近代中国の政治変動と文化的保守主義
近代中国の政治変動と文化的保守主義
批准号:
09205210
负责人:
嵯峨 隆
金额:
$0.64万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 --
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
今年度の研究によって得られた業績の概要は以下の通りである。近代中国の文化的保守主義は大きく分けて,次の3つに分類することができる。即ち,(1)1860年代から90年代までの体用派,(2)1890年代から1920年代までの国粋派,(3)1920年代から5・60年代までの新儒家である。本年度の研究対象としたのは(2)およびその周辺にいた人々である。 「中体西用」を唱える体用派の人々が,物質文明と精神文明の区分をする方法を用いて,資本主義的近代化の衝撃の問題を解決しようとしたのに対して,彼ら国粋派の人々は直接的に綱常倫理を「中国が中国であるべき」文化的拠り所とは見なさず,民族的特性の視角から固有の「国粋」なるものを持ち出した。清末に於いては,国粋派の人々の中には政治的には革命派の側に名を連ねる者が多かった。しかし,新たに創建された中華民国という政治・社会体制は,彼らの中の「保守性」を刺激するものであったと言える。そうした保守的意識の台頭は,著名な知識人の間だけでなく,多くの一般の人々の心情にも見られたところである。即ち,新しきものの登場によって,保守的風潮は醸し出されており,それが「主義」へと高められる環境は既に存在していたのである。こうした意識は,新文化運動時期に至って更に高まったと言える。然るに,それは当時に於ける深刻な民族的危機の反映でもあった。民族的危機と民族文化精神との関係について言うなら,当時の保守派と新文化運動推進派は,それが共に因果関係にあるものと見なしていたことは明らかである。しかし,彼らの態度は根本的に相反していた。すなわち,新文化運動推進派が中国の現実的危機を伝統に対する崇拝に起因するものと見なした一方,保守派の人々は逆にそれが伝統的倫理道徳体系の離散に因るものだと見なし,その維持・再建こそ急務であると見なしたのである。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
嵯峨 隆: "大杉栄と中国-近代における日中社会主義交流の一側面-" 教養論叢 (慶應義塾大学法学部). 108号(近刊). (1998)
佐贺隆:《大杉荣与中国——近代中日社会主义交流的一个方面》文科系列(庆应义塾大学法学院)第108期(即将出版)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
山田教授記念論文集編集委員会: "中国の政治-遭遇する近代と現代(近刊)-分担執筆" 勁草書房, (1998)
山田教授纪念论文集编辑委员会:《中国政治 - 遭遇现代性和当代性(即将出版) - 合著者》Keiso Shobo,(1998)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
近代中国の政治変動と文化的保守主義
-
批准号:10112208
-
项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas (A)
-
资助金额:$0.51万
-
财政年份:1998
-
负责人:嵯峨 隆
-
依托单位:
海外基金