单位:
ヒト精子ディアホラーゼの多型について
-
批准号:X00210----377236
-
项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
-
资助金额:$0.24万
-
财政年份:1978
-
负责人:中園 一郎
-
依托单位:
海外基金