一人旅の心理・体験過程とその記憶の機能 ―ウェルビーイングに資する旅の解明―
一人旅の心理・体験過程とその記憶の機能 ―ウェルビーイングに資する旅の解明―
批准号:
22K12629
负责人:
林 幸史
金额:
$2.66万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
财政年份:
2022
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2022-04-01 至 2026-03-31
中文摘要
本研究の目的は、持続的幸福(ユーダイモニックなウェルビーイング)をもたらす一人旅の経験とその記憶の働きについて明らかにすることである。ライフスパンにおいて旅の時間は刹那であるが、その記憶は後の人生に影響をもたらすという視点に立つ。2022年度の研究実績としては、(1)観光とウェルビーイングや、記憶に残る観光経験についての文献研究、(2)日本一周中の一人旅の旅行者への聴き取り調査、(3)一人旅の経験が豊富なゲストハウスオーナーへの聴き取り調査があげられる。文献研究の成果としては、従来は、快楽主義的(ヘドニック)なアプローチが多数を占めていたが、近年、持続幸福主義的(ユーダイモニック)なアプローチが増加していること、それらの理論的背景は、Seligman(2011)のPERMAモデルや、Ryff(1989)の心理的ウェルビーイングの概念であることが分かった。一人旅の旅行者を対象とした調査では、一人旅の心理・体験過程を明らかにするために、旅まえ、旅なかについて聴き取りを行った。その結果、雨中ずぶ濡れになりながらの長時間移動などで苦難や試練を経験することが、充実感や達成感をもたらしていること、語られた経験内容は、PERMAモデルとの対応が可能であることが分かった。ゲストハウスオーナーを対象とした調査では、人生で最も長い旅の経験と記憶が、今の自分にとってどのような意味をもつのか、旅の文化の継承を担うゲストハウス開業に至った経緯について聴き取りを行った。
英文摘要
本研究の目的は、持続的幸福(ユーダイモニックなウェルビーイング)をもたらす一人旅の経験とその記憶の働きについて明らかにすることである。ライフスパンにおいて旅の時間は刹那であるが、その記憶は後の人生に影響をもたらすという視点に立つ。2022年度の研究実績としては、(1)観光とウェルビーイングや、記憶に残る観光経験についての文献研究、(2)日本一周中の一人旅の旅行者への聴き取り調査、(3)一人旅の経験が豊富なゲストハウスオーナーへの聴き取り調査があげられる。文献研究の成果としては、従来は、快楽主義的(ヘドニック)なアプローチが多数を占めていたが、近年、持続幸福主義的(ユーダイモニック)なアプローチが増加していること、それらの理論的背景は、Seligman(2011)のPERMAモデルや、Ryff(1989)の心理的ウェルビーイングの概念であることが分かった。一人旅の旅行者を対象とした調査では、一人旅の心理・体験過程を明らかにするために、旅まえ、旅なかについて聴き取りを行った。その結果、雨中ずぶ濡れになりながらの長時間移動などで苦難や試練を経験することが、充実感や達成感をもたらしていること、語られた経験内容は、PERMAモデルとの対応が可能であることが分かった。ゲストハウスオーナーを対象とした調査では、人生で最も長い旅の経験と記憶が、今の自分にとってどのような意味をもつのか、旅の文化の継承を担うゲストハウス開業に至った経緯について聴き取りを行った。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
観光者の知識と技能からみた「よい旅」の条件
从游客知识技能看“好旅行”的条件
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
国際研究論叢
影响因子:
--
作者:
[Ono, Rintaro, Hiroaki Hayashi, 長岡慎介, 河合文, 林幸史・岡本卓也]
通讯作者:
林幸史・岡本卓也
ユーダイモニックな「旅」の研究ことはじめ : 日本一周一人旅の事例から
幸福“旅行”研究简介:以一次独自环日旅行为例
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[Hijiri SHIMOJIMA, Tomohiro IKEYA, ReikoMACHIDA, 林幸史・岡本卓也, 林幸史]
通讯作者:
林幸史
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