触雪異常出水の発生メカニズムの解明と予測手法の開発
触雪異常出水の発生メカニズムの解明と予測手法の開発
批准号:
01601510
负责人:
小池 俊雄
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1989
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1989 至 --
中文摘要
融雪異常出水をもたらす高温・多湿・強風条件下での融雪メカニズムの解明とモデル化を目的として、現地観測並びに室内風洞実験を行った。現地観測は、7月中旬まで積雪が残り、高温・多湿・強風下での融雪観測の機会が得られ易い、富士山吉田側斜面の五合目(標高2200m)、七合目(2900m)、八合目(3400m)の3地点を対象とした。期間は、1989年4月〜7月で、気象要素はRAMパック式記録計を用いて自記観測し、融雪量は1週間毎の現地調査(積雪断面観測・表面融雪深観測)より、期間融雪量を推定した。その結果、梅雨期の高温・多湿・強風下において融雪を起こす潜熱交換量が激増することが明らかとなった。そこでこの融雪現象の解明とモデル化を目的とする室内風洞実験を行った。実験は、室温を14℃から30℃に制御できる恒温室内にゲッチンゲン型(回流型)風洞を作製し、風速、温度、湿度を変化させて行った。雪サンプルの雪面が風洞定部底面に合うように置き、融雪による雪面沈下に伴ってジャッキで高さを調節し、そのサンプルの高さの変化に密度を乗じて求めた融雪量と雪面上の気温・水蒸気圧・風速のそれぞれの垂直分布及び放射収支量を計測した。雪面上では、温度、風速の境界層の発達が見られ、これらの境界層厚が発達し切ったと見なせる雪の前端から98cm地点で融雪量の計測を行った。気温・水蒸気圧・風速のうち、1つのみを変化させ他は一定の条件で実験を行った所、融雪強度(単位面積当り単位時間に融ける雪の質量)と雪面からの高さ3cmの温度、水蒸気圧差との関係はいずれも線形であるが、融雪強度と風速との関係は非線形となることが示された。またその非線形性は温度・湿度が高くなるほど顕著であり、従来のバルク法では高温・多湿・強風下での顕熱・潜熱交換量を表現することはできず、風速の非線形性を考慮したモデルの開発が必要であることが示された。
英文摘要
融雪異常出水をもたらす高温・多湿・強風条件下での融雪メカニズムの解明とモデル化を目的として、現地観測並びに室内風洞実験を行った。現地観測は、7月中旬まで積雪が残り、高温・多湿・強風下での融雪観測の機会が得られ易い、富士山吉田側斜面の五合目(標高2200m)、七合目(2900m)、八合目(3400m)の3地点を対象とした。期間は、1989年4月〜7月で、気象要素はRAMパック式記録計を用いて自記観測し、融雪量は1週間毎の現地調査(積雪断面観測・表面融雪深観測)より、期間融雪量を推定した。その結果、梅雨期の高温・多湿・強風下において融雪を起こす潜熱交換量が激増することが明らかとなった。そこでこの融雪現象の解明とモデル化を目的とする室内風洞実験を行った。実験は、室温を14℃から30℃に制御できる恒温室内にゲッチンゲン型(回流型)風洞を作製し、風速、温度、湿度を変化させて行った。雪サンプルの雪面が風洞定部底面に合うように置き、融雪による雪面沈下に伴ってジャッキで高さを調節し、そのサンプルの高さの変化に密度を乗じて求めた融雪量と雪面上の気温・水蒸気圧・風速のそれぞれの垂直分布及び放射収支量を計測した。雪面上では、温度、風速の境界層の発達が見られ、これらの境界層厚が発達し切ったと見なせる雪の前端から98cm地点で融雪量の計測を行った。気温・水蒸気圧・風速のうち、1つのみを変化させ他は一定の条件で実験を行った所、融雪強度(単位面積当り単位時間に融ける雪の質量)と雪面からの高さ3cmの温度、水蒸気圧差との関係はいずれも線形であるが、融雪強度と風速との関係は非線形となることが示された。またその非線形性は温度・湿度が高くなるほど顕著であり、従来のバルク法では高温・多湿・強風下での顕熱・潜熱交換量を表現することはできず、風速の非線形性を考慮したモデルの開発が必要であることが示された。
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小池俊雄,後藤巖,奥村学: "風洞実験における積雪降温過程の解明" 日本雪氷学会秋季大会講演予稿集. 158 (1989)
Toshio Koike、Iwao Goto、Manabu Okumura:“风洞实验中雪温过程的阐明”日本冰雪学会秋季会议记录 158(1989)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
浅沼順,小池俊雄,虫明功臣: "富士山北斜面における触雪観測ー第二報ー" 日本雪氷学会秋季大会講演予稿集. 48 (1989)
Jun Asanuma、Toshio Koike、Isao Mushiaki:“富士山北坡的触雪观测 - 第二次报告”日本冰雪学会秋季会议记录 48(1989)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
奥村学,浅沼順,小池俊雄,後藤巖,: "風洞実験による触雪現象の解明" 第8回日本自然災害学会学術講演会要旨集. 98-99 (1989)
Manabu Okumura、Jun Asanuma、Toshio Koike、Iwao Goto:“通过风洞实验阐明雪接触现象”日本自然灾害学会第八届学术会议摘要 98-99(1989)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
小池俊雄,後藤巖,奥村学,浅沼順: "風洞実験による触雪現象の解明(1)" 土木学会第44回年次学術講演会概要集第2部. 94-95 (1989)
Toshio Koike、Iwao Goto、Manabu Okumura、Jun Asanuma:“通过风洞实验阐明雪接触现象(1)” 日本土木工程学会第 44 届年度学术会议摘要,第 2 部分. 94-95 (1989)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
衛星観測と数値モデルを組み合わせたアジア域での水循環予測
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批准号:05F05361
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:2005
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负责人:小池 俊雄
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依托单位:
富士山における融雪期の広域熱収支・水収支に関する実証的研究
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批准号:02805060
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1990
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负责人:小池 俊雄
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依托单位:
寒冷都市における利雪・親雪計画のための環境指標
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批准号:01602023
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1989
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负责人:小池 俊雄
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依托单位:
中小河川を軸とした大都市空間構造認知の変遷に関する研究
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批准号:63602514
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.22万
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财政年份:1988
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负责人:小池 俊雄
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依托单位:
水資源としての積雪・融雪情報管理システムの構成
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批准号:63750517
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1988
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负责人:小池 俊雄
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依托单位:
流出成分の分離と流出寄与域の評価による物理的流出モデルの検討
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批准号:61750498
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.58万
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财政年份:1986
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负责人:小池 俊雄
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依托单位: