量子磁石の空間配置制御-単一分子磁石の多量体化と骨組み構造への取り込み-

量子磁体的空间构型控制-单分子磁体的多聚化并纳入框架结构-

基本信息

批准号：
18033054
负责人：
黒田孝義
金额：
$ 2.5万
依托单位：
Kinki University
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份：
2006
资助国家：
日本
起止时间：
2006 至 2007
项目状态：
已结题

项目摘要

1)Mn12系単一分子磁石の隔離約15-20Åの分子サイズを有するMn12核錯体を、配位高分子の骨組み構造に取り込ませるための検討を行い、種々の長さを有する架橋配位子を用いてZn(N-N)_2X_2から成る骨組み構造にMn12核錯体を取り込んだ化合物を得た。交流磁化率測定では単一分子磁石の特性が確認できた。これまで、Mn12核錯体の種類や電荷、また架橋配位子の種類も変えて種々検討したが、単結晶化には成功していない。2)平面性4座配位子によるFe(II)スピンクロスオーバー(SCO)錯体の形成 salphen系Mn(III)錯体で単一分子磁性を示す水素結合二量体錯体が得られたが、同じ配位子を、Fe SCO系に適用し、ピラジンで架橋された2種の一次元錯体ポリマーの合成と、その構造解析に成功した。これらは平面配位子のπ系の広がりが異なり、1ではベンゼン環、2ではナフタレン環を有しているが、錯体単体ではほぼ類似の構造を有する。ところが、その磁性は大きく異なり、1はSCOを示すが、2は低温まで高スピンを示した。構造を詳細に検討した結果、2ではナフタレン部分と隣りの一次元鎖の平面配位子との間のπ-π相互作用により、一次元鎖が伸び、高スピン状態となっていることが明らかとなった。1のSCO特性は210K付近で急峻な2段階の転移を示しており、大変興味深い。また、平面性配位子への種々の置換基の導入により、SCO特性に及ぼす影響についても検討する必要がある。

1）基于MN12的单分子磁铁的分离，我们研究了将MN12核复合物的结合，其分子大小约为15-20Å，进入配位聚合物的框架结构，并使用Crosssed Links crosssed ligands crossss-_2X_2融合了MN12核复合物中的MN12核复合物。通过AC易感性测量确认了单分子磁体的性能。到目前为止，通过更改MN12核复合物，电荷和交联的配体类型的类型进行了各种研究，但是单晶尚未成功。 2）形成Fe（ii）与平面四体配体的旋转跨界（SCO）复合物形成氢键二聚体复合物，通过将相同的配体应用于Fe SCO系统，并与两种类型的一维复合物与Pyrazine-prymens-prymens-prymens-prymens-prymens-pyrins互换，从而获得了表现出单分子磁性的二聚体二聚体复合物，从而获得了单分子磁性。复合物。这些在平面配体中具有不同的π系统扩展，其中1个具有苯环和2个具有萘环，但单独的复合物具有几乎相似的结构。但是，磁性非常不同，有1个指示SCO，而2表示高温至低温。在对结构进行了详细研究之后，发现在2中，萘部分部分与相邻一维链的平面配体之间的π-π相互作用导致一维链和高旋转状态的扩展。 1的SCO特性显示了210k左右的陡峭的两阶段转移，这非常有趣。还必须研究将各种取代基引入平面配体对SCO性质的影响。