スペイン・フランス神秘思想の研究

西班牙和法国神秘思想研究

• 批准号: 06610032
• 负责人: 鶴岡 賀雄
• 金额: $ 0.51万
• 依托单位: Kogakuin University
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
• 财政年份: 1994
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1994 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/en/grant/KAKENHI-PROJECT-06610032/
• 关键词: 神秘主義; スペイン神秘主義; キリスト教神秘主義; 十字架のヨハネ; ミシェル・ド・セルト-; 神秘的合一

1.研究費申請の主たる目的であった必要な文献資料、とくに十字架のヨハネ(Juan de ia Cruz)を中心とするキリスト教神秘主義関連の原典および研究書類の入手に関しては、十全とは言えないがほぼ所期の目的が達せられた。ただし、購入に予定以上の費用がかかり、交付された研究費は全額が図書購入費に充てられた。2.それら文献を咀嚼しつつ並行して進められている神秘家テクストの読解・分析は、とくに筆者の中心的研究課題である十字架のヨハネに関して、これもほぼ予定範囲の進捗を見た。すなわち、一般にキリスト教神秘主義の頂点をなすとされる「神秘的合一(unio mystica)」なる事態を、彼がいかに語っているかに関する研究を、彼の最後の主著『愛の生ける炎(Llama de Amor Viva)』を題材に綿密に検討し、これを語る際に重要な役割を果たしている「中心(centro)」、「接触(toque)」、「かげ(obumbracion)」、「目覚め(recuerdo)」という四つのイメージをテクストから抽出し、それぞれの含みもつ「イメージの論理」を解明する論文を作成した。うち公刊できた論文は「中心」を主題とする一編のみだが、他に二編がほぼ成稿を見、一編が作成中である。これらと、既発表の成果を再編して、近年中に一冊の研究書として刊行を期している。3.また西洋神秘主義全般に関する研究としては、筆者の研究の重要な方法論的背景をなす現代フランスの代表的神秘主義研究者ミシェル・ド・セルト-(Michel de Certeau)の業績について、その全体像および学問的・思想的意義を明確にする研究を行った。その一端は学会発表し、部分的に短論文として発表した。他に、近世西欧の神秘主義言語の重要な構成要素をなす「女性的」および「性的」言語の性格に関する系譜学的研究も行い、これといわゆる宗教心理学の成立原理との関連を探るかたちで、その成果の一部を発表した。

1. The main purpose of the research fee application is to obtain the necessary literature data, cross and cross (Juan de la Cruz), and to establish a center for teaching mysticism and related sources and research books. The above expenses are fixed for purchase, delivery and full cost of research and book purchase. 2. The author's central research topic is to study the relationship between the birth of the cross and the progress of the predetermined model. "Mystery" is the pinnacle of mysticism.(unio mystica)"(Llama de Amor Viva)(obumbracion)"," recuerdo "," four kinds of information "," the logic of information ", the logic of information" The first part of the thesis is "the center", the second part is "the manuscript", and the third part is "the middle part". In recent years, a volume of research book has been published. 3. The research on Western mysticism in general and the important methodological background of the author's research. The research on modern mysticism represented by Michel de Certeau's achievements and the significance of all the images and thoughts. One end of the book is open, and the other part is open. The important elements of occult speech in modern Western Europe, such as "female" and "sexual" speech, are studied in genealogy, and the relationship between the founding principles of religious psychology is explored.

项目成果

鶴岡賀雄: "神秘主義・女性・性-「宗教の心理学」の一つの問題" 季刊AZ. 33. (1994)88-93

鹤冈和夫：“神秘主义、女性和性——宗教心理学中的一个问题”季刊 AZ 33。（1994）88-93

鶴岡賀雄: "ミシェル・ド・セルト-の「神秘主義」理解" 宗教研究. 303. (1995)

Kazuo Tsuruoka：“理解米歇尔·德·塞特的‘神秘主义’”《宗教研究》303。（1995）

鶴岡賀雄: "魂の中心/神の中心-十字架のヨハネ『愛の生ける炎』における「神秘的合一」のイメージ(2)" 工学院大学共通過程研究論叢. 32. 37-51 (1994)

鹤冈和夫：《灵魂的中心/上帝的中心——十字架约翰的《爱的生命火焰》中的“神秘联盟”形象（2）》工学院大学共同过程研究系列32. 37-51（1994））

鶴岡賀雄: "ミシェル・ド・セルト-の神秘主義理解" 創文. 364. (1995)

鹤冈和夫：“米歇尔·德·塞特对神秘主义的理解”Sobun 364。（1995）

鶴岡賀雄: "神秘主義・女性・性-「宗教の心理学」の一つの問題" 季刊AZ. 33. (1994)

Kazuo Tsuruoka：“神秘主义、女性和性——宗教心理学中的一个问题”季刊 33。（1994）