筋層浸潤膀胱癌に対する磁性ナノ粒子を用いた膀胱温存療法の確立
筋層浸潤膀胱癌に対する磁性ナノ粒子を用いた膀胱温存療法の確立
批准号:
22K20830
负责人:
権田 将一
金额:
$1.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-08-31 至 2024-03-31
中文摘要
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英文摘要
本研究の目的は「筋層浸潤性膀胱癌に対して膀胱温存を可能にする新たな治療の開発」である。筋層浸潤性膀胱癌(MIBC)に対する標準治療は膀胱全摘術であり、尿路変向によって著しく生活の質を低下させてしまう。そのため、これまで膀胱温存を目的とした様々な治療法が試みられてきた。しかしいずれも標準治療とはいえず、新たな膀胱温存療法の確立が社会的に急務であると考えられている。私たちはこれまでに、磁性ナノ粒子と交流磁場を用いた固形癌に対する癌温熱療法の有用性を報告してきた。ところがこれまでの癌温熱療法では、磁性ナノ粒子が癌細胞に特異的に結合しないという弱点があった。そこで、特異的に癌細胞に結合する抗体を含む薬剤を磁性ナノ粒子に付加させることで、標的脂向性を持たせることができると考えた。それにより癌細胞への磁性ナノ粒子の結合率が上昇し、癌温熱療法の治療効果の増強につながると期待した。加えて薬剤自体による効果が組み合わさることで、さらなる治療効果が得られると考えた。使用する抗体薬物複合体はエンホルツマブベドチンに決定した。これはヒト膀胱癌で過剰に発現しているネクチン4という細胞接着分子に対して特異的に結合する抗ネクチン4モノクローナル抗体である。そしてその一部に微小管を破壊し細胞死を引き起こす薬剤が結合しており、現時点で筋層浸潤性膀胱癌に対して唯一臨床で使用されているものである。磁性ナノ粒子には、他のADCと結合させたという報告のある超常磁性酸化鉄ナノ粒子を利用することとした。現在筋層浸潤性膀胱癌モデルマウスの作成を行っている。先日モデルマウスの臓器の切り出しを終え、ホルマリンで固定しているところである。また酸化鉄ナノ粒子に対する抗体薬物複合体の付加については、エンホルツマブベドチンの購入は済んでおり、研究指導者とともに作成方法を検討中である。
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