大腸癌におけるIL-2の5-FU抗腫瘍効果増強の検討
大腸癌におけるIL-2の5-FU抗腫瘍効果増強の検討
批准号:
08877095
负责人:
稲本 幸雄
金额:
$0.45万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
1996
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1996 至 --
中文摘要
点击翻译按钮获取中文摘要
英文摘要
ヒト大腸癌細胞株を用いて5-FUのbiochemical modulation (BM)効果をMTTassayにて検討し,IL-2の5-FUに対するBM効果の機序について生化学および分子薬理学的に検討した.MTT assayにおいて,C1およびC1/FUにおける,IL-2単独のSurvival Curveでは,高濃度にてわずかに抗腫瘍効果がみとめられたが,IC50には至らなかった.同じくC1およびC1/FUにおける,5FU単独,IL-2併用のSurvival Curveでは,いずれの細胞においても,IL-2は5FUの抗腫瘍効果をC1では2.7倍,5FU獲得耐性株であるC1/FUにおいて9.7倍増強し、5FU耐性株ですぐれた効果を認めた.このことにより,IL-2が5-FUのmodulatorとして有効であり,5-FUの抗腫瘍効果を増強し,特にC1/FUでは5-FU耐性を克服していると考えられた.生化学的,分子薬理学的分析では,5-FUの代謝酵素,核酸への取り込みに対してIL-2は有意の作用を示さなかった.C1およびC1/FUにおいてThymidylate synthase (TS)阻害率は,IL-2によって上昇し,同様にTS catalytic activityはC1,C1/FUともにIL-2併用によって抑制された.以上より,IL-2は5-FUのBMとして有用であり,その作用機序としてTSレベルで5-FUの抗腫瘍効果を修飾すると考えられた.現在,雑誌論文投稿準備中である.
期刊论文(0)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
海外基金