口腔乾燥を有する経管栄養者の口腔内細菌叢の経時的変化
口腔乾燥を有する経管栄養者の口腔内細菌叢の経時的変化
批准号:
22K21015
负责人:
朝比奈 滉直
金额:
$1.83万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2022-08-31 至 2024-03-31
中文摘要
高齢者において、口腔乾燥は肺炎や発熱と関連し、16s rRNAメタゲノム解析を用いた口腔細菌叢の解析により口腔乾燥者では誤嚥性肺炎のリスクファクターであるStreptococcus spp.が多く検出されることが報告されている。また、経管栄養者のうち非経口摂取者の場合、口腔内は口腔乾燥し易く、そのオッズ比は11.2倍であるとされる。さらに重度の口腔乾燥状態を呈すると、口腔内に剥離上皮膜を形成し易いことが明らかとされている。剥離上皮膜は発熱と関連しているため、経管栄養の非経口摂取者への口腔ケアは粘膜清拭に加え、保湿により剥離上皮膜の形成を抑制することがより重要であると考えられる。剥離上皮膜は口腔乾燥の悪化に伴い経時的に肥厚するが、同時に口腔内細菌叢も変化していくことが予想される。剥離上皮膜形成者は非形成者より肺炎関連菌が有意に多いことが報告されており、口腔乾燥や剥離上皮膜形成などの経時的な口腔内環境の変化は細菌叢を変化させ、発熱と肺炎と関連する可能性がある。ところが、非経口摂取者の口腔内細菌叢の経時的変化は不明であり、各経過時間毎に形成される剥離上皮膜と細菌叢との関係も不明である。本研究では、1)非経口摂取者の口腔乾燥、剥離上皮膜の形成に伴い、口腔内細菌叢は経時的に変化するのか、2)細菌学的側面から肺炎関連菌の増加を防ぐ口腔ケアの時間的間隔はどの程度か、を明らかにするために調査を行った。本調査では、経管栄養の非経口摂取者の口腔内細菌を経時的に採取し、同時に時間経過毎に口腔乾燥度を計測し、口腔内に剥離上皮膜が認められた場合、採取を行った。結果として、口腔乾燥度は経時的に重症化傾向を示す結果が得られ、剥離上皮膜も過去の報告同様、肥厚・重症化する様子が認められた。細菌叢との関連については、現在細菌叢解析依頼中のため、データが得られ次第、関連性を検討する予定である。
英文摘要
高齢者において、口腔乾燥は肺炎や発熱と関連し、16s rRNAメタゲノム解析を用いた口腔細菌叢の解析により口腔乾燥者では誤嚥性肺炎のリスクファクターであるStreptococcus spp.が多く検出されることが報告されている。また、経管栄養者のうち非経口摂取者の場合、口腔内は口腔乾燥し易く、そのオッズ比は11.2倍であるとされる。さらに重度の口腔乾燥状態を呈すると、口腔内に剥離上皮膜を形成し易いことが明らかとされている。剥離上皮膜は発熱と関連しているため、経管栄養の非経口摂取者への口腔ケアは粘膜清拭に加え、保湿により剥離上皮膜の形成を抑制することがより重要であると考えられる。剥離上皮膜は口腔乾燥の悪化に伴い経時的に肥厚するが、同時に口腔内細菌叢も変化していくことが予想される。剥離上皮膜形成者は非形成者より肺炎関連菌が有意に多いことが報告されており、口腔乾燥や剥離上皮膜形成などの経時的な口腔内環境の変化は細菌叢を変化させ、発熱と肺炎と関連する可能性がある。ところが、非経口摂取者の口腔内細菌叢の経時的変化は不明であり、各経過時間毎に形成される剥離上皮膜と細菌叢との関係も不明である。本研究では、1)非経口摂取者の口腔乾燥、剥離上皮膜の形成に伴い、口腔内細菌叢は経時的に変化するのか、2)細菌学的側面から肺炎関連菌の増加を防ぐ口腔ケアの時間的間隔はどの程度か、を明らかにするために調査を行った。本調査では、経管栄養の非経口摂取者の口腔内細菌を経時的に採取し、同時に時間経過毎に口腔乾燥度を計測し、口腔内に剥離上皮膜が認められた場合、採取を行った。結果として、口腔乾燥度は経時的に重症化傾向を示す結果が得られ、剥離上皮膜も過去の報告同様、肥厚・重症化する様子が認められた。細菌叢との関連については、現在細菌叢解析依頼中のため、データが得られ次第、関連性を検討する予定である。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
要介護経管栄養高齢者の経時的な口腔細菌叢変移の解明と適切な口腔ケア間隔の確立
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批准号:24K19948
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项目类别:Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2024
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负责人:朝比奈 滉直
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依托单位: