統計的機械学習を用いた歴史的資料の校訂の自動化に関する研究と自動校訂ツールの開発
統計的機械学習を用いた歴史的資料の校訂の自動化に関する研究と自動校訂ツールの開発
批准号:
13J09935
负责人:
岡 照晃
金额:
$1.28万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2013
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
2013-04-01 至 2015-03-31
中文摘要
平安時代や明治時代といった古い時代の文献資料(歴史的資料)のコーパス化作業は,人手の校訂作業がコスト高であるため,現代語に比べて遅れている.そこで本研究では,統計的機械学習の手法を用い,コンピュータによる校訂作業の自動化を目的とする.校訂とは,コーパスユーザの可読性・検索性を向上させるために表記を整える作業であり,本研究では特に表記の標準化を自動化の対象としている.例えば,歴史的資料の中には,「及ひ(オヨビ)」のように濁音が期待されるのに濁点の付いていない文字(濁点無表記文字)や,歴史的仮名遣と一致しない仮名遣など,表記のバリエーションが多く含まれる.表記のバリエーションはコーパスを検索する際の障害となるため,コーパス整備時には表記を標準化する作業が必要となる.本研究が扱った表記のバリエーションは以下の5種類である.①濁点無表記 e.g., 及ひ(オヨビ)②仮名遣の不統一 e.g., 用い(モチイ),用ひ(モチイ),用ゐ(モチイ)③送り仮名の不統一 e.g., 限り,限ぎり,限(カギリ)④踊字による省略 e.g., 及ば/ゝ(オヨバ/バ),恐る々々(オソルオソル)⑤ 漢字片仮名交じり文 e.g., 裁判官ハ刑法ノ宣告又ハ懲戒ノ処分ニ由ルノ外其ノ職ヲ免セラルヽコトナシ本研究では,統計的機械学習を用いた日本語自動形態素解析と表記の標準化を同時に実施することで,高精度な表記の標準化の実現を目指す.本年度は,前年度に開発した辞書引き手法に加え, Augmented-Loss Trainingと呼ばれる手法を採用し,形態素解析と表記の標準化を同時に学習できるツールを開発した.Augmented-Loss Trainingを採用したことで,これまでは形態素解析の学習に使用できなかった,単語分割や品詞タグ付けの行われていない太陽コーパスのような表記整理済みコーパスを学習に使用可能となった.
英文摘要
平安時代や明治時代といった古い時代の文献資料(歴史的資料)のコーパス化作業は,人手の校訂作業がコスト高であるため,現代語に比べて遅れている.そこで本研究では,統計的機械学習の手法を用い,コンピュータによる校訂作業の自動化を目的とする.校訂とは,コーパスユーザの可読性・検索性を向上させるために表記を整える作業であり,本研究では特に表記の標準化を自動化の対象としている.例えば,歴史的資料の中には,「及ひ(オヨビ)」のように濁音が期待されるのに濁点の付いていない文字(濁点無表記文字)や,歴史的仮名遣と一致しない仮名遣など,表記のバリエーションが多く含まれる.表記のバリエーションはコーパスを検索する際の障害となるため,コーパス整備時には表記を標準化する作業が必要となる.本研究が扱った表記のバリエーションは以下の5種類である.①濁点無表記 e.g., 及ひ(オヨビ)②仮名遣の不統一 e.g., 用い(モチイ),用ひ(モチイ),用ゐ(モチイ)③送り仮名の不統一 e.g., 限り,限ぎり,限(カギリ)④踊字による省略 e.g., 及ば/ゝ(オヨバ/バ),恐る々々(オソルオソル)⑤ 漢字片仮名交じり文 e.g., 裁判官ハ刑法ノ宣告又ハ懲戒ノ処分ニ由ルノ外其ノ職ヲ免セラルヽコトナシ本研究では,統計的機械学習を用いた日本語自動形態素解析と表記の標準化を同時に実施することで,高精度な表記の標準化の実現を目指す.本年度は,前年度に開発した辞書引き手法に加え, Augmented-Loss Trainingと呼ばれる手法を採用し,形態素解析と表記の標準化を同時に学習できるツールを開発した.Augmented-Loss Trainingを採用したことで,これまでは形態素解析の学習に使用できなかった,単語分割や品詞タグ付けの行われていない太陽コーパスのような表記整理済みコーパスを学習に使用可能となった.
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
形態素解析との同時最適化による歴史的資料の自動表記整理
通过与形态分析同时优化,自动组织历史资料的符号
DOI:
--
发表时间:
2014
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岡照晃, 松本裕治]
通讯作者:
松本裕治
統計的機械学習を用いた歴史的資料への濁点付与の自動化
使用统计机器学习自动向历史材料添加语音标记
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
情報処理学会論文誌
影响因子:
--
作者:
[岡照晃, 小町守, 小木曽智信, 松本裕治]
通讯作者:
松本裕治
表記のバリエーションを考慮した近代日本語の形態素解析
考虑正字法变化的现代日语形态分析
DOI:
--
发表时间:
2013
期刊:
影响因子:
--
作者:
[岡照晃, 小町守, 小木曽智信, 松本裕治]
通讯作者:
松本裕治
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