二種類の運動系神経回路の異同に関する実験形態学的研究
二種類の運動系神経回路の異同に関する実験形態学的研究
批准号:
07252207
负责人:
中村 泰尚
金额:
$1.09万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
基底核系と小脳系の神経回路を巡ってきた情報はいずれも視床において、別々の核を経由して大脳皮質に中継される。昨年までの研究で、視床の大脳皮質投射ニューロンは両系統からの入力を一次、二次の樹状突起と細胞体で受けていること、抑制性の介在ニューロンのシナプス前樹状突起(PSD)が皮質投射ニューロンの細胞体をはじめ樹状突起とシナプスを作りつつ、外来性の入力終末とtriadと呼ばれるシナプス構築をなすことを明らかにした。このとき視床網様核(TRN)からの入力と思われる軸索終末が見つかったのでその本体を詳しく調べた。ネコの運動野皮質に4%WGA-HRPを少量注入して視床外側腹側核(VL)ニューロンを逆行性に標識すると同時に、TRNのうちVLへの投射域である吻側部に、WGA-HRPを少量注入して順行性にTRN終末を標識した。また超薄切片上で金コロイド法によるGABAを対象にした免疫組織化学染色も試みた。連続切片の三次元的復構を含めた電子顕微鏡によると、順行性に標識されたTRN終末は、長径が1-3μmで、小型から中型に分類できるものであった。これらの扁平シナプス小胞を含んでいて、対称型シナプスをVLの皮質投射ニューロンの細胞体、一次、二次、それ以下の樹状突起上に作っていた。上に記したtriadにはTRM終末は関わっていなかった。またTRN終末はGABA陽性であった。このことからVLにはPSDと、TRN終末の二種類のGABA陽性(抑制性)終末が存在することになるが、それらの局在性が異なることから、まったく別の機能を果たしていることが示唆された。またTRN終末がVLの皮質投射ニューロンの広範な部位にシナプスしていることから、大脳皮質からTRNを経由する抑制効果が瞬時にニューロン全体に行き渡るように考えられる。
英文摘要
基底核系と小脳系の神経回路を巡ってきた情報はいずれも視床において、別々の核を経由して大脳皮質に中継される。昨年までの研究で、視床の大脳皮質投射ニューロンは両系統からの入力を一次、二次の樹状突起と細胞体で受けていること、抑制性の介在ニューロンのシナプス前樹状突起(PSD)が皮質投射ニューロンの細胞体をはじめ樹状突起とシナプスを作りつつ、外来性の入力終末とtriadと呼ばれるシナプス構築をなすことを明らかにした。このとき視床網様核(TRN)からの入力と思われる軸索終末が見つかったのでその本体を詳しく調べた。ネコの運動野皮質に4%WGA-HRPを少量注入して視床外側腹側核(VL)ニューロンを逆行性に標識すると同時に、TRNのうちVLへの投射域である吻側部に、WGA-HRPを少量注入して順行性にTRN終末を標識した。また超薄切片上で金コロイド法によるGABAを対象にした免疫組織化学染色も試みた。連続切片の三次元的復構を含めた電子顕微鏡によると、順行性に標識されたTRN終末は、長径が1-3μmで、小型から中型に分類できるものであった。これらの扁平シナプス小胞を含んでいて、対称型シナプスをVLの皮質投射ニューロンの細胞体、一次、二次、それ以下の樹状突起上に作っていた。上に記したtriadにはTRM終末は関わっていなかった。またTRN終末はGABA陽性であった。このことからVLにはPSDと、TRN終末の二種類のGABA陽性(抑制性)終末が存在することになるが、それらの局在性が異なることから、まったく別の機能を果たしていることが示唆された。またTRN終末がVLの皮質投射ニューロンの広範な部位にシナプスしていることから、大脳皮質からTRNを経由する抑制効果が瞬時にニューロン全体に行き渡るように考えられる。
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专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
中村泰尚、大竹一嘉、佐藤二美、和泉正英: "大脳基底核の下行性投射" 神経進歩. 39. 212-222 (1995)
Yasunao Nakamura、Kazuyoshi Otake、Fumi Sato、Masahide Izumi:“基底神经节的下降投影”神经学进展。39. 212-222 (1995)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Nakamura,Y.,Okuno,S.,Kitani,T.,Otake,K.,Sato,F.and Fujisawa,H.: "Distribution of Ca^<2+>/calmodulin-dependent protein Kinase kinaseα in the rat central nervous system: an immunohistochemical study." Neurosci. Lett.204. 61-64 (1996)
Nakamura, Y.、Okuno, S.、Kitani, T.、Otake, K.、Sato, F. 和 Fujisawa, H.:“Ca^<2+>/钙调蛋白依赖性蛋白激酶激酶α在中枢大鼠中的分布神经系统:免疫组织化学研究。” Neurosci. Lett.204. 61-64 (1996)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Nakamura,Y.,Okuno,S.,Sato,F.and Fujisawa,H.: "An immunohistochemical study of Ca^<2+>/calmodulin-dependent protein Kinase IV in the rat central nervous system:light and electron microscopic observation." Neuroscience. 68. 181-194 (1995)
Nakamura,Y.、Okuno,S.、Sato,F. 和 Fujisawa,H.:“大鼠中枢神经系统中 Ca^2/钙调蛋白依赖性蛋白激酶 IV 的免疫组织化学研究:光和电子显微镜观察。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
二種類の運動系神経回路の異同に関する実験形態学的研究
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批准号:06260213
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1994
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负责人:中村 泰尚
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依托单位:
基底核系神経回路と小脳系神経回路の異同に関する実験形態学的研究
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批准号:05267216
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1993
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负责人:中村 泰尚
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依托单位:
運動機能発現の機構に関する実験形態学的研究
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批准号:04246212
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1992
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负责人:中村 泰尚
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依托单位:
基底核と脳幹網様体、脊髄連絡の研究
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批准号:63623503
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$0.64万
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财政年份:1988
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负责人:中村 泰尚
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依托单位:
基底核における可塑性の実験形態学的研究
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批准号:62221015
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1986
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负责人:中村 泰尚
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依托单位:
大脳基底核における可塑性の形態学的研究
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批准号:60570026
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$0.77万
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财政年份:1985
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负责人:中村 泰尚
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依托单位:
大脳基底核神経回路網の研究, とくに基底核内の微小回路について
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批准号:56480083
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$3.58万
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财政年份:1981
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负责人:中村 泰尚
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依托单位:
大脳基底核を中心とする神経回路網の実験形態学的研究
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批准号:X00090----557015
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1980
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负责人:中村 泰尚
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依托单位:
運動神経核におけるシナプス構成の定量的電子顕微鏡的研究
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批准号:X00210----977011
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.22万
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财政年份:1974
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负责人:中村 泰尚
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依托单位:
海外基金