高エネルギー密度化を目指した高速3価イオン伝導体の開発
高エネルギー密度化を目指した高速3価イオン伝導体の開発
批准号:
09215223
负责人:
今中 信人
金额:
$1.28万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 --
中文摘要
Sc_2(WO_4)_3-Lu_2(WO_4)_3系は種々のScとLuとの割合において固溶体を生成する。この2元型固溶体にさらにAl_2(WO_4)_3を加えた三元系固溶体の中でSc,Lu比が1:1、Sc_2(WO_4)_3-Lu_2(WO_4)_3系に対しAl_2(WO_4)_3を10mol%含む固溶体において導電率が最大値を持つことがわかった。これは(Sc,Lu)_2(WO_4)_3固溶体中をAl^<3+>イオンが伝導するために最適な格子サイズ及びAl^<3+>イオン濃度が存在することを示している。又、最大導電率を示す0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3の誘電率は600℃においてAl_2(WO_4)_3単独と比較して約24倍に増大した。0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3は1〜10-^<25>atmの広い酸素分圧範囲において交流導電率は一定となった。電子伝導体の場合は交流導電率が酸素分圧に対し影響を受けるのに対して、全く影響を受けていないことからイオン伝導が支配的であることがわかった。次に酸化物イオン伝導の可能性の有無を調べるために酸素、窒素、ヘリウム雰囲気中で0.1μAの直流電流を通電し、分極挙動を評価した。その結果、いずれの雰囲気中においても通電後すぐにσ_<DC>/σ_<AC>は大きく減少した後一定になった。典型的な酸化物イオン伝導体であるHfO_2(20mol%CaO添加)の分極特性と比較したとき、HfO_2がO_2雰囲気下においては分極しないことから0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3の可動イオン種は酸化物イオンでないことがわかった。このことより、伝導種はイオンであり、かつ、酸化物イオンでないことから、0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3はカチオン伝導体であることがわかった。そこで、次に伝導イオン種を決定するために直流電圧を印加し、試料カソード表面のSEM観察及びEPMAを行った。EPMAはカソード表面のほか、試料ペレットの断面の線分析も行った。電解後、カソード表面に粒状の析出物が認められ、この析出物はEPMA分析からAlのみを含んでおり、Al_2O_3であることがわかった。このことは、固体中をAl^<3+>イオンが移動し、カソード表面でAl金属として析出した後、酸化されたことを示している。また、断面の線分析の結果、Sc、Lu、Wのカソード側での偏在が認められなかったのに対し、Alには認められたことから、0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3がAl^<3+>イオン伝導体であることが明かとなった。
英文摘要
Sc_2(WO_4)_3-Lu_2(WO_4)_3系は種々のScとLuとの割合において固溶体を生成する。この2元型固溶体にさらにAl_2(WO_4)_3を加えた三元系固溶体の中でSc,Lu比が1:1、Sc_2(WO_4)_3-Lu_2(WO_4)_3系に対しAl_2(WO_4)_3を10mol%含む固溶体において導電率が最大値を持つことがわかった。これは(Sc,Lu)_2(WO_4)_3固溶体中をAl^<3+>イオンが伝導するために最適な格子サイズ及びAl^<3+>イオン濃度が存在することを示している。又、最大導電率を示す0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3の誘電率は600℃においてAl_2(WO_4)_3単独と比較して約24倍に増大した。0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3は1〜10-^<25>atmの広い酸素分圧範囲において交流導電率は一定となった。電子伝導体の場合は交流導電率が酸素分圧に対し影響を受けるのに対して、全く影響を受けていないことからイオン伝導が支配的であることがわかった。次に酸化物イオン伝導の可能性の有無を調べるために酸素、窒素、ヘリウム雰囲気中で0.1μAの直流電流を通電し、分極挙動を評価した。その結果、いずれの雰囲気中においても通電後すぐにσ_<DC>/σ_<AC>は大きく減少した後一定になった。典型的な酸化物イオン伝導体であるHfO_2(20mol%CaO添加)の分極特性と比較したとき、HfO_2がO_2雰囲気下においては分極しないことから0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3の可動イオン種は酸化物イオンでないことがわかった。このことより、伝導種はイオンであり、かつ、酸化物イオンでないことから、0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3はカチオン伝導体であることがわかった。そこで、次に伝導イオン種を決定するために直流電圧を印加し、試料カソード表面のSEM観察及びEPMAを行った。EPMAはカソード表面のほか、試料ペレットの断面の線分析も行った。電解後、カソード表面に粒状の析出物が認められ、この析出物はEPMA分析からAlのみを含んでおり、Al_2O_3であることがわかった。このことは、固体中をAl^<3+>イオンが移動し、カソード表面でAl金属として析出した後、酸化されたことを示している。また、断面の線分析の結果、Sc、Lu、Wのカソード側での偏在が認められなかったのに対し、Alには認められたことから、0.1Al_2(WO_4)_3-0.9(Sc_<0.5>Lu_<0.5>)_2(WO_4)_3がAl^<3+>イオン伝導体であることが明かとなった。
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N.Imanaka et al.: "Trivalent Al^<3+> Ion Conduction in Al_2(WO_4)_3 Solids" Solid State Ionics. (印刷中).
N. Imanaka 等人:“Al_2(WO_4)_3 固体中的三价 Al^<3+> 离子传导”固态离子学(正在出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
N.Imanaka et al.: "Rare Earth Contribution in Solid State Electrolytes,Especially in Chemical Sensor Field" J.Alloys and Compounds. 250. 492-500 (1997)
N.Imanaka 等人:“稀土在固态电解质中的贡献,特别是在化学传感器领域”J.合金和化合物。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Kobayashi et al.: "Trivalent Al^<3+> ion conduction in aluminum tungstate solid" Chem.Mat.9. 1649-1654 (1997)
Y.Kobayashi等人:“钨酸铝固体中的三价Al^3离子传导”Chem.Mat.9。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Y.Kobayashi et al.: "Quantitative Demonstration of Al^<3+> Ion Conduction in Al_2(WO_4)_3 Solids" Solid State Ionics. (印刷中).
Y. Kobayashi 等人:“Al_2(WO_4)_3 固体中 Al^<3+> 离子传导的定量演示”固态离子学(正在出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
J.Koehler et al.: "Electrical Conductivity in Al_2(WO_4)_3-Al_2O_3 Composites" Solid State Ionics. (印刷中).
J. Koehler 等人:“Al_2(WO_4)_3-Al_2O_3 复合材料中的电导率”固态离子学(正在出版)。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
熱的・化学的安定性に優れる革新的高速ハロゲン化物イオン伝導性固体の創成
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批准号:23K23046
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$4.41万
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财政年份:2024
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负责人:今中 信人
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依托单位:
熱的・化学的安定性に優れる革新的高速ハロゲン化物イオン伝導性固体の創成
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批准号:22H01778
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.07万
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财政年份:2022
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负责人:今中 信人
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依托单位:
揮発性有機化合物の低温完全燃焼を実現する新規な協奏機能触媒
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批准号:20037046
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$2.43万
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财政年份:2008
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负责人:今中 信人
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依托单位:
低温でのエチレン完全燃焼を可能とする新規機能性触媒の創製
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批准号:19028041
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:2007
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负责人:今中 信人
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依托单位:
電気化学的手法を用いた高融点酸化物単結晶の新規育成
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批准号:18655087
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项目类别:Grant-in-Aid for Exploratory Research
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资助金额:$2.3万
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财政年份:2006
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负责人:今中 信人
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依托单位:
窒化ケイ素を母体とした新規な窒素酸化物センサ
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批准号:08650978
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$1.02万
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财政年份:1996
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负责人:今中 信人
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依托单位:
3価イオンを伝導種とする高電荷密度型の高速イオン伝導体の開発
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批准号:08229235
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.28万
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财政年份:1996
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负责人:今中 信人
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依托单位:
希土類、銅の複合酸化物を用いた新規な窒素酸化物センサ
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批准号:07855099
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.7万
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财政年份:1995
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负责人:今中 信人
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依托单位:
3価イオンを可動種とする新しい、高電荷密度型の固体電解質の開発
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批准号:07239234
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.41万
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财政年份:1995
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负责人:今中 信人
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依托单位:
銅、ニッケルを母体とした新規な窒素酸化物センサ
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批准号:05855129
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.51万
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财政年份:1993
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负责人:今中 信人
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依托单位:
瞬間爆発法を用いた新しい急冷手段による高リチウムイオン伝導性ガラスの開発
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批准号:02205080
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
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资助金额:$1.34万
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财政年份:1990
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负责人:今中 信人
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依托单位:
海外基金