パルス伝播効果とレーザー誘起コヒーレンスを取り入れた量子制御理論の構築
パルス伝播効果とレーザー誘起コヒーレンスを取り入れた量子制御理論の構築
批准号:
14077211
负责人:
中嶋 隆
金额:
$5.76万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research on Priority Areas
财政年份:
2002
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2002 至 2005
中文摘要
超短パルスレーザーの技術が進展するにつれ,最近では〜5fsのパルスを発生させることが可能となってきた。可視波長域における〜5fs程度のパルスはわずか数サイクルしかレーザー電場を含まないため「数サイクルパルス」と呼ばれる。光強度が高い領域においては,たとえば高次高調波や超閾イオン化などの物理現象に絶対位相依存性のあることが見出されており,定性的にはトンネルイオン化描像によって明快に説明することができる。しかし,光強度の低い,いわゆる多光子イオン化領域において絶対位相効果が見られるかどうかはトンネルイオン化の描像からはもちろん予測できない。単純に時間非依存の摂動論的な多光子イオン化の遷移行列要素の式を思い浮かべると,位相依存性はないのではないかという結論に至る。更に,束縛状態の占有確率についても,トンネルイオン化描像は何も説明しない。しかしながら,もしもレーザー発振器レベルのパルスエネルギーで実現可能な光強度で何らかの物理量に絶対位相効果が見つかれば,実験的には非常にインパクトが大きい。なぜなら,レーザー発振器に関しては位相が安定化された数サイクルパルスレーザーは既に市販化もされていることからもわかるように,増幅パルスの位相安定化に比べ,技術的にははるかに容易であり,何らかの物理現象の位相依存性を通じて位相を知ることができれば位相安定パルスの位相制御にも役立つからである。我々は,時間依存シュレーディンガー方程式を数値的に解くことにより,多光子イオン化領域においてもサイクル数が極めて少ない(<2サイクル)パルスについて顕著な位相依存性が観測されうることを見出した。また,その物理的起源についてはトンネルイオン化とはメカニズムが全く異なることも発見した。
英文摘要
超短パルスレーザーの技術が進展するにつれ,最近では〜5fsのパルスを発生させることが可能となってきた。可視波長域における〜5fs程度のパルスはわずか数サイクルしかレーザー電場を含まないため「数サイクルパルス」と呼ばれる。光強度が高い領域においては,たとえば高次高調波や超閾イオン化などの物理現象に絶対位相依存性のあることが見出されており,定性的にはトンネルイオン化描像によって明快に説明することができる。しかし,光強度の低い,いわゆる多光子イオン化領域において絶対位相効果が見られるかどうかはトンネルイオン化の描像からはもちろん予測できない。単純に時間非依存の摂動論的な多光子イオン化の遷移行列要素の式を思い浮かべると,位相依存性はないのではないかという結論に至る。更に,束縛状態の占有確率についても,トンネルイオン化描像は何も説明しない。しかしながら,もしもレーザー発振器レベルのパルスエネルギーで実現可能な光強度で何らかの物理量に絶対位相効果が見つかれば,実験的には非常にインパクトが大きい。なぜなら,レーザー発振器に関しては位相が安定化された数サイクルパルスレーザーは既に市販化もされていることからもわかるように,増幅パルスの位相安定化に比べ,技術的にははるかに容易であり,何らかの物理現象の位相依存性を通じて位相を知ることができれば位相安定パルスの位相制御にも役立つからである。我々は,時間依存シュレーディンガー方程式を数値的に解くことにより,多光子イオン化領域においてもサイクル数が極めて少ない(<2サイクル)パルスについて顕著な位相依存性が観測されうることを見出した。また,その物理的起源についてはトンネルイオン化とはメカニズムが全く異なることも発見した。
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DOI:
10.1080/09500340600624346
发表时间:
2006-08
期刊:
Journal of Modern Optics
影响因子:
1.3
作者:
[Chengpu Liu;S. Gong;T. Nakajima;Zhi‐zhan Xu]
通讯作者:
Chengpu Liu;S. Gong;T. Nakajima;Zhi‐zhan Xu
Takashi Nakajima: "Influence of ac Stark shifts on the propagation of phase-controlled lasers in a two-level medium"Journal of the Optical Society of America B. 19. 261-267 (2002)
Takashi Nakajima:“交流斯塔克位移对两能级介质中相控激光传播的影响”美国光学学会杂志 B. 19. 261-267 (2002)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
L.A.A.Nikolopoulos, Takashi Nakajima, P.Lambropoulos: "Influence of the helium autoionization structures on the single/double ionization signal"European Physical Journal D. 20. 297-304 (2002)
L.A.A.Nikolopoulos、Takashi Nakajima、P.Lambropoulos:“氦自电离结构对单/双电离信号的影响”欧洲物理杂志 D. 20. 297-304 (2002)
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
Observation of two-photon above-threshold ionization of rare gases by xuv harmonic photons
利用 xuv 谐波光子观测稀有气体的双光子阈值以上电离
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Physical Review Letters 93
影响因子:
--
作者:
[N.Miyamoto, M.Kamei, D.Yoshitomi, T.Kanai, T.Sekikawa, T.Nakajima, S.Wat]
通讯作者:
S.Wat
Two-photon above-threshold-ionization cross sections of rare gas atoms by xuv photons
xuv 光子对稀有气体原子的双光子阈值以上电离截面
DOI:
--
发表时间:
2004
期刊:
Physical Review A 70
影响因子:
--
作者:
[T.Nakajima, S.Watanabe]
通讯作者:
S.Watanabe
共 9 条
電極表面のガス種依存濡れ性制御による電解効率の飛躍的向上
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批准号:24K01605
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项目类别:Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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资助金额:$11.81万
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财政年份:2024
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负责人:中嶋 隆
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依托单位:
メタマテリアル媒質中の非均一パルス伝搬
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批准号:12F02328
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.96万
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财政年份:2012
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负责人:中嶋 隆
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依托单位:
コヒーレント制御によるアト秒パルスの効率的発生とその応用
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批准号:06F06050
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$1.54万
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财政年份:2006
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负责人:中嶋 隆
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依托单位:
高強度・超短レーザーパルスによって誘起される2電子系原子の多光子イオン化における共鳴効果の役割
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批准号:05F05709
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项目类别:Grant-in-Aid for JSPS Fellows
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资助金额:$0.77万
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财政年份:2005
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负责人:中嶋 隆
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依托单位:
理科教育における、地域の自然環境を生かした観察・実験素材の開発と教材化の研究。
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批准号:60917005
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (B)
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资助金额:$0.13万
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财政年份:1985
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负责人:中嶋 隆
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依托单位:
反すう動物の第一胃内微生物の活性におよぼす微量元素の影響
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批准号:X44210------6106
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项目类别:Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
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资助金额:$0.1万
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财政年份:1969
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负责人:中嶋 隆
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依托单位:
海外基金