種子繁殖期の生物間相互作用が植物の繁殖成功に及ぼす影響の比較生態学的研究
種子繁殖期の生物間相互作用が植物の繁殖成功に及ぼす影響の比較生態学的研究
批准号:
04264204
负责人:
鷲谷 いづみ
金额:
$0.9万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1992
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1992 至 --
中文摘要
本研究では、在来のサクラソウ属植物であるサクラソウの異型花柱性の生理的・生態的特性を明らかにするために、昆虫相の豊かな八ヶ岳山麓における5つの分集団からなる集団、およびサクラソウを訪れる昆虫がほとんどいない田島ヶ原の集団において、種子生産とその制限要因を比較した。操作実験として、八ヶ岳山麓では食害の影響を評価するために殺虫剤処理実験を行なった。また、田島ヶ原では花粉媒介昆虫の利用可能性の影響と生理的な不和合性パターンをあわせて評価するために、花型間、花型内で花粉添加実験を行ない、種子生産に及ぼす影響を調べた。田島ヶ原における放任受粉による種子生産は、長花柱花(P花)、短花柱花(T花)では花当たりの種子生産は数個以下であり、等花柱花(H花)のみに良好な種子生産が認められた。適法受粉は、これらの花型における種子生産はH花と同じ水準にまで増大させた。また、H花個体の花粉がT花の種子生産数を増加させることから、H花個体の花粉はP花タイプであることが示された。八ヶ岳山麓の5つの分集団の間には、種子生産数に大きな違いがあった。種子生産の良好な3つの分集団では、P花、T花ともに田島ヶ島のH花に匹敵する種子生産が認められた。分集団間の種子生産の違い、また分集団内の株(ラメット)による違いは、花やさく果の食害率と病害率によって説明された。すなわち、2つの分集団では、つぼみの段階で観察されたハナムグリハネカクシ属の昆虫による食害(Aで49.5%,Bで17,5%)が種子生産にマイナスの影響を及ぼしたと考えられる。また、別の2つの分集団では、サクラソウを特異的に宿主とするカビ(クロホ病菌)の胞子が、肥大した胎座から採集され、それらの花序は全く種子を生産しなかった。これらの生物的制限要因が存在しないD集団では、最も良好な種子生産が認められた。
英文摘要
本研究では、在来のサクラソウ属植物であるサクラソウの異型花柱性の生理的・生態的特性を明らかにするために、昆虫相の豊かな八ヶ岳山麓における5つの分集団からなる集団、およびサクラソウを訪れる昆虫がほとんどいない田島ヶ原の集団において、種子生産とその制限要因を比較した。操作実験として、八ヶ岳山麓では食害の影響を評価するために殺虫剤処理実験を行なった。また、田島ヶ原では花粉媒介昆虫の利用可能性の影響と生理的な不和合性パターンをあわせて評価するために、花型間、花型内で花粉添加実験を行ない、種子生産に及ぼす影響を調べた。田島ヶ原における放任受粉による種子生産は、長花柱花(P花)、短花柱花(T花)では花当たりの種子生産は数個以下であり、等花柱花(H花)のみに良好な種子生産が認められた。適法受粉は、これらの花型における種子生産はH花と同じ水準にまで増大させた。また、H花個体の花粉がT花の種子生産数を増加させることから、H花個体の花粉はP花タイプであることが示された。八ヶ岳山麓の5つの分集団の間には、種子生産数に大きな違いがあった。種子生産の良好な3つの分集団では、P花、T花ともに田島ヶ島のH花に匹敵する種子生産が認められた。分集団間の種子生産の違い、また分集団内の株(ラメット)による違いは、花やさく果の食害率と病害率によって説明された。すなわち、2つの分集団では、つぼみの段階で観察されたハナムグリハネカクシ属の昆虫による食害(Aで49.5%,Bで17,5%)が種子生産にマイナスの影響を及ぼしたと考えられる。また、別の2つの分集団では、サクラソウを特異的に宿主とするカビ(クロホ病菌)の胞子が、肥大した胎座から採集され、それらの花序は全く種子を生産しなかった。これらの生物的制限要因が存在しないD集団では、最も良好な種子生産が認められた。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
Washitani,I.: "Leaf cabon gain simulation for tree seedlings acclinatized to microsite light regimes of a temperate pine forest" Ecol.Res.7. 187-191 (1992)
Washitani,I.:“适应温带松林微场所光照状况的树苗的叶碳增益模拟”Ecol.Res.7。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tang,Y.: "EHects of mucrosite light availability on the suruival and growth of oak seedlings within a grass land." Bot.Mag.105. 281-288 (1992)
Tang,Y.:“粘粒光可用性对草地内橡树幼苗的生存和生长的影响。”
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Washitani,I.: "Effects of seed size and seedling emergence time on the fitness coonponents ob Ambrosida trifida and A.artemisiaofolia var,elatior in competition with grass peroonial" Palnt Species Biol.7. 11-19 (1992)
Washitani,I.:“种子大小和幼苗出苗时间对 Ambrosida trifida 和 A.artemisiaofolia var,elatior 与草 peronial 竞争中适应性成分的影响”Pant Species Biol.7。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
中国雲南省における生物多様性保全と生態系管理に関する研究-サクラソウ属植物を指標として
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批准号:04F04174
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.41万
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财政年份:2004
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负责人:鷲谷 いづみ
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依托单位:
植物の個体群ボトルネックの実験的研究
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批准号:07640834
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.9万
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财政年份:1995
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负责人:鷲谷 いづみ
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依托单位:
相対的休眠を考慮した温度-種子発芽モデルの作成
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批准号:06640809
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.83万
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财政年份:1994
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负责人:鷲谷 いづみ
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依托单位:
光環境の時間的・空間的不均一性が種多様性の維持に果たす役割の検討
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批准号:05640705
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1993
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负责人:鷲谷 いづみ
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依托单位:
種子繁殖期の生物間相互作用が植物の繁殖成功に及ぼす影響の比較生態学的研究
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批准号:03269203
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1991
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负责人:鷲谷 いづみ
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依托单位:
種子発芽温度反応の比較生態学的スクリ-ニング
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批准号:01540542
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1989
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负责人:鷲谷 いづみ
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依托单位:
海外基金