Reorganization of "Controlling Student Behavior" during the Taisho Era : Focusing on the Students' Relationships with the Culture Related to Entertainments
Reorganization of "Controlling Student Behavior" during the Taisho Era : Focusing on the Students' Relationships with the Culture Related to Entertainments
批准号:
22KJ1160
负责人:
難波 知希
金额:
$1.6万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
财政年份:
2023
资助国家:
日本
项目状态:
未结题
起止时间:
2023-03-08 至 2025-03-31
中文摘要
本研究は、明治後期から昭和前期にかけての(旧制)中学校において、生徒の行動を統制する教師の活動である「生徒管理」という活動が、資本主義の発展と大衆文化状況を背景として、生徒と校外における娯楽文化とが関わっていくなかで、いかにして組み換えられていったのかを明らかにすることを目的としている。なかでも、「校外取締」や「校外監督」と呼ばれていた、生徒の校外生活に対する統制(これを「校外生活統制」と称する)と理解できる活動が重要であると考え、これについて研究を進めている。研究計画の1年目にあたる2022(令和4)年度は、大きく分けて次の3点の研究成果を得ることができた。①明治後期から昭和前期までの校外生活統制について、各都道府県で史料調査を行った。具体的には、滋賀県立公文書館、大阪府公文書館、岐阜県歴史資料館、福井県文書館、宮城県公文書館、群馬県立文書館、京都府立京都学・歴彩館、大阪府立中之島図書館、奈良県立図書情報館、奈良女子大学学術情報センターで調査を行い、これまでの研究で用いられてこなかった、公文書を中心とする豊富な未見史料を得ることができた。②上記①で得た史料をもとに、2022(令和4)年9月25日の教育史学会第66回大会にて、校外生活統制を論じる上で欠かせない1906(明治39)年の文部省訓令第1号の制定に関する学会発表を行い、その成果を学術論文としてまとめることができた。同論文では、青年に対する文部省の政策の意思決定過程を検討しており、その過程に対する地方からの影響が示唆された。③上記①で得た史料も用いて、明治後期の東京府における校外生活統制の展開について、学術論文としてまとめることができた。その結果、明治後期の東京府における校外生活統制の特徴は、その方法が必ずしも文部省の理想とする方法とは重なっていなかったことにあるという結論に達した。
英文摘要
本研究は、明治後期から昭和前期にかけての(旧制)中学校において、生徒の行動を統制する教師の活動である「生徒管理」という活動が、資本主義の発展と大衆文化状況を背景として、生徒と校外における娯楽文化とが関わっていくなかで、いかにして組み換えられていったのかを明らかにすることを目的としている。なかでも、「校外取締」や「校外監督」と呼ばれていた、生徒の校外生活に対する統制(これを「校外生活統制」と称する)と理解できる活動が重要であると考え、これについて研究を進めている。研究計画の1年目にあたる2022(令和4)年度は、大きく分けて次の3点の研究成果を得ることができた。①明治後期から昭和前期までの校外生活統制について、各都道府県で史料調査を行った。具体的には、滋賀県立公文書館、大阪府公文書館、岐阜県歴史資料館、福井県文書館、宮城県公文書館、群馬県立文書館、京都府立京都学・歴彩館、大阪府立中之島図書館、奈良県立図書情報館、奈良女子大学学術情報センターで調査を行い、これまでの研究で用いられてこなかった、公文書を中心とする豊富な未見史料を得ることができた。②上記①で得た史料をもとに、2022(令和4)年9月25日の教育史学会第66回大会にて、校外生活統制を論じる上で欠かせない1906(明治39)年の文部省訓令第1号の制定に関する学会発表を行い、その成果を学術論文としてまとめることができた。同論文では、青年に対する文部省の政策の意思決定過程を検討しており、その過程に対する地方からの影響が示唆された。③上記①で得た史料も用いて、明治後期の東京府における校外生活統制の展開について、学術論文としてまとめることができた。その結果、明治後期の東京府における校外生活統制の特徴は、その方法が必ずしも文部省の理想とする方法とは重なっていなかったことにあるという結論に達した。
期刊论文(1)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
1906(明治39)年文部省訓令第1号の制定過程とその影響―文部大臣牧野伸顕による青年の生活統制政策の教育史的意義―
1906年(明治39年)文部省第1号指令的制定过程及其影响 - 文部科学大臣牧野信明控制青少年生活政策的教育历史意义 -
DOI:
--
发表时间:
2022
期刊:
影响因子:
--
作者:
[難波 知希]
通讯作者:
難波 知希
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