血液型不適合腎移植後にみとめられるACCOMMODATED抗体の解析
血液型不適合腎移植後にみとめられるACCOMMODATED抗体の解析
批准号:
17591705
负责人:
石田 英樹
金额:
$1.86万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2005
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2005 至 2006
中文摘要
血液型が異なる血液型不適合腎臓移植が施行されてから10年以上を経過した。一般的に血液型が異なる輸血を施すと溶血を起こし致死的にもなりえる。1989年来、不適合移植を施行してからなぜ血液型が異なる腎臓が許容(寛容)されるのか謎であった。不適合移植時には移植前に十分量の血液型抗体を除去した後に手術がなされる。移植後にレシピエントは自己の血液型を産生するにもかかわらず、一定量の抗体が移植手術時に除去されているだけでその後の移植腎臓は許容され腎機能は温存されることが判明した。平成17年より開始した同研究によってこのような移植後に産生される血液型抗体にっいての解析を行った。研究業績についての詳細は業績報告に譲るが、2007年に研究代表者らがアメリカ移植学会誌(AJT,2007)に報告したように、2000年に免疫抑制剤が新たに開発されるようになって以来、不適合移植後に免疫学的寛容状態が頻繁に認められるようになった。このように抗体産生をはっきり認めるにもかかわらずその後の移植臓器機能が良好に経過する現象をAccommodationと呼んでいる。GFRにて移植腎機i能を測定し、また同時に移植腎生検の結果を解析した結果、2000年にFK506およびミコフェノール酸モフェティールが臨床移植の場に登場して以来、Accommodation現象が多く認められることがわかった。また研究代表者が2006年にTransplantationに発表した結果では、このようなAccommodationの成立したレシピエント体内に産生された抗体は、生来ヒトの体内に産生される血液型抗体とは異なったサブクラスに属することがわかった。すなわち、通常のヒト体内に存在する血液型抗体は細胞障害性の強いIgG1抗体であるのに比べて、不適合移植後の良好な移植腎機能を有するレシピエント体内に存在する抗体はIgG2,IgM抗体であることが判明した。さらに細胞障害性の強い抗体がT細胞を介したT細胞Dependentなメカニズムにて産生されるのに対し、不適合移植後に産生される血液型抗体はIndependentにCD5陽性B細胞より産生される異なったメカニズムによる抗体産生機序であることがわかった。これはことなった血液型抗原(糖鎖抗原)によっておこった初期免疫応答の結果であり、その後のImmunityを積極的に誘導するものではないことを証明したといえる。ことなった糖鎖抗原に対してヒト体内の免疫反応を観察した画期的な免疫学モデルであった。
英文摘要
血液型が異なる血液型不適合腎臓移植が施行されてから10年以上を経過した。一般的に血液型が異なる輸血を施すと溶血を起こし致死的にもなりえる。1989年来、不適合移植を施行してからなぜ血液型が異なる腎臓が許容(寛容)されるのか謎であった。不適合移植時には移植前に十分量の血液型抗体を除去した後に手術がなされる。移植後にレシピエントは自己の血液型を産生するにもかかわらず、一定量の抗体が移植手術時に除去されているだけでその後の移植腎臓は許容され腎機能は温存されることが判明した。平成17年より開始した同研究によってこのような移植後に産生される血液型抗体にっいての解析を行った。研究業績についての詳細は業績報告に譲るが、2007年に研究代表者らがアメリカ移植学会誌(AJT,2007)に報告したように、2000年に免疫抑制剤が新たに開発されるようになって以来、不適合移植後に免疫学的寛容状態が頻繁に認められるようになった。このように抗体産生をはっきり認めるにもかかわらずその後の移植臓器機能が良好に経過する現象をAccommodationと呼んでいる。GFRにて移植腎機i能を測定し、また同時に移植腎生検の結果を解析した結果、2000年にFK506およびミコフェノール酸モフェティールが臨床移植の場に登場して以来、Accommodation現象が多く認められることがわかった。また研究代表者が2006年にTransplantationに発表した結果では、このようなAccommodationの成立したレシピエント体内に産生された抗体は、生来ヒトの体内に産生される血液型抗体とは異なったサブクラスに属することがわかった。すなわち、通常のヒト体内に存在する血液型抗体は細胞障害性の強いIgG1抗体であるのに比べて、不適合移植後の良好な移植腎機能を有するレシピエント体内に存在する抗体はIgG2,IgM抗体であることが判明した。さらに細胞障害性の強い抗体がT細胞を介したT細胞Dependentなメカニズムにて産生されるのに対し、不適合移植後に産生される血液型抗体はIndependentにCD5陽性B細胞より産生される異なったメカニズムによる抗体産生機序であることがわかった。これはことなった血液型抗原(糖鎖抗原)によっておこった初期免疫応答の結果であり、その後のImmunityを積極的に誘導するものではないことを証明したといえる。ことなった糖鎖抗原に対してヒト体内の免疫反応を観察した画期的な免疫学モデルであった。
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The mechanism responsible for accommodation after living related kidney transplantation across the blood barrier.
活体肾移植后跨血屏障调节的机制。
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Transplant International 18(6)
影响因子:
--
作者:
[Ishida H, et al.]
通讯作者:
et al.
Evaluation of flow cytometric panel reactive antibody (Flow PRA) in renal transplant recipients-Examination of 238 cases of renal transplantation-
流式细胞术面板反应性抗体(Flow PRA)在肾移植受者中的评价-238例肾移植检查-
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
Transplant International 18(2)
影响因子:
--
作者:
[Ishida H, Tanabe K, et al.]
通讯作者:
et al.
Evaluation of immunosuppressive regimens in ABO-incompatible living kidney transplantation-single center analysis-Am J Transplant(in press)2007
ABO血型不合活体肾移植中免疫抑制方案的评价-单中心分析-Am J Transplant(出版中)2007
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
American Journal of Transplantation
影响因子:
8.8
作者:
[Ishida H, Tanabe K, et al.]
通讯作者:
et al.
Differences in humeral immunity between a rejection group and a non-rejection group after ABO-incompatible renal transplantation
ABO血型不合肾移植后排斥组与非排斥组体液免疫差异
DOI:
--
发表时间:
2006
期刊:
Transplantation (in print)
影响因子:
--
作者:
[Ishida H, et al.]
通讯作者:
et al.
Evaluation of immunosuppressive regimens in ABO-incompatible living kidney transplantation-single center analysis-Am J Transplant
ABO血型不合活体肾移植中免疫抑制方案的评价-单中心分析-Am J Transplant
DOI:
--
发表时间:
2007
期刊:
American Journal of Transplantation (in press)
影响因子:
--
作者:
[Ishida H, Tanabe K, et al.]
通讯作者:
et al.
共 7 条
移植臓器拒絶反応における抗ABO血液型抗体C1q結合性の働きの解明
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批准号:23K08079
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$3.0万
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财政年份:2023
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负责人:石田 英樹
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依托单位:
HDAFトランスジェニックピッグ-CDl5s拒絶反応マーカーの検討-
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批准号:11770676
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1999
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负责人:石田 英樹
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依托单位: