キイロショウジョウバエにおける誘発可能遺伝子ファミリー調節機構とその適応進化
キイロショウジョウバエにおける誘発可能遺伝子ファミリー調節機構とその適応進化
批准号:
07265220
负责人:
山崎 常行
金额:
$1.41万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1995
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1995 至 --
中文摘要
我々の研究室で最も重点的に研究を行っているアミラーゼ遺伝子に関する問題から述べる事にする。我々はキイロショウジョウバエを含む近縁種8種の調節領域と全コーディング領域の塩基配列を決定し、その分子機能に関してもほぼ解明しつつある。塩基配列の解析の結果、種内での置換と種問での置換の様相には大きな違いがあり、一般に種間ではアミノ酸置換が有意に多く、種内置換では同義置換が相対的に多いという傾向が明らかになった(Shibata and Yamazaki 1995)。このことは種の分化においてはコーティング領域における塩基置換が適応進化によって起こったということを示唆している。また、二つの重複遺伝子間の5′、3′調節領域では種を越えてproximal特異的、あるいはdistal特異的な配列を持つことが明かとなっている(Shibata and Yamazaki 1995, Inomata et a. 1996)。つまり、二つの遺伝子間での発現調節機構に分化が生じている事を示している。また、D. kikkawaiiやD. lebanonensisの構造を調べた結果、重複遺伝子の構造はそれぞれまったく異なっていたが、コーディング、ノンコーディング領域とも上記近縁8種の様相と同じであった(Inomata et al. unpublished)。種内変異の分子的様相はアルコール脱水素酵素とは異なり、同じアイソザイム内にも多くのアミノ酸の違いがあり、染色体間、遺伝子座間にたくさんの組み替えが起きていることが明らかとなった(Inomata et al. 1995)。調節領域の働きについては我々は受精卵にベクターを注入し、P因子ベクターの転移によって可能になるP因子仲介形質転換法、あるいは体細胞トランジェント発現法とターゲット突然変異誘発法を使うことによってシスアクティングな領域の働きに関してはかなりの点まで明らかにしてきた(Choi and Yamazaki 1994)。我々は現在適応進化に直接関与すると考えられているこれらのトランスアクテイングな因子群を、ショウジョウバエのトランスポゾンの一種であるP因子の転移を利用する突然変異誘発法でもあるいわゆる"トランスポゾンタギング法"を使って同定し、分子機構を解明し、アミラーゼ遺伝子の適応進化のしくみを明らかにするための実験を進行中である。
英文摘要
我々の研究室で最も重点的に研究を行っているアミラーゼ遺伝子に関する問題から述べる事にする。我々はキイロショウジョウバエを含む近縁種8種の調節領域と全コーディング領域の塩基配列を決定し、その分子機能に関してもほぼ解明しつつある。塩基配列の解析の結果、種内での置換と種問での置換の様相には大きな違いがあり、一般に種間ではアミノ酸置換が有意に多く、種内置換では同義置換が相対的に多いという傾向が明らかになった(Shibata and Yamazaki 1995)。このことは種の分化においてはコーティング領域における塩基置換が適応進化によって起こったということを示唆している。また、二つの重複遺伝子間の5′、3′調節領域では種を越えてproximal特異的、あるいはdistal特異的な配列を持つことが明かとなっている(Shibata and Yamazaki 1995, Inomata et a. 1996)。つまり、二つの遺伝子間での発現調節機構に分化が生じている事を示している。また、D. kikkawaiiやD. lebanonensisの構造を調べた結果、重複遺伝子の構造はそれぞれまったく異なっていたが、コーディング、ノンコーディング領域とも上記近縁8種の様相と同じであった(Inomata et al. unpublished)。種内変異の分子的様相はアルコール脱水素酵素とは異なり、同じアイソザイム内にも多くのアミノ酸の違いがあり、染色体間、遺伝子座間にたくさんの組み替えが起きていることが明らかとなった(Inomata et al. 1995)。調節領域の働きについては我々は受精卵にベクターを注入し、P因子ベクターの転移によって可能になるP因子仲介形質転換法、あるいは体細胞トランジェント発現法とターゲット突然変異誘発法を使うことによってシスアクティングな領域の働きに関してはかなりの点まで明らかにしてきた(Choi and Yamazaki 1994)。我々は現在適応進化に直接関与すると考えられているこれらのトランスアクテイングな因子群を、ショウジョウバエのトランスポゾンの一種であるP因子の転移を利用する突然変異誘発法でもあるいわゆる"トランスポゾンタギング法"を使って同定し、分子機構を解明し、アミラーゼ遺伝子の適応進化のしくみを明らかにするための実験を進行中である。
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E. Nitasaka: "The molecular analysis of brown eye color mutations isolated from geographically discrete populations of Drosophila melanogaster" Mol. Gen. Genet.247. 164-168 (1995)
E. Nitasaka:“从地理上离散的黑腹果蝇群体中分离出的棕色眼睛颜色突变的分子分析”Mol。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
H. Shibata: "Molecular Evolution of the Duplicated Amy Locus in the Drosophila melanogaster Species subgroup: Concerted Evolution Only in the Coding Region and Excess of Nonsynonymous substitutions in Speciation" Genetics. 141. 223-236 (1995)
H. Shibata:“果蝇物种亚群中重复 Amy 基因座的分子进化:仅在编码区协同进化和物种形成中非同义替换过多”遗传学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
N. Inomata: "Evolution of the Response Patterns to Dietary carbohydrates and the Developmental Differentiation of Gene Expression of α-Amylase in Drosophila" J. Mol. Evol.41. 1076-1084 (1995)
N. Inomata:“果蝇中膳食碳水化合物反应模式的演变和 α-淀粉酶基因表达的发育分化”J. Mol. 1076-1084 (1995)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
N. Inomata: "Evolutionary Relationships and Sequence Variation of a-Amylase Variants Encoded by Duplicated Genes in the Amy Locus of Drosophila melanogaster" Genetics. 141. 237-244 (1995)
N. Inomata:“果蝇艾米基因座中重复基因编码的α-淀粉酶变体的进化关系和序列变异”遗传学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
D. S. Suh: "Studies on the Transposition Rates of Mobile Genetic Elements in a Natural Population of Drosophila melanogaster" Mol. Biol. Evol.12. 748-758 (1995)
D. S. Suh:“果蝇自然种群中可移动遗传元件转座率的研究”Mol。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
共 6 条
担子菌とショウジョウバエの共生とアミラーゼ遺伝子の収斂進化に関する遺伝学的研究
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批准号:98F00112
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:1998
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负责人:山崎 常行
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依托单位:
キイロショウジョウバエにおける誘発可能遺伝子ファミリー調節機構とその適応進化
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批准号:08257215
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.15万
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财政年份:1996
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负责人:山崎 常行
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依托单位:
キイロショウジョウバエにおける誘発可能遺伝子ファミリー調節機構とその適応進化
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批准号:06273223
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1994
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负责人:山崎 常行
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依托单位:
ショウジョウバエアミラ-ゼ遺伝子における適応進化の分子的基礎
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批准号:02640495
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.09万
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财政年份:1990
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负责人:山崎 常行
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依托单位:
ショウジョウバエ分子生物学による生体高次機能解析
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批准号:01639507
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1989
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负责人:山崎 常行
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依托单位:
ショウジョウバエ分子生物学による生体高次機能解析
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批准号:63639506
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.6万
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财政年份:1988
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负责人:山崎 常行
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依托单位:
ショウジョウバエにおけるアミラーゼ遺伝子の構造と機能に関する分子集団遺伝学的研究
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批准号:59540411
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1984
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负责人:山崎 常行
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依托单位:
2倍体動物(ショウジョウバエ)及び半数体植物(ジャゴケ)における遺伝的変異と進化
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批准号:57220020
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项目类别:Grant-in-Aid for Special Project Research
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资助金额:$0.96万
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财政年份:1982
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负责人:山崎 常行
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依托单位:
調節遺伝子座および結合タンパク遺伝子座における平均異型接合性の研究
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批准号:X00080----248002
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项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (B)
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资助金额:$2.43万
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财政年份:1977
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负责人:山崎 常行
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依托单位:
海外基金