組織幹細胞を用いた核移殖クローンマウスの作成と再プログラム化の解析
組織幹細胞を用いた核移殖クローンマウスの作成と再プログラム化の解析
批准号:
16045219
负责人:
三好 浩之
金额:
$3.84万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2004
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2004 至 2005
中文摘要
体細胞核移植クローン技術は、医療や畜産など多岐にわたる分野での応用が期待されている。しかしながら、体細胞クローン動物の産出率が極めて低いことやクローン動物に生じる様々な異常が大きな問題となっている。これらの問題を解決するためには、再プログラム化のメカニズムを明らかにし、正確でかつ効率のよい再プログラム化を行うための技術開発が必要である。これまでのところ、ES細胞を核ドナーとしたクローンの作出効率は他の体細胞よりも高いことから、未分化な細胞の核は終末分化した細胞よりも再プログラム化され易いのではないかということが示唆されている。そこで本研究では、マウスの組織幹細胞を核ドナーとしたクローン胚あるいは個体を作出し、再プログラム化能力の評価を行った。まず、成体マウスの骨髄より単離した造血幹細胞を核ドナーとしたクローン胚を作出し、卵丘細胞の場合と比較した。造血幹細胞は2cellへの発生率は卵丘細胞と同程度に高かったが(約90%)、これは造血幹細胞の細胞周期がG0であることによると考えられる。一方、胚盤胞への発生率は非常に低く(6% vs 46%)、クローン産仔の産出率はわずか0-0.7%であった。造血幹細胞クローン胚では、接合体遺伝子の転写活性化および造血幹細胞に特異的な遺伝子の転写不活化は確認されたが、Hdac1など胚発生に重要ないくつかの遺伝子が活性化されていないことが判明した。また、神経幹細胞を核ドナーとしたクローン産仔の産出率は1.6%で、卵丘細胞と同程度であった。間葉系幹細胞の場合には、4cellへの発生率が非常に低くクローン産仔は得られなかった。これは、間葉系幹細胞を樹立する過程で起った染色体異常が原因であると考えられる。以上の結果より、組織幹細胞は多分化能を持つ未分化な細胞であるが、その再プログラム化能力は予想に反して低いことが明らかとなった。
英文摘要
体細胞核移植クローン技術は、医療や畜産など多岐にわたる分野での応用が期待されている。しかしながら、体細胞クローン動物の産出率が極めて低いことやクローン動物に生じる様々な異常が大きな問題となっている。これらの問題を解決するためには、再プログラム化のメカニズムを明らかにし、正確でかつ効率のよい再プログラム化を行うための技術開発が必要である。これまでのところ、ES細胞を核ドナーとしたクローンの作出効率は他の体細胞よりも高いことから、未分化な細胞の核は終末分化した細胞よりも再プログラム化され易いのではないかということが示唆されている。そこで本研究では、マウスの組織幹細胞を核ドナーとしたクローン胚あるいは個体を作出し、再プログラム化能力の評価を行った。まず、成体マウスの骨髄より単離した造血幹細胞を核ドナーとしたクローン胚を作出し、卵丘細胞の場合と比較した。造血幹細胞は2cellへの発生率は卵丘細胞と同程度に高かったが(約90%)、これは造血幹細胞の細胞周期がG0であることによると考えられる。一方、胚盤胞への発生率は非常に低く(6% vs 46%)、クローン産仔の産出率はわずか0-0.7%であった。造血幹細胞クローン胚では、接合体遺伝子の転写活性化および造血幹細胞に特異的な遺伝子の転写不活化は確認されたが、Hdac1など胚発生に重要ないくつかの遺伝子が活性化されていないことが判明した。また、神経幹細胞を核ドナーとしたクローン産仔の産出率は1.6%で、卵丘細胞と同程度であった。間葉系幹細胞の場合には、4cellへの発生率が非常に低くクローン産仔は得られなかった。これは、間葉系幹細胞を樹立する過程で起った染色体異常が原因であると考えられる。以上の結果より、組織幹細胞は多分化能を持つ未分化な細胞であるが、その再プログラム化能力は予想に反して低いことが明らかとなった。
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造血幹細胞の可塑性
造血干细胞的可塑性
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
実験医学 22
影响因子:
--
作者:
[Inoue, K, 三好浩之]
通讯作者:
三好浩之
DOI:
10.1016/j.cub.2005.05.021
发表时间:
2005-06-21
期刊:
CURRENT BIOLOGY
影响因子:
9.2
作者:
[Inoue, K, Wakao, H, Ogura, A]
通讯作者:
Ogura, A
核移植技術〜マウス体細胞クローン胚作製法
核移植技术~小鼠体细胞克隆胚胎制作方法
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
実験医学別冊 クロマチン・染色体実験プロトコール
影响因子:
--
作者:
[Inoue, K, 三好浩之, 井上貴美子]
通讯作者:
井上貴美子
割球分断クローン、受精卵クローン、体細胞クローンの相違について
卵裂球分裂克隆、受精卵克隆和体细胞克隆之间的差异
DOI:
--
发表时间:
2005
期刊:
綜合臨牀 54
影响因子:
--
作者:
[井上貴美子, 小倉淳郎]
通讯作者:
小倉淳郎
DOI:
10.1002/gene.20029
发表时间:
2004-06-01
期刊:
GENESIS
影响因子:
1.5
作者:
[Inoue, K, Ogonuki, N, Ogura, A]
通讯作者:
Ogura, A
共 7 条
ゲノム編集による自殺遺伝子導入iPS細胞を用いた悪性グリオーマの遺伝子細胞治療
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批准号:18K07301
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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资助金额:$2.75万
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财政年份:2018
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负责人:三好 浩之
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依托单位:
海外基金