分泌蛋白の網羅解析による骨髄腫の未知の病態形成/予後因子の探索と新規治療の開発
分泌蛋白の網羅解析による骨髄腫の未知の病態形成/予後因子の探索と新規治療の開発
批准号:
22H03104
负责人:
安倍 正博
金额:
$11.15万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2025-03-31
中文摘要
多発性骨髄腫の予後や病態を反映する、新たな血清バイオマーカーの開発が望まれている。初発患者の骨髄腫細胞でのTAK1がリン酸化(活性化)していると治療抵抗性であり、生命予後が不良であることを見出し、TAK1依存的に骨髄腫細胞が特異的に分泌する蛋白をプロテオーム解析にて同定し、分泌量が多いものを64種選出した。このうちneogenin1 (NEO1)とplasma cell-induced resident ER protein (MZB1)に着目して、検討を進めた。患者52例の骨髄検体を用い、免疫染色で行ったところ、全ての患者の骨髄腫細胞にNEO1とMZB1が高発現していた。骨髄腫細胞株の培養上清中にもNEO1とMZB1の免疫活性を認めた。患者血清での評価ではNEO1とMZB1の免疫活性を認めたが、患者ごとの測定値の差が大きかった。現在、症例数を増やし、NEO1とMZB1の血中濃度と相関する分子生物学的因子の探索、また同一患者での治療経過での変化、治療反応性との相関の解析を行なっている。NEO1は、肝細胞でhemojuvelin (HJV)と相互作用してhepcidinの発現を誘導するため、骨髄腫細胞が多量に分泌するNEO1は、骨髄腫の貧血やhepcidin誘導を惹起する骨髄腫細胞由来因子であるかを検討している。また、骨芽細胞膜結合型NEO1はBMP2と結合し受容体として作用しているが、分泌型NEO1はBMP2の囮受容体として作用し、BMP2による骨形成を抑制していることが見出された。MZB1はIgAなどの免疫グロブリンのアセンブリーや小胞体ストレス惹起に関与するため、プロテアソーム阻害薬の感受性との相関を検討中である。また、骨髄腫細胞株を用いNEO1とMZB1遺伝子のノックアウト細胞を作成しているが、現時点では細胞の生存が落ちるため作成に難航している。
英文摘要
多発性骨髄腫の予後や病態を反映する、新たな血清バイオマーカーの開発が望まれている。初発患者の骨髄腫細胞でのTAK1がリン酸化(活性化)していると治療抵抗性であり、生命予後が不良であることを見出し、TAK1依存的に骨髄腫細胞が特異的に分泌する蛋白をプロテオーム解析にて同定し、分泌量が多いものを64種選出した。このうちneogenin1 (NEO1)とplasma cell-induced resident ER protein (MZB1)に着目して、検討を進めた。患者52例の骨髄検体を用い、免疫染色で行ったところ、全ての患者の骨髄腫細胞にNEO1とMZB1が高発現していた。骨髄腫細胞株の培養上清中にもNEO1とMZB1の免疫活性を認めた。患者血清での評価ではNEO1とMZB1の免疫活性を認めたが、患者ごとの測定値の差が大きかった。現在、症例数を増やし、NEO1とMZB1の血中濃度と相関する分子生物学的因子の探索、また同一患者での治療経過での変化、治療反応性との相関の解析を行なっている。NEO1は、肝細胞でhemojuvelin (HJV)と相互作用してhepcidinの発現を誘導するため、骨髄腫細胞が多量に分泌するNEO1は、骨髄腫の貧血やhepcidin誘導を惹起する骨髄腫細胞由来因子であるかを検討している。また、骨芽細胞膜結合型NEO1はBMP2と結合し受容体として作用しているが、分泌型NEO1はBMP2の囮受容体として作用し、BMP2による骨形成を抑制していることが見出された。MZB1はIgAなどの免疫グロブリンのアセンブリーや小胞体ストレス惹起に関与するため、プロテアソーム阻害薬の感受性との相関を検討中である。また、骨髄腫細胞株を用いNEO1とMZB1遺伝子のノックアウト細胞を作成しているが、現時点では細胞の生存が落ちるため作成に難航している。
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DOI:
10.1073/pnas.2218032120
发表时间:
2023-01-24
期刊:
PROCEEDINGS OF THE NATIONAL ACADEMY OF SCIENCES OF THE UNITED STATES OF AMERICA
影响因子:
11.1
作者:
[Hosoi, Tatsuya, Yakabe, Mitsutaka, Sasakawa, Hiroko, Sasako, Takayoshi, Ueki, Kohjiro, Kato, Shigeaki, Tokuoka, Suzumi M., Oda, Yoshiya, Abe, Masahiro, Matsumoto, Toshio, Akishita, Masahiro, Ogawa, Sumito]
通讯作者:
Ogawa, Sumito
A machine learning model using SNPs obtained from a genome-wide association study predicts the onset of vincristine-induced peripheral neuropathy
使用从全基因组关联研究中获得的 SNP 的机器学习模型可预测长春新碱引起的周围神经病变的发作
DOI:
10.1038/s41397-022-00282-8
发表时间:
2022
期刊:
The Pharmacogenomics Journal
影响因子:
--
作者:
[Yamada H, Ohmori R, Okada N, Nakamura S, Kagawa K, Fujii S, Miki H, Ishizawa K, Abe M, Sato Y]
通讯作者:
Sato Y
骨転移病態の基礎:オーバービュー
骨转移病理学基础知识:概述
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamada H, Ohmori R, Okada N, Nakamura S, Kagawa K, Fujii S, Miki H, Ishizawa K, Abe M, Sato Y, 安倍正博]
通讯作者:
安倍正博
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Yamada H, Ohmori R, Okada N, Nakamura S, Kagawa K, Fujii S, Miki H, Ishizawa K, Abe M, Sato Y, 安倍正博, 安倍正博]
通讯作者:
安倍正博
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