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共生藻に着目した生葉上地衣類の分類学的再検討

共生藻に着目した生葉上地衣類の分類学的再検討
以共生藻类为重点的活叶地衣的分类学重新审查
批准号:
22KJ0430
负责人:
宮澤 研人
金额:
$1.47万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2023-03-08 至 2025-03-31

项目摘要

项目成果

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中文摘要
翻译
菌と藻の共生体である地衣類においては、その学名が与えられる共生菌の形質を重視して分類体系が検討されることが多かった。申請者は生葉上地衣類において、これまで地衣類の分類に用いられてきた形態や地衣成分、DNAの塩基配列のみでは解決できない分類学的な問題を数多く見出している。本研究では、生葉上地衣類の新しい分類体系の構築を視野に入れ、「共生藻」を切り口として生葉上地衣類の分類学的再検討を行うことを目的としている。当該年度では、千葉県、茨城県、石川県、沖縄(本島)において生葉上地衣類の調査および採集を行った。それらの調査で得られた約300点の標本と国立科学博物館に所蔵される約250点の標本(東南アジア産標本を含む)の検討を行った。結果として、27属66種を同定し、うちワタヘリゴケ属(Byssoloma) の1種を未記載種であると見出し、新種記載論文を投稿した。さらにうち6種は日本新産種であると断定し、Gyalectidium setiferum Vezda & Serus. (シロヒゲクボミサラゴケ,新称)の1種に関する査読論文を出版した。また、生葉上地衣類の代表的な属の一つであるワタヘリゴケ属では、これまでの基準に従うと Byssoloma leucoblepharum (Nyl.) Vain.とされていた種が分子系統学的に複数のクレードに分かれ、それらが異なる藻類系統とペアとなる傾向を見出した。共生菌と共生藻の関係性をさらに検討していくことで、これまで解決できなった生葉上地衣類の分類学的問題を解決に導くと期待される。さらに、研究は分類学的な研究から生態分野にも発展しており、生葉上地衣類の多様性が人為環境によって影響を受ける傾向を見出した。分類学的な研究を基盤として、生葉上地衣類と環境との関係についてもより深く考察を深めていく。
英文摘要
菌と藻の共生体である地衣類においては、その学名が与えられる共生菌の形質を重視して分類体系が検討されることが多かった。申請者は生葉上地衣類において、これまで地衣類の分類に用いられてきた形態や地衣成分、DNAの塩基配列のみでは解決できない分類学的な問題を数多く見出している。本研究では、生葉上地衣類の新しい分類体系の構築を視野に入れ、「共生藻」を切り口として生葉上地衣類の分類学的再検討を行うことを目的としている。当該年度では、千葉県、茨城県、石川県、沖縄(本島)において生葉上地衣類の調査および採集を行った。それらの調査で得られた約300点の標本と国立科学博物館に所蔵される約250点の標本(東南アジア産標本を含む)の検討を行った。結果として、27属66種を同定し、うちワタヘリゴケ属(Byssoloma) の1種を未記載種であると見出し、新種記載論文を投稿した。さらにうち6種は日本新産種であると断定し、Gyalectidium setiferum Vezda & Serus. (シロヒゲクボミサラゴケ,新称)の1種に関する査読論文を出版した。また、生葉上地衣類の代表的な属の一つであるワタヘリゴケ属では、これまでの基準に従うと Byssoloma leucoblepharum (Nyl.) Vain.とされていた種が分子系統学的に複数のクレードに分かれ、それらが異なる藻類系統とペアとなる傾向を見出した。共生菌と共生藻の関係性をさらに検討していくことで、これまで解決できなった生葉上地衣類の分類学的問題を解決に導くと期待される。さらに、研究は分類学的な研究から生態分野にも発展しており、生葉上地衣類の多様性が人為環境によって影響を受ける傾向を見出した。分類学的な研究を基盤として、生葉上地衣類と環境との関係についてもより深く考察を深めていく。
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会议论文
Materials for the Distribution of Lichens in Japan (25) <i>Coenogonium isidiatum</i> (<i>Coenogoniaceae</i>, <i>Ascomycota</i>)
日本地衣分布资料 (25) <i>Coenogonia isidiatum</i> (<i>Coenogoniaceae</i>, <i>Ascomycota</i>)
DOI: 10.51033/jjapbot.id0102
发表时间: 2023
期刊: The Journal of Japanese Botany
影响因子: --
作者: [Kento Miyazawa, Yoshihito Ohmura, Yuichi Yamaoka, Izumi Okane]
通讯作者: Izumi Okane
沖縄本島おける生葉上地衣類の多様性と自然・人為環境による地域差
冲绳本岛叶上地衣的多样性以及自然和人为环境造成的区域差异
DOI: --
发表时间: 2023
期刊:
影响因子: --
作者: [宮澤研人, 大村嘉人]
通讯作者: 大村嘉人
Gyalectidium setiferum (Gomphillaceae, Ascomycota), a foliicolous lichen, new to East Asia and its molecular phylogenetic position
Gyalectidium setiferum(Gomphillaceae,子囊菌门),一种东亚新发现的叶状地衣及其分子系统发育地位
DOI: --
发表时间: 2023
期刊: Taiwania
影响因子: 0.9
作者: [Kento Miyazawa, Yoshihito Ohmura, Izumi Okane]
通讯作者: Izumi Okane
Materials for the Distribution of Lichens in Japan (24) <i>Dyplolabia afzelii </i>
日本地衣分布资料(24)<i>Dyplolabia afzelii</i>
DOI: 10.51033/jjapbot.97_5_11199
发表时间: 2022
期刊: The Journal of Japanese Botany
影响因子: --
作者: [Yoshihito Ohmura, Kento Miyazawa]
通讯作者: Kento Miyazawa
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