オリゴマーを標的とするシヌクレイノパチーの新規治療法開発
オリゴマーを標的とするシヌクレイノパチーの新規治療法開発
批准号:
22H02948
负责人:
若林 孝一
金额:
$10.98万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
多系統萎縮症(MSA)では最大37%が認知機能障害を呈する。そこで我々が開発した任意の時期にオリゴデンドログリアにαシヌクレインを発現するMSAモデルマウスとヒトMSA剖検脳を用い、記憶障害の成因について検討した。MSAマウス海馬において、αシヌクレイン発現前、発現1週および4週後の神経細胞質内封入体(NCI)の数を計測した。次に、発現5週後のMSAマウスと正常対照の記憶をobject location testで比較検討した。また、MSAマウスおよびヒトMSA剖検脳に蓄積しているαシヌクレインの性状をproximity ligation assayおよびfilter trap assayで評価した。さらに、MSAマウス海馬を生化学的および電気生理学的に検討した。MSAマウス海馬ではNCIが経時的に増加し、正常対照に比較して記憶障害を伴った。さらに、正常対照に比してMSAでは、αシヌクレインオリゴマー量が有意に増加していた。一方、神経細胞のスパインは有意に減少、長期増強も減弱していた。さらに、ヒトMSA剖検脳を用いた検討では、記憶障害を有するMSA患者では有さないMSA患者に比べ、海馬においてオリゴマーが有意に増加した。ヒトMSA側頭葉でも同様の所見を認めた。さらに、Late-onset MSAにおけるAlzheimer病変の合併は通常のMSAや正常対照群と差がないことを英国Queen Square Brain Bankの171剖検例を用い示した。今回の結果は、海馬におけるオリゴマーの蓄積がMSAの記憶障害に深く関わることを示唆する。この結果を踏まえ、MSAモデルマウス脳におけるオリゴマーの軽減、除去を目的に経鼻投与の実験を進めている。
英文摘要
多系統萎縮症(MSA)では最大37%が認知機能障害を呈する。そこで我々が開発した任意の時期にオリゴデンドログリアにαシヌクレインを発現するMSAモデルマウスとヒトMSA剖検脳を用い、記憶障害の成因について検討した。MSAマウス海馬において、αシヌクレイン発現前、発現1週および4週後の神経細胞質内封入体(NCI)の数を計測した。次に、発現5週後のMSAマウスと正常対照の記憶をobject location testで比較検討した。また、MSAマウスおよびヒトMSA剖検脳に蓄積しているαシヌクレインの性状をproximity ligation assayおよびfilter trap assayで評価した。さらに、MSAマウス海馬を生化学的および電気生理学的に検討した。MSAマウス海馬ではNCIが経時的に増加し、正常対照に比較して記憶障害を伴った。さらに、正常対照に比してMSAでは、αシヌクレインオリゴマー量が有意に増加していた。一方、神経細胞のスパインは有意に減少、長期増強も減弱していた。さらに、ヒトMSA剖検脳を用いた検討では、記憶障害を有するMSA患者では有さないMSA患者に比べ、海馬においてオリゴマーが有意に増加した。ヒトMSA側頭葉でも同様の所見を認めた。さらに、Late-onset MSAにおけるAlzheimer病変の合併は通常のMSAや正常対照群と差がないことを英国Queen Square Brain Bankの171剖検例を用い示した。今回の結果は、海馬におけるオリゴマーの蓄積がMSAの記憶障害に深く関わることを示唆する。この結果を踏まえ、MSAモデルマウス脳におけるオリゴマーの軽減、除去を目的に経鼻投与の実験を進めている。
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Phosphorylation of Tau at Threonine 231 in Patients With Multiple System Atrophy and in a Mouse Model
多系统萎缩患者和小鼠模型中 Tau 苏氨酸 231 的磷酸化
DOI:
10.1093/jnen/nlac082
发表时间:
2022
期刊:
Journal of Neuropathology & Experimental Neurology
影响因子:
--
作者:
[Tanaka Makoto T, Tanji Kunikazu, Miki Yasuo, Ozaki Taku, Mori Fumiaki, Hayashi Hideki, Kakita Akiyoshi, Wakabayashi Koichi]
通讯作者:
Wakabayashi Koichi
トランスジェニック非ヒト動物、発光検出方法、補助剤のスクリーニング方法及び医薬のスクリーニング方法
转基因非人动物、发光检测方法、辅助剂筛选方法以及药物筛选方法
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Alzheimer's disease pathology concomitant with memory impairment in late‐onset multiple system atrophy
晚发性多系统萎缩中阿尔茨海默氏病病理学伴随记忆障碍
DOI:
10.1111/nan.12878
发表时间:
2023
期刊:
Neuropathology and Applied Neurobiology
影响因子:
5
作者:
[Miki Yasuo, Bettencourt Conceicao, Jaunmuktane Zane, Holton Janice L., Warner Thomas T., Wakabayashi Koichi]
通讯作者:
Wakabayashi Koichi
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yasuo Miki, Kunikazu Tanji, Mari Tada, Fumiaki Mori, Helen Ling, Akiyoshi Kakita, Janice L Holton, Thomas T Warner, Koichi Wakabayashi]
通讯作者:
Koichi Wakabayashi
University College London(英国)
伦敦大学学院(英国)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 9 条
オリゴマーを標的とするシヌクレイノパチーの新規治療法開発
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批准号:23K24209
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$5.08万
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财政年份:2024
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负责人:若林 孝一
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依托单位:
海外基金