水圏における有機金属化合物のスペシエーションと循環に関する研究
水圏における有機金属化合物のスペシエーションと循環に関する研究
批准号:
04232214
负责人:
松井 正和
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1991
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1991 至 1992
中文摘要
水棲生物は、ヒ素を無毒化するために有機金属化合物に変換すると考えられている。これは、生物が自己の存在に適した環境を創ろうとする働きのひとつとして、極めて興味深い過程である。しかし、水圏中のヒ素の挙動については、不明な点が多い。この原因のひとつは、水圏中の3価有機態ヒ素のスペシエーション(溶存種別定量)法が無かったことにある。本研究では、自然水中の無機ヒ素(As(V),As(III)、モノメチルヒ素(MMA(V),MMA(III)、ジメチルヒ素(DAM(V),DMA(III)のスペシエーション法を開発した。本法は、溶媒抽出による3価と5価ヒ素化合物の分離法と、水素化物発生コールドトラップ原子吸光法による定量法とから成っている。試料水を二つに分け、一方を3価ヒ素測定用、他方を3価+5価ヒ素測定用とする。採水後直ちに3価のヒ素化合物のみをジエチルジチオカルバミン酸錯体として、有機相に抽出する。この操作で3価のヒ素組合物を定量的に固定、濃縮することが出来る。5価ヒ素濃度は、3価+5価ヒ素濃度と3価ヒ素濃度の差として求める。海水中の主要な塩類は、本法に全く影響を与えなかった。3価ヒ素の検出限界は、500mlの試料水を用いた場合、As,DMAで20pM、MMAで50pMであった。2nMの試料の繰り返し測定の精度は約1-3%であった。本法を瀬戸内海および琵琶湖で採取した水試料に適用し、次の結果を得た。(1)As,MMA,DMAが自然水中のヒ素の主要な溶存種である。浅2)3価メチルヒ素は有光層中に、また還元的な低層水中に在存する。(3)ヒ素の溶存形は、生物相や化学環境によって微妙に変化する。今後は、本法をさらに洗練するとともに、水圏試料に広く適用し、水圏におけるヒ素の動態を明らかにしてゆきたい。
英文摘要
水棲生物は、ヒ素を無毒化するために有機金属化合物に変換すると考えられている。これは、生物が自己の存在に適した環境を創ろうとする働きのひとつとして、極めて興味深い過程である。しかし、水圏中のヒ素の挙動については、不明な点が多い。この原因のひとつは、水圏中の3価有機態ヒ素のスペシエーション(溶存種別定量)法が無かったことにある。本研究では、自然水中の無機ヒ素(As(V),As(III)、モノメチルヒ素(MMA(V),MMA(III)、ジメチルヒ素(DAM(V),DMA(III)のスペシエーション法を開発した。本法は、溶媒抽出による3価と5価ヒ素化合物の分離法と、水素化物発生コールドトラップ原子吸光法による定量法とから成っている。試料水を二つに分け、一方を3価ヒ素測定用、他方を3価+5価ヒ素測定用とする。採水後直ちに3価のヒ素化合物のみをジエチルジチオカルバミン酸錯体として、有機相に抽出する。この操作で3価のヒ素組合物を定量的に固定、濃縮することが出来る。5価ヒ素濃度は、3価+5価ヒ素濃度と3価ヒ素濃度の差として求める。海水中の主要な塩類は、本法に全く影響を与えなかった。3価ヒ素の検出限界は、500mlの試料水を用いた場合、As,DMAで20pM、MMAで50pMであった。2nMの試料の繰り返し測定の精度は約1-3%であった。本法を瀬戸内海および琵琶湖で採取した水試料に適用し、次の結果を得た。(1)As,MMA,DMAが自然水中のヒ素の主要な溶存種である。浅2)3価メチルヒ素は有光層中に、また還元的な低層水中に在存する。(3)ヒ素の溶存形は、生物相や化学環境によって微妙に変化する。今後は、本法をさらに洗練するとともに、水圏試料に広く適用し、水圏におけるヒ素の動態を明らかにしてゆきたい。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
M.Sugiyama: "A Geochemical Study on the Specific Distribution of Barium in Lake Biwa,Japan." Geochimica et Cosmoshimica Acta. 56. 597-605 (1992)
M.Sugiyama:“日本琵琶湖中钡的具体分布的地球化学研究”。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
藤野 治: "カイワレ大根の発芽・生長時における培養液中水素イオントカリウムイオンの濃度変化" 日本化学会誌. 580-585 (1992)
Osamu Fujino:“Kaiware萝卜发芽和生长过程中培养液中氢和钾离子浓度的变化”日本化学学会杂志580-585(1992)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
水圏における有機金属化合物のスペシエーションと循環に関する研究
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批准号:05216205
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1993
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负责人:松井 正和
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依托单位:
水圏における有機金属化合物のスペシエ-ションと循環に関する研究
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批准号:03248209
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1991
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负责人:松井 正和
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依托单位:
二相間分配法を用いる非水溶媒中の金属種の分離と化学平衡の研究
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批准号:56470033
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$5.25万
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财政年份:1981
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负责人:松井 正和
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依托单位:
非水溶媒系液-液分配法による金属種の化学平衡に関する研究
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批准号:X00090----154180
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1976
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负责人:松井 正和
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依托单位:
海外基金