中国初期禅宗文献の計量的研究-パソコン利用による実践思想の系譜研究

中国早期禅宗文献的定量研究——利用计算机进行实践思想的谱系研究

基本信息

批准号：
06610025
负责人：
沖本克己
金额：
$ 1.02万
依托单位：
Hanazono University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份：
1994
资助国家：
日本
起止时间：
1994 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

中国初期禅宗の形成は、インド伝来の禅思想が単に中国仏教徒によって受容されたのではなく、先行する中国仏教思想の成熟をうけて、それを深化発展させたものである。その、禅宗形成の大きな動機のひとつとなったのが天台宗の思想と実践の体系である。本研究では、従来着目されることのなかった南岳慧思を、そうした視点からとらえ返し、その現存する著作を、偽接とされるものも全て含めて電子テキスト化し、そのコーパスを数量的に解折し、著者問題・思想特性などの研究を行なった。また、これまでに蓄えた禅宗のテキストデータを利用し、禅宗との比較研究を行なった。今回構築したコーパスは、南岳慧思の『安楽行儀』『大乗止観法門』『諸法無諍三味法門』『立請願文』『授菩薩戒儀』,慧思の弟子・天台智〓の『禅門口決』,『観心論』である。禅宗系のものとしては、新たに『歴代法宝記』『伝決宝紀』『修心要論』等の初期文献、新たに敦煌文献(北京蔵)の中から発見された、『禅策問答』『残禅宗文献』などである。また、実践思想の根幹となる『四分律』文献の入力も新たに開始した。(未完)これらのコーパスの解折に必要なソフトウェアを購入し、あるいは専門家の協力を得て開発し、分折を行なった。得られた知見は99方面にわたるが、主たる部分をあげれば、南岳慧思の著作は『大乗起信論』との顕著な類似を示し、また偽作と見られていたものは、数値解折の結果、従来の所説の妥当性が推測された。これによって、電算処理の正当性が保証されることとなった。今後、方法を洗練させることによってより秀れた分折能力をもたせ得るであろう。また、同一人の著述でも、常に一定の傾向にあると限らないのも当然のことである。なお、禅宗文献との比較も試みたが、禅宗文献それ自体がばらつきが大きく、個人の単独著作が少ないという事情もあり、有効な分折結果は得られなかった。語録という得な文献のマクロとミクロの視点から、更に分方法を開発していくことが必要である。以上が、ひとまずの結論と、今後の課題である。

中国早期禅宗佛教的形成不仅仅是印度引入禅宗思想，而是中国佛教思想的进步是由于以前的中国佛教思想的成熟而带来的。禅宗佛教的形成的主要动机之一是Tendai教派的思想和实践体系。在这项研究中，我们将Nan Yue Huisi从以前从以前从这个角度开始关注的Nan Yue Huisi，并将他的现有作品转化为电子文本，包括所有被认为是错误的，定量解释语料库的人，并研究了作者的问题和意识形态特征。此外，我们使用到目前为止积累的禅宗佛教的文本数据，我们与禅宗进行了比较研究。 The corpus constructed this time are Nan Yue Huisi's "East Behavior," "The Mahayana Conquest of the Conquest of the Faith," "The Sanmi Priests of the Laws," "The Petition," and "The Bodhisattva Preaching," and "The Zen Gateway" by Huisi's disciple, Tendai Zhi, and "The Consciousness."在禅宗佛教中，新的早期文献，例如“过去的传说”，“原理传说的传说”，“批判研究理论”，以及在邓霍恩文学（Beijing文学的帐户）中发现的新“ Zen Strategy”和“ Zen Strategy”和“ Zen Strategut”。我们还开始输入新的四分之一细分文档，这是实际想法的基础。（不完整）拆除这些语料库所需的软件是在专家的合作中购买或开发的。这些发现是在99个领域获得的，但是为了列出要点，Nan Yue Huisi的作品与“大海亚救济理论”的相似性显着，并且由于数值解释的结果，人们推测了传统理论的有效性。这样可以确保计算机处理的有效性。将来，方法的完善可能会导致更好的部门能力。也很自然的是，即使同一个人写作，也无法保证总是有一定的趋势。尽管我们还试图将其与ZEN教派文献进行比较，但由于Zen Sect文献本身的差异很大，并且仅缺乏个人书写，因此我们无法获得有效的分裂结果。有必要进一步开发一种将主题从宏观和有用的商品文献的微观角度划分的方法。这些是第一个结论和未来的挑战。