傍腫瘍性小脳変性症の動物モデルの開発
傍腫瘍性小脳変性症の動物モデルの開発
批准号:
15590914
负责人:
酒井 宏一郎
金额:
$2.24万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2003
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2003 至 2005
中文摘要
傍腫瘍性小脳変性症関連抗原遺伝子pcd-17を導入したトランスジェニックマウスにおいては野生型に比べて明らかな臨床的及び病理的なphnotypeの違いは見出せなかった。これらのトランスジェニックマウスの臓器の解析では野生型マウスでは発現していない脾細胞に導入された遺伝子による抗原の発現を確認し得た。2年間の長期にわたり観察したが、悪性腫瘍の高率な発生を確認することはできなかった。pcd-17蛋白はMORFファミリー蛋白MRG15と有意に結合し得ることを証明した。pcd-17とMRG15をB-mybプロモーターレポータープラスミドと共発現させることにより、B-mybプロモーターに対して、pcd-17プラスミド単独では影響を示さないが、MRG15プラスミドと共発現させると、MRG15の活性作用に対して抑制性に作用する結果を得た。さらに、抗Purkinje細胞抗体(Yo抗体)を細胞内に移入してその影響を検討すると、pcd-17によって抑えられていたMRG15のB-mybプロモーター活性に対する脱抑制作用を示す結果が得られた。pcd-17はMRG15との結合を介してB-mybプロモーター活性を制御し得ることが明らかになった。このことは、pcd-17が小脳・脳幹の神経細胞に対し、Rb-E2F系を介した代謝調節に関与し、細胞の生存死に重要な働きをしている可能性が示唆された。傍腫瘍性小脳変性症動物モデルを作製する試みとして、酵母にマウスpcd-17遺伝子を導入して作製したrecombinant yeastを用いてwhole recombinant yeast免疫を行った。その抗原性を確認するとSJL/Jマウスがヒトのエピトープであるleucine zipper領域に対して反応することが確認された。この免疫により、SJL/Jマウスに対してヒトにみられると同様の抗Purkinje細胞抗体を誘導した。また、whole recombinant yeastで感作したSJL/Jマウスのリンパ球を抗原刺激することによりInterferon-gammaの産生がみられる結果を得た。この結果は新しい免疫手法によりSJL/Jマウスにヒトと同じepitopeに対する自己免疫現象を誘導し得ることを初めて明らかにした。
英文摘要
傍腫瘍性小脳変性症関連抗原遺伝子pcd-17を導入したトランスジェニックマウスにおいては野生型に比べて明らかな臨床的及び病理的なphnotypeの違いは見出せなかった。これらのトランスジェニックマウスの臓器の解析では野生型マウスでは発現していない脾細胞に導入された遺伝子による抗原の発現を確認し得た。2年間の長期にわたり観察したが、悪性腫瘍の高率な発生を確認することはできなかった。pcd-17蛋白はMORFファミリー蛋白MRG15と有意に結合し得ることを証明した。pcd-17とMRG15をB-mybプロモーターレポータープラスミドと共発現させることにより、B-mybプロモーターに対して、pcd-17プラスミド単独では影響を示さないが、MRG15プラスミドと共発現させると、MRG15の活性作用に対して抑制性に作用する結果を得た。さらに、抗Purkinje細胞抗体(Yo抗体)を細胞内に移入してその影響を検討すると、pcd-17によって抑えられていたMRG15のB-mybプロモーター活性に対する脱抑制作用を示す結果が得られた。pcd-17はMRG15との結合を介してB-mybプロモーター活性を制御し得ることが明らかになった。このことは、pcd-17が小脳・脳幹の神経細胞に対し、Rb-E2F系を介した代謝調節に関与し、細胞の生存死に重要な働きをしている可能性が示唆された。傍腫瘍性小脳変性症動物モデルを作製する試みとして、酵母にマウスpcd-17遺伝子を導入して作製したrecombinant yeastを用いてwhole recombinant yeast免疫を行った。その抗原性を確認するとSJL/Jマウスがヒトのエピトープであるleucine zipper領域に対して反応することが確認された。この免疫により、SJL/Jマウスに対してヒトにみられると同様の抗Purkinje細胞抗体を誘導した。また、whole recombinant yeastで感作したSJL/Jマウスのリンパ球を抗原刺激することによりInterferon-gammaの産生がみられる結果を得た。この結果は新しい免疫手法によりSJL/Jマウスにヒトと同じepitopeに対する自己免疫現象を誘導し得ることを初めて明らかにした。
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DOI:
10.1016/j.nbd.2003.11.003
发表时间:
2004-04-01
期刊:
NEUROBIOLOGY OF DISEASE
影响因子:
6.1
作者:
[Sakai, K, Kitagawa, Y, Hirose, G]
通讯作者:
Hirose, G
庄司紘史, 浅岡京子, 山本寛子, 綾部光芳, 酒井宏一郎: "非ヘルペス系急性辺縁系脳炎"神経内科. 59. 9-13 (2003)
Hiroshi Shoji、Kyoko Asaoka、Hiroko Yamamoto、Mitsuyoshi Ayabe、Koichiro Sakai:“非疱疹性急性边缘脑炎”神经病学 59. 9-13 (2003)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Shiratsuchi, A., Mori, T., Takahashi, Y., Sakai, K., Nakanishi, Y.: "A presumed human nuclear autoantigen that translocates to plasma membrane blebs during apoptosis."J.Biochem.. 133. 211-218 (2003)
Shiratsuchi, A.、Mori, T.、Takahashi, Y.、Sakai, K.、Nakanishi, Y.:“一种推测的人核自身抗原,在细胞凋亡过程中易位至质膜泡。”J.Biochem.. 133. 211-
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
酒井宏一郎: "悪性腫瘍と大脳病変-傍腫瘍性辺縁系脳炎-"神経内科. 58. 473-479 (2003)
Koichiro Sakai:“恶性肿瘤和脑病变 - 副肿瘤性边缘脑炎 -” 神经病学 58. 473-479 (2003)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
他領域にまたがる注意すべき脳神経精神症状とその治療-悪性腫瘍患者に伴う神経症状と治療
需要跨领域关注的神经精神症状和治疗 - 与恶性肿瘤患者相关的神经症状和治疗
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Mebio 21(1)
影响因子:
--
作者:
[酒井 宏一郎, 垣内 無一]
通讯作者:
垣内 無一
共 12 条
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