课题基金 / 基金详情

胎仔期母体擬似ウイルス感染による精神異常行動発現に関わる分子基盤の解明

胎仔期母体擬似ウイルス感染による精神異常行動発現に関わる分子基盤の解明
阐明与胎儿母体假病毒感染所致精神病行为表达相关的分子基础
批准号:
13J05377
负责人:
前田 優子
金额:
$1.73万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2016-03-31

项目摘要

项目成果

相关文献

中文摘要
翻译
当初計画では、Meyerら(2006)の報告を参考にして作製する「胎仔期母体擬似ウイルス感染モデル動物」を用いて統合失調症発症様精神異常行動発現に関わる分子基盤を追究する予定であった。しかしながら,私が計画したICR系マウスでのモデル動物化が困難であることが判明したため、研究期間内にモデル動物を確立し成果をあげることは極めて厳しいと判断した。したがって、別のアプローチにより環境要因による脳機能変化に関わる分子基盤を追究することにした。今年度は、有機スズの一種であるトリメチルスズ(以下TMT)投与により脳海馬領域に選択的な細胞障害を惹起したマウスを用いて、行動学的障害と解剖学的障害の関連性について検討した。TMTの腹腔内投与が、ddY系マウスにおいて、海馬歯状回領域に特異的な神経細胞数の減少とその後の神経新生による神経細胞数の回復、また、学習記憶障害を惹起することが報告されている。本研究では、私がこれまでに研究データを蓄積してきたICR系マウスを用いてTMT誘発脳海馬障害マウス(TMT障害マウス)の作製を行った。本マウスにおいて、海馬歯状回領域での部位特異的な神経細胞の脱落を観察し、TMT誘発神経障害後に神経新生が増加することを認めた。すなわち、TMTを腹腔内投与したICR系マウスが、ddY系マウスと同様にTMT障害マウスとなることを確認した。ICR系TMT障害マウスの自発運動量は、TMT誘発神経細胞数の低下が回復した後において対照群と比較し差異がなかった。一方、強制水泳試験においては、うつ様行動の指標とされる無動時間の増大が認められた。また、海馬歯状回領域でTMT誘発神経細胞数の低下が観察される時期に、海馬領域全体にアストロサイトが発現増加すること、さらに、この現象がTMT誘発神経細胞数の低下が回復した後も持続してアストロサイトが増加することを見出した。
英文摘要
当初計画では、Meyerら(2006)の報告を参考にして作製する「胎仔期母体擬似ウイルス感染モデル動物」を用いて統合失調症発症様精神異常行動発現に関わる分子基盤を追究する予定であった。しかしながら,私が計画したICR系マウスでのモデル動物化が困難であることが判明したため、研究期間内にモデル動物を確立し成果をあげることは極めて厳しいと判断した。したがって、別のアプローチにより環境要因による脳機能変化に関わる分子基盤を追究することにした。今年度は、有機スズの一種であるトリメチルスズ(以下TMT)投与により脳海馬領域に選択的な細胞障害を惹起したマウスを用いて、行動学的障害と解剖学的障害の関連性について検討した。TMTの腹腔内投与が、ddY系マウスにおいて、海馬歯状回領域に特異的な神経細胞数の減少とその後の神経新生による神経細胞数の回復、また、学習記憶障害を惹起することが報告されている。本研究では、私がこれまでに研究データを蓄積してきたICR系マウスを用いてTMT誘発脳海馬障害マウス(TMT障害マウス)の作製を行った。本マウスにおいて、海馬歯状回領域での部位特異的な神経細胞の脱落を観察し、TMT誘発神経障害後に神経新生が増加することを認めた。すなわち、TMTを腹腔内投与したICR系マウスが、ddY系マウスと同様にTMT障害マウスとなることを確認した。ICR系TMT障害マウスの自発運動量は、TMT誘発神経細胞数の低下が回復した後において対照群と比較し差異がなかった。一方、強制水泳試験においては、うつ様行動の指標とされる無動時間の増大が認められた。また、海馬歯状回領域でTMT誘発神経細胞数の低下が観察される時期に、海馬領域全体にアストロサイトが発現増加すること、さらに、この現象がTMT誘発神経細胞数の低下が回復した後も持続してアストロサイトが増加することを見出した。
期刊论文(4)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
PACAP遺伝子欠損マウスの学習記憶障害改善作用に対する環境強化飼育の影響
丰富环境饲养对改善 PACAP 基因缺陷小鼠学习记忆障碍的影响
DOI: --
发表时间: 2015
期刊:
影响因子: --
作者: [(a)前田 優子 (b)山口 浩史,中川 光 ,福山 留以,高野 恵利加, 橋本 均,吾郷 由希夫,松田 敏夫,田熊 一敞]
通讯作者: 橋本 均,吾郷 由希夫,松田 敏夫,田熊 一敞
環境強化によるPACAP遺伝子欠損マウスの異常行動改善作用における輪回し運動の役割
循环运动通过环境富集改善 PACAP 基因缺陷小鼠异常行为的作用
DOI: --
发表时间: 2015
期刊:
影响因子: --
作者: [(a)前田 優子 (b)山口 浩史,中川 光 ,福山 留以,高野 恵利加, 橋本 均,吾郷 由希夫,松田 敏夫,田熊 一敞]
通讯作者: 橋本 均,吾郷 由希夫,松田 敏夫,田熊 一敞
An enriched environment ameliorates memory impairments in PACAP-deficient mice.
丰富的环境可改善 PACAP 缺陷小鼠的记忆障碍。
DOI: 10.1016/j.bbr.2014.07.005
发表时间: 2014
期刊: Behav Brain Res
影响因子: 2.7
作者: [Takuma K, Maeda Y, Ago Y, Ishihama T, Takemoto K, Nakagawa A, Shintani N, Hashimoto H, Baba A, Matsuda T]
通讯作者: Matsuda T