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ローマのラファエッロ芸術における初期キリスト教美術の受容

ローマのラファエッロ芸術における初期キリスト教美術の受容
罗马拉斐尔艺术中对早期基督教艺术的接受
批准号:
13J02421
负责人:
深田 麻里亜
金额:
$1.61万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2016-03-31

项目摘要

项目成果

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ヴァティカン宮殿「コンスタンティヌスの間」壁面に表された教皇像を対象とした研究を実施し、各像の衣装および周囲の装飾モティーフと中世図像との関連を論じた。「コンスタンティヌスの間」は、教皇レオ10世(在位: 1513~21年)と教皇クレメンス7世(在位: 1523~34年)という2人のメディチ教皇の在位期間中1519~24年の間に、ラファエッロの構想を引き継いだ徒弟たち、ジュリオ・ロマーノとジャンフランチェスコ・ペンニによって装飾された広間である。壁面には、初期教会の建設と発展に貢献した8名の教皇が描かれている。各像は玉座に座し、祭礼用の衣服を身にまとい三重冠を頂いた姿であり、頭上には天蓋が掛けられている。研究代表者はこの図像構成に着目し、とりわけ天蓋が傘(ウンブラクルム)と類似した形状をもつことを指摘した。この傘の形状に似た天蓋は、ローマ教皇を表した中世絵画において、教皇が地上において有する権威を象徴するモティーフとして、教皇権と皇帝権の対立が激化した13世紀中頃以降よりローマの聖堂装飾や写本挿絵に描かれるものである。サンティ・クアットロ・コロナーティ聖堂やサンタ・マリア・マッジョーレ聖堂といったローマの諸聖堂に加え、コンスタンティヌス帝が献堂したサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ聖堂の内部装飾との比較を通じ、中世の教皇庁が経験した皇帝権との闘争、その図像への反映が、16世紀の装飾事業においても把握されていた可能性を論じた。そして、傘と組み合わされた教皇像の表現は、ローマ教会ならび教皇が伝統的に保持する権威を効果的に示す目的で、意識的に選択されたものと考察した。こうした研究によって、従来のラファエッロ研究においては必ずしも重要視されていなかった13世紀の美術作品との繋がりを提示し、中世以来のキリスト教の図像伝統との関わりについて具体的な作品を挙げ検討することができた。
期刊论文(5)
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科研奖励(0)
会议论文
コンスタンティヌスの間」における教皇像――傘のモティーフに見る中世美術との関連
君士坦丁房间里的教皇雕像:雨伞图案与中世纪艺术的关系
DOI: --
发表时间: 2016
期刊: エクフラシス
影响因子: --
作者: [Fukaya, T., 深谷達史・小山義徳, 深谷達史(公募シンポジウム発表), Maria FUKADA, 深田麻里亜]
通讯作者: 深田麻里亜
Ideological Spaces of Garden Loggia in Villa Madama
马达玛别墅花园凉廊的思想空间
DOI: --
发表时间: 2016
期刊: Aspects of Problems in Western Art History
影响因子: --
作者: [Fukaya, T., 深谷達史・小山義徳, 深谷達史(公募シンポジウム発表), Maria FUKADA]
通讯作者: Maria FUKADA
「「コンスタンティヌスの間」における教皇クレメンス7世の肖像と標章」
“君士坦丁室中教皇克莱门特七世的肖像和徽章”
DOI: --
发表时间: 2014
期刊:
影响因子: --
作者: [Fukaya, T., 深谷達史・小山義徳, 深谷達史(公募シンポジウム発表), Maria FUKADA, 深田麻里亜, 深田麻里亜]
通讯作者: 深田麻里亜
教皇庁と美術
罗马教廷与艺术
DOI: --
发表时间: 2015
期刊:
影响因子: --
作者: [豊田浩志(編著), 大清水裕, 堀賀貴, 平山昇, 岸本直文, 平山昇, 遠部慎, 國下多美樹, Yoshiki Hori and L. Lavan, 難波洋三, 和田晴吾, 森田直子, 加藤磨珠枝(編著)]
通讯作者: 加藤磨珠枝(編著)
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