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橋小脳低形成10型の分子病態メカニズムの解明

橋小脳低形成10型の分子病態メカニズムの解明
桥小脑发育不全10型分子病理机制的阐明
批准号:
17K15623
负责人:
波田 一誠
金额:
$2.66万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
财政年份:
2017
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2017-04-01 至 2020-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
橋小脳低形成(PCH)の10型は、RNA キナーゼ CLP1 遺伝子変異によって断片化した tRNA (tRF) が核内に蓄積すること、p53 の活性化によって神経特異的に細胞死が生じることが知られている。しかしながら、この病因が tRF の蓄積によるものなのか、またCLP1 遺伝子変異がどのような経路を介して p53 を活性化しているのか、その詳細は未だ明らかにされていない。そこで本研究では、この疾患に対する治療法開発の一助となることを期待し、ヒト神経芽細胞株、ゼブラフィッシュそしてマウスをモデルに、CLP1 遺伝子変異による神経変性疾患の詳細な分子メカニズムを解明することを目的とする。平成29年度は、 ヒト神経芽細胞株とゼブラフィッシュを用いた解析によって、ある tRF (xtRF)がp53 を介して神経変性を引き起こすことを見出した。そして、平成30年度は、xtRF が糖代謝経路で機能している酵素を介してp53 を活性化していることを明らかにした(Inoue et al. BBRC, 2020)。本年度では、ヒト PCH10 型の病的変異を導入したマウスの作製を試みた。申請者は PCH10 型のモデルマウスを作製するために、CRISPR/Cas9システムを利用した。具体的には、病的変異を導入した一本鎖DNAを相同組み換えのドナーとして使用し、エレクトロポレーションによって、Cas9タンパク質と変異部分をターゲットにした gRNA ともにマウスの受精卵に導入した。その結果、CLP1 の 140 番目のアルギニンが終止コドンに置き換わったマウスの作製に成功した。これは、PCH10 型の初めての哺乳動物モデルであり、これを用いたPCH10 型の病態メカニズムの全容解明及び治療法の確立が大いに期待される。
英文摘要
橋小脳低形成(PCH)の10型は、RNA キナーゼ CLP1 遺伝子変異によって断片化した tRNA (tRF) が核内に蓄積すること、p53 の活性化によって神経特異的に細胞死が生じることが知られている。しかしながら、この病因が tRF の蓄積によるものなのか、またCLP1 遺伝子変異がどのような経路を介して p53 を活性化しているのか、その詳細は未だ明らかにされていない。そこで本研究では、この疾患に対する治療法開発の一助となることを期待し、ヒト神経芽細胞株、ゼブラフィッシュそしてマウスをモデルに、CLP1 遺伝子変異による神経変性疾患の詳細な分子メカニズムを解明することを目的とする。平成29年度は、 ヒト神経芽細胞株とゼブラフィッシュを用いた解析によって、ある tRF (xtRF)がp53 を介して神経変性を引き起こすことを見出した。そして、平成30年度は、xtRF が糖代謝経路で機能している酵素を介してp53 を活性化していることを明らかにした(Inoue et al. BBRC, 2020)。本年度では、ヒト PCH10 型の病的変異を導入したマウスの作製を試みた。申請者は PCH10 型のモデルマウスを作製するために、CRISPR/Cas9システムを利用した。具体的には、病的変異を導入した一本鎖DNAを相同組み換えのドナーとして使用し、エレクトロポレーションによって、Cas9タンパク質と変異部分をターゲットにした gRNA ともにマウスの受精卵に導入した。その結果、CLP1 の 140 番目のアルギニンが終止コドンに置き換わったマウスの作製に成功した。これは、PCH10 型の初めての哺乳動物モデルであり、これを用いたPCH10 型の病態メカニズムの全容解明及び治療法の確立が大いに期待される。
期刊论文(9)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
神経変性疾患橋小脳低形成のモデルサカナの作製
神经退行性疾病脑桥小脑发育不全模型鱼的创建
DOI: --
发表时间: 2018
期刊:
影响因子: --
作者: [波田一誠, 田中亮太, 漆畑博太郎, 井上真紀, 白石裕士, 花田俊勝]
通讯作者: 花田俊勝
RNAキナーゼ分子NOL9の生体内における分子機能
RNA激酶分子NOL9的体内分子功能
DOI: --
发表时间: 2017
期刊:
影响因子: --
作者: [藤浪 弘行, 白石 裕士, 波田 一誠, 花田 俊勝]
通讯作者: 花田 俊勝
tRNA代謝異常による神経変性疾患の分子機構解明
阐明tRNA代谢异常引起的神经退行性疾病的分子机制
DOI: --
发表时间: 2017
期刊:
影响因子: --
作者: [井上 真紀, 波田 一誠, 石谷 太, 花田 俊勝]
通讯作者: 花田 俊勝
セリン/スレオニンキナーゼVRK1遺伝子変異による進行性神経変性疾患モデルサカナの樹立
丝氨酸/苏氨酸激酶VRK1基因突变引起的进行性神经退行性疾病模型鱼的建立
DOI: --
发表时间: 2019
期刊:
影响因子: --
作者: [波田一誠, 加藤京, 漆畑博太郎, 白石裕士, 花田俊勝]
通讯作者: 花田俊勝
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