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腐朽菌―寄生バチ共生系で機能する情報化学物質の進化プロセスの解明

腐朽菌―寄生バチ共生系で機能する情報化学物質の進化プロセスの解明
阐明在腐烂真菌-寄生黄蜂共生系统中起作用的化学信息物质的进化过程
批准号:
22H02393
负责人:
向井 裕美
金额:
$11.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
本研究では「菌類―寄生バチ共生系の進化プロセスの解明」を目的とする。これまでに,シイタケ菌が菌食性ナガマドキノコバエ類の食害を受けると,天敵であるハエヒメバチ類を複数の揮発性化合物により誘引することが明らかになっている。本課題では,菌食者の食害に由来する揮発性化学物質群を“Fungivore Induced Fungal Volatiles:FIFVs”と新たに定義し,固有の機能を有する各化学シグナルが段階的に組み合わさり,情報化学物質として寄生バチを誘引するFIFVsが獲得されたと仮説を立て,これを検証する。本年度は,(1)菌食性昆虫に対するFIFVsの影響を調べるため,各FIFVsの合成酵素遺伝子欠損株を作出し菌食性昆虫に提示して,行動や成長に対する影響を調べた。また,(2)シイタケハエヒメバチの同属近縁種について各FIFVsに対する感覚応答を調査した。以下,成果の詳細を示す。(1)松井らが既に確立した手法に基づき,ウシグソヒトヨタケ菌糸のマツタケオール合成酵素遺伝子欠損株を作成し,ショウジョウバエ幼虫に対して通常株と遺伝子欠損株を提示し選択させた。その結果,ショウジョウバエ幼虫は通常株を選択し定位した。また,通常株と遺伝子欠損株をナガマドキノコバエ類の幼虫に提示したところ,遺伝子欠損株では摂食面積が減る傾向にあったが有意差はなかった。対象昆虫の菌食依存度によって影響が異なる可能性が示された。(2)近年新たに見つかった近縁種Orthocentrus sp.について,GC-EADを使用して触角の電気生理学的応答を調べた。これまでにシイタケハエヒメバチで誘引活性が見られた菌類由来の主要化合物(マツタケオール,1-オクタノール,リナロール,カルベオール,カルビルアセテート)に対して,本種でも全ての物質に触角応答を示すことがわかった。
英文摘要
本研究では「菌類―寄生バチ共生系の進化プロセスの解明」を目的とする。これまでに,シイタケ菌が菌食性ナガマドキノコバエ類の食害を受けると,天敵であるハエヒメバチ類を複数の揮発性化合物により誘引することが明らかになっている。本課題では,菌食者の食害に由来する揮発性化学物質群を“Fungivore Induced Fungal Volatiles:FIFVs”と新たに定義し,固有の機能を有する各化学シグナルが段階的に組み合わさり,情報化学物質として寄生バチを誘引するFIFVsが獲得されたと仮説を立て,これを検証する。本年度は,(1)菌食性昆虫に対するFIFVsの影響を調べるため,各FIFVsの合成酵素遺伝子欠損株を作出し菌食性昆虫に提示して,行動や成長に対する影響を調べた。また,(2)シイタケハエヒメバチの同属近縁種について各FIFVsに対する感覚応答を調査した。以下,成果の詳細を示す。(1)松井らが既に確立した手法に基づき,ウシグソヒトヨタケ菌糸のマツタケオール合成酵素遺伝子欠損株を作成し,ショウジョウバエ幼虫に対して通常株と遺伝子欠損株を提示し選択させた。その結果,ショウジョウバエ幼虫は通常株を選択し定位した。また,通常株と遺伝子欠損株をナガマドキノコバエ類の幼虫に提示したところ,遺伝子欠損株では摂食面積が減る傾向にあったが有意差はなかった。対象昆虫の菌食依存度によって影響が異なる可能性が示された。(2)近年新たに見つかった近縁種Orthocentrus sp.について,GC-EADを使用して触角の電気生理学的応答を調べた。これまでにシイタケハエヒメバチで誘引活性が見られた菌類由来の主要化合物(マツタケオール,1-オクタノール,リナロール,カルベオール,カルビルアセテート)に対して,本種でも全ての物質に触角応答を示すことがわかった。
期刊论文(7)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
担子菌ジオキシゲナーゼはキノコ香気成分1-オクテン-3-オールの生成に必須である
担子菌双加氧酶对于蘑菇香气成分 1-octen-3-ol 的产生至关重要
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [手嶋琢, 中沢威人, 内海俊彦, 伊藤隼哉, 向井裕美, 仲川清隆, 本田与一, 松井健二]
通讯作者: 松井健二
Fungivore-induced fungi volatiles attract parasitoid wasps Orthocentrinae (Hymenoptera: Ichneumonidae) as fungivore enemies: behavioral and electrophysiological responses of wasps to host cue
食真菌诱导的真菌挥发物吸引寄生蜂 Orthocentrinae(膜翅目:姬蜂科)作为食真菌天敌:黄蜂对宿主信号的行为和电生理反应
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [MUKAI Hiromi, KITAJIMA Hiroshi, TOKORO Masahiko]
通讯作者: TOKORO Masahiko
振動による昆虫の行動制御に基づく害虫防除技術
基于振动控制昆虫行为的害虫防治技术
DOI: --
发表时间: 2022
期刊: 電子情報通信学会論文誌B
影响因子: --
作者: [高梨琢磨, 向井裕美, 平栗健史]
通讯作者: 平栗健史
宿主幼虫を利用したキノコ害虫の土着天敵スクリーニング手法の開発
利用寄主幼虫开发蘑菇害虫本土天敌筛选方法
DOI: --
发表时间: 2022
期刊:
影响因子: --
作者: [向井裕美, 北島博, 末吉昌宏, 渡辺恭平]
通讯作者: 渡辺恭平
6
    腐朽菌―寄生バチ共生系で機能する情報化学物質の進化プロセスの解明
    菌類の振動感受性が可能にする対菌食者化学防御
    • 批准号:
      23K18055
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
    • 资助金额:
      $4.08万
    • 财政年份:
      2023
    • 负责人:
      向井 裕美
    • 依托单位:
    昆虫における可塑的なマルチキュー利用:能動的な情報選択機構の解明
    亜社会性ツチカメムシ類の孵化コミュニケーションシステムとその進化プロセスの解明
    • 批准号:
      11J06923
    • 项目类别:
      Grant-in-Aid for JSPS Fellows
    • 资助金额:
      $1.22万
    • 财政年份:
      2011
    • 负责人:
      向井 裕美
    • 依托单位:
    国内基金
    海外基金
    超快激光诱导玻璃组分调控纳米光栅机制及其生物医疗应用研究
    • 批准号:
      ZCLMS26F0502
    • 项目类别:
      省市级项目
    • 资助金额:
      --
    • 批准年份:
      2026
    • 负责人:
      姚恒
    • 依托单位:
    钴基尖晶石CuCo2S4中非常规超导电性的调控与机理研究
    • 批准号:
      JCZRQNB202600619
    • 项目类别:
      省市级项目
    • 资助金额:
      --
    • 批准年份:
      2026
    • 负责人:
    • 依托单位:
    宿主因子IFIT5调控SFTSV感染的功能与机制研究
    高能核-核碰撞中重味喷注与热核物质的相互作用
    • 批准号:
      2026JJ60320
    • 项目类别:
      省市级项目
    • 资助金额:
      --
    • 批准年份:
      2026
    • 负责人:
      邢文静
    • 依托单位: