癌ウイルスによるクロマチン構造破綻が誘導する新規発癌機構の解明
癌ウイルスによるクロマチン構造破綻が誘導する新規発癌機構の解明
批准号:
22H02596
负责人:
岡部 篤史
金额:
$11.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
EBウイルスゲノムとホストゲノムの直接的相互作用によるヘテロクロマチン構造破綻のメカニズムを解明するため、ウイルス感染後におけるエピゲノム変化の更に詳細に解析を進めた。これまで解析を行っていたH3K9me3、H3K27me3以外にヘテロクロマチン領域に入ることが知られる抑制的ヒストン修飾であるH3K9me2、H4K20me2、H4K20me3、抑制領域に結合する Lamin A/C、Lamin B1、ヒストンH1バリアントのChIP-seq解析を行った。更に活性化ヒストン修飾として新たにH3K36me2、H3K36me3のChIP-seq解析を行った。ヘテロクロマチン領域に入るヒストン修飾や結合因子においては、これまで確認していたH3K9me3以外は特に顕著な変化を認めなかった。一方で活性化修飾であるH3K36me2がEBウイルスゲノム相互作用領域において顕著に上昇していることを確認した。以上の結果からウイルスゲノムとの相互作用によるヘテロクロマチン破綻領域では、H3K9me3からH3K36me2の置き換わりが起きていることが示唆された。また、胃癌で確認したウイルスゲノム相互作用領域におけるエピゲノム変化について他のEBV関連腫瘍である上咽頭癌、バーキットリンパ腫においても解析を進め、その全てにおいて胃癌と同様のヘテロクロマチン構造の変化を確認し、我々が発見した現象がEBV感染時に広く起きていることを明らかにした。EBV感染後の時系列解析を進めるために、少細胞数でもエピゲノム解析が可能となるCUT&Tag法の確立を進め、感染前細胞において少細胞数でのヒストン修飾の解析を行った。また、EBVゲノム上の機能領域を同定するため、EBV陽性細胞株に標的特異的エピゲノム抑制タンパク質であるdCas9-KRABを誘導し、標的領域の抑制ができることを確認した。
英文摘要
EBウイルスゲノムとホストゲノムの直接的相互作用によるヘテロクロマチン構造破綻のメカニズムを解明するため、ウイルス感染後におけるエピゲノム変化の更に詳細に解析を進めた。これまで解析を行っていたH3K9me3、H3K27me3以外にヘテロクロマチン領域に入ることが知られる抑制的ヒストン修飾であるH3K9me2、H4K20me2、H4K20me3、抑制領域に結合する Lamin A/C、Lamin B1、ヒストンH1バリアントのChIP-seq解析を行った。更に活性化ヒストン修飾として新たにH3K36me2、H3K36me3のChIP-seq解析を行った。ヘテロクロマチン領域に入るヒストン修飾や結合因子においては、これまで確認していたH3K9me3以外は特に顕著な変化を認めなかった。一方で活性化修飾であるH3K36me2がEBウイルスゲノム相互作用領域において顕著に上昇していることを確認した。以上の結果からウイルスゲノムとの相互作用によるヘテロクロマチン破綻領域では、H3K9me3からH3K36me2の置き換わりが起きていることが示唆された。また、胃癌で確認したウイルスゲノム相互作用領域におけるエピゲノム変化について他のEBV関連腫瘍である上咽頭癌、バーキットリンパ腫においても解析を進め、その全てにおいて胃癌と同様のヘテロクロマチン構造の変化を確認し、我々が発見した現象がEBV感染時に広く起きていることを明らかにした。EBV感染後の時系列解析を進めるために、少細胞数でもエピゲノム解析が可能となるCUT&Tag法の確立を進め、感染前細胞において少細胞数でのヒストン修飾の解析を行った。また、EBVゲノム上の機能領域を同定するため、EBV陽性細胞株に標的特異的エピゲノム抑制タンパク質であるdCas9-KRABを誘導し、標的領域の抑制ができることを確認した。
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Comprehensive molecular phenotyping of<i>ARID1A</i>-deficient gastric cancer reveals pervasive epigenomic reprogramming and therapeutic opportunities
ARID1A 缺陷型胃癌的全面分子表型分析揭示了普遍的表观基因组重编程和治疗机会
DOI:
10.1136/gutjnl-2022-328332
发表时间:
2023
期刊:
Gut
影响因子:
24.5
作者:
[Xu Chang, Huang Kie Kyon, Law Jia Hao, Chua Joy Shijia, Sheng Taotao, Flores Natasha M, Pizzi Melissa Pool, Okabe Atsushi, Kaneda Atsushi, Prabhakar Shyam, Mazur Pawel Karol, Ajani Jaffer A, Yeoh Khay Guan, So Jimmy Bok-Yan, Tan Patrick]
通讯作者:
Tan Patrick
Oncovirus infection induces 3D chromatin structural aberrations
肿瘤病毒感染诱导 3D 染色质结构畸变
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Takuya Hayakawa, Asashi Yamamoto, Taiki Yoneda, Sakino Hori, Nanami Okochi, Kazuhiro Kagotani, Katsuzumi Okumura, and Shin-ichiro Takebayashi, Atsushi Okabe]
通讯作者:
Atsushi Okabe
Analysis of chromatin structural aberrations in Epstein-Barr virus (+) Burkitt lymphoma
EB 病毒 ( ) 伯基特淋巴瘤染色质结构畸变分析
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Atsushi Okabe, Takahiro Fujii, Masaki Fukuyo, Bahityar Rahmutulla, Hironori Yoshiyama, Patrick Tan, Atsushi Kaneda]
通讯作者:
Atsushi Kaneda
DOI:
10.1016/j.cbi.2022.109936
发表时间:
2022-04-19
期刊:
CHEMICO-BIOLOGICAL INTERACTIONS
影响因子:
5.1
作者:
[Hirasaki, Yoshiro, Okabe, Atsushi, Kaneda, Atsushi]
通讯作者:
Kaneda, Atsushi
DOI:
10.1016/j.bbadis.2022.166598
发表时间:
2022-11-18
期刊:
BIOCHIMICA ET BIOPHYSICA ACTA-MOLECULAR BASIS OF DISEASE
影响因子:
6.2
作者:
[Kondo, Satoru, Okabe, Atsushi, Kaneda, Atsushi]
通讯作者:
Kaneda, Atsushi
共 11 条
癌ウイルスによるクロマチン構造破綻が誘導する新規発癌機構の解明
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批准号:23K23859
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$2.91万
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财政年份:2024
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负责人:岡部 篤史
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依托单位:
胃癌におけるクロマチン構造異常による癌化機構の解明
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批准号:19KK0415
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项目类别:Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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资助金额:$9.73万
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财政年份:2020
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负责人:岡部 篤史
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依托单位:
海外基金