気管支喘息発作後期における気道閉塞解除機構の解明とその臨床応用
気管支喘息発作後期における気道閉塞解除機構の解明とその臨床応用
批准号:
09877114
负责人:
飯島 秀弥
金额:
$1.15万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Exploratory Research
财政年份:
1997
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1997 至 1998
中文摘要
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英文摘要
今回、私共が開発した即時型および遅発型喘息反応モデル(モルモット)を用い、厳密かつ効率よく実験できる測定系を構築した。すなわち、対照を必ず用意し、複数の条件下の個体を同時に検討できるよう、4匹同時に肺抵抗を連続的に測定する装置を開発した。これを用いて検討した結果、抗原吸入後の遅発型喘息反応の際、気道への好酸球浸潤がピークに達する前に肺抵抗は下がり始めることを確認した。病理学的な好酸球性炎症と生理学的な気道閉塞症状がアンカップリングを起こしてくるのか、それともこの両者が本来別々に調節されているのかを検討する目的で、まず、炎症細胞の機能および数を修飾した。肥満細胞の脱顆粒を選択的に抑制する薬剤を投与した後、抗原吸入チャレンジを施行したところ、即時型および遅発型喘息反応は薬剤用量依存的に抑制されたが気道への好酸球浸潤は抑制されなかった。次に、ステロイドを投与した後、抗原吸入チャレンジを施行したところ、即時型喘息反応は抑制されなかったが、遅発型喘息反応と気道への好酸球浸潤は薬剤用量依存的に抑制された。さらに、モルモットに8GyのX線を全身照射し、IgE,IgGl量および肥満細胞の機能は温存したままリンパ球を枯渇させた状態で抗原吸入チャレンジを施行したところ、即時型喘息反応は抑制されなかったが、遅発型喘息反応も気道への好酸球浸潤も消失し、これは別個体から採取したリンパ球を移入することで回復した。すなわち、抗原吸入誘発後の遅発相における気道閉塞反応は肥満細胞とリンパ球の両者に依存し、同時相にみられる気道への好酸球浸潤はリンパ球にのみ依存することが明らかとなった。
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