骨髄間質細胞による造血幹細胞の分化,増殖の統御機構ーウイルスベクタ-を用いた遺伝子導入法の造血系への応用ー
骨髄間質細胞による造血幹細胞の分化,増殖の統御機構ーウイルスベクタ-を用いた遺伝子導入法の造血系への応用ー
批准号:
02256208
负责人:
外山 圭助
金额:
$1.34万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1990
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1990 至 --
中文摘要
骨髄間質細胞は,造血幹細胞の分化,増殖を統御する骨髄造血微小環境を構成する重要な一要素と考えられている。本研究はヒト骨髄間質細胞の役割を検討する目的で,SV40 Tー抗原組み込みアデノウイルスベクタ-を作成し間質細胞をimmortalizeすることにより種々の安定した細胞株を得ると共に,これらの造血幹細胞に及ぼす影響の検討を行った。ウイルスベクタ-としてSV40 Tー抗原(oriー)及びSVー40 Tー抗原温度感受性変異株(ts)遺伝子組み込みアデノウイルスを作製し骨髄間質細胞に対して感染法あるいは電気ショック法を用いて遺伝子導入を行った。oriー及びtsを用いた導入実験で48時間後の感染効率は感染法では40ー60%,電気ショック法では70ー80%であり,5ー10%の効率であった従来のプラスミドDNAによる導入に比較して有効であった。また20ー40代の系代培養後の株化効率は,感染法及び電気ショック法共に1ー3%の株化効率が得られ,これもプラスミドDNAを用いた場合に比較して約100ー500倍の効率であった。さらに獲得した細胞株を検討した結果,線維芽様細胞,マクロファ-ジ様細胞及び血管内皮細胞と様々な性質を有する細胞株が効率よく樹立されることが確認され,これらは第38回日本ウイルス学会で報告した。これら細胞株の造血細胞に及ぼす影響として各細胞の産生するサイトカインを検討した結果,一部の細胞培養上清中にGMーCSF,GーCSF,ILー6等が検出された。さらに一部細胞株でこれらサイトカインに加えILー3の産生が認められ造血微小環境におけるILー3の役割を検討する上での重要なモデルとして有用と考えられる。これらサイトカインは分子レベルでもmRNAの発現が確認され現在発表準備中である。現在さらにこれら細胞株を用いてin vitroにおけるヒト造血現象再現を検討中である。
英文摘要
骨髄間質細胞は,造血幹細胞の分化,増殖を統御する骨髄造血微小環境を構成する重要な一要素と考えられている。本研究はヒト骨髄間質細胞の役割を検討する目的で,SV40 Tー抗原組み込みアデノウイルスベクタ-を作成し間質細胞をimmortalizeすることにより種々の安定した細胞株を得ると共に,これらの造血幹細胞に及ぼす影響の検討を行った。ウイルスベクタ-としてSV40 Tー抗原(oriー)及びSVー40 Tー抗原温度感受性変異株(ts)遺伝子組み込みアデノウイルスを作製し骨髄間質細胞に対して感染法あるいは電気ショック法を用いて遺伝子導入を行った。oriー及びtsを用いた導入実験で48時間後の感染効率は感染法では40ー60%,電気ショック法では70ー80%であり,5ー10%の効率であった従来のプラスミドDNAによる導入に比較して有効であった。また20ー40代の系代培養後の株化効率は,感染法及び電気ショック法共に1ー3%の株化効率が得られ,これもプラスミドDNAを用いた場合に比較して約100ー500倍の効率であった。さらに獲得した細胞株を検討した結果,線維芽様細胞,マクロファ-ジ様細胞及び血管内皮細胞と様々な性質を有する細胞株が効率よく樹立されることが確認され,これらは第38回日本ウイルス学会で報告した。これら細胞株の造血細胞に及ぼす影響として各細胞の産生するサイトカインを検討した結果,一部の細胞培養上清中にGMーCSF,GーCSF,ILー6等が検出された。さらに一部細胞株でこれらサイトカインに加えILー3の産生が認められ造血微小環境におけるILー3の役割を検討する上での重要なモデルとして有用と考えられる。これらサイトカインは分子レベルでもmRNAの発現が確認され現在発表準備中である。現在さらにこれら細胞株を用いてin vitroにおけるヒト造血現象再現を検討中である。
期刊论文(8)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
Aizawa S.,Hojo H.et al.: "Rosette formation between stromal and hemopoietic cells:A simple assay for the supportive activity of stromal cells" Leukemia.
Aizawa S.,Hojo H.等人:“基质细胞和造血细胞之间的玫瑰花结形成:基质细胞支持活性的简单测定”白血病。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Aizawa S.,Nakano M.et al.: "Establishment of a variety of human bone marrow stromal cell lines by recombinant SV40ーadenovirus vector." J.Cell.Physiol.
Aizawa S.、Nakano M. 等人:“通过重组 SV40 腺病毒载体建立多种人骨髓基质细胞系。”J.Cell.Physiol。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tavassoli M.,Aizawa S.et al.: "Molecular mechanism of hematopoietic stem cell binding to the supportive stroma." Prog.Clin.Biol.Res.(United State). 352. 87-95 (1990)
Tavassoli M.,Aizawa S.et al.:“造血干细胞与支持基质结合的分子机制。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Tavassoli H.,Aizawa S.et al.: "Hematopoiesis UCLA Symposia on Molecular and Cellular Biology" Alan R Liss Ine NY, 281 (1990)
Tavassoli H.,Aizawa S.et al.:“加州大学洛杉矶分校造血分子和细胞生物学研讨会”Alan R Liss Ine NY,281 (1990)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Ph'陽性急性白血病の生物学的意義とその集学的治療に関する研究
-
批准号:06454350
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
-
资助金额:$2.69万
-
财政年份:1994
-
负责人:外山 圭助
-
依托单位:
エリスロポエチン産生に関する研究
-
批准号:60570568
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.09万
-
财政年份:1985
-
负责人:外山 圭助
-
依托单位:
炎症における造血幹細胞の研究
-
批准号:X00095----467422
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
-
资助金额:$0.29万
-
财政年份:1979
-
负责人:外山 圭助
-
依托单位:
赤血球造成機構に関する研究, 特にerythropoietin inhibitorについて
-
批准号:X00095----967056
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (D)
-
资助金额:$0.24万
-
财政年份:1974
-
负责人:外山 圭助
-
依托单位:
海外基金