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イオンビーム・傾斜膜相互作用によるスピン偏極発生の系統的研究

离子束/梯度膜相互作用产生自旋极化的系统研究

基本信息

批准号：
60220018
负责人：
石原正泰
金额：
$ 2.75万
依托单位：
The Institute of Physical and Chemical Research
依托单位国家：
日本
项目类别：
Grant-in-Aid for Special Project Research
财政年份：
1985
资助国家：
日本
起止时间：
1985 至无数据
项目状态：
已结题

项目摘要

1.本研究は傾斜膜を通過したイオンビームに発生する、原子,原子核のスピン偏極現象に注目し、その一般的特性を理解するとともに、この現象を利用して、偏極原子核を生成する方法を確立することを目指している。この現象に関する従来の知見はビーム・エネルギーが数百KeV/核子の領域に限定されているが、実用上も、又、現象を理解する上でも重要な高エネルギー領域のデータを得ることを当面の目標とした。2.高エネルギーのイオンビームの核偏極を測定するには従来の可視光による方法では限度があるので、クーロン励起過程における散乱の非対称度を利用した、偏極測定法をあらたに開発した。この方法では、原子核偏極したビームを二次ターゲットで散乱させ、左右非対称度をSSDで検出する。又、ターロン励起過程であることを判別するためにγ線の同時検出を行い、さらに、データの精度を高めるために傾斜膜の角度を定期的に自動反転する機構を採用した。この装置を実現するため、NcI検出器、データ収集用CAMACモジュール、制御用ミニ計算機を、本科研費ご購入整備した。3.実験は理研リニアックを用いて行い、最初の試みとして35MeVのAlイオンのスピン特性をしらべた。その結果、(1)新たに開発したクーロン励起偏極測定法が、効率分解能ともに極めて優れた方法であることが確立し、(2)核子当り1MeVを超える高エネルギー領域でも数%に及ぶ核偏極が実現すること、(3)高次の偏極テンソルが有為な値をもつこと、等の新事実が明らかとなった。今後、エネルギーやイオン種に対する依存性を、さらに系統的に、しらべる予定である。

1. This research focuses on the polarization phenomenon of the atomic and nuclear polarization phenomenon through the use of tilted film and the atomic polarization phenomenon. Characteristics include understanding of the phenomenon, utilization of the phenomenon, and generation of polarized nuclei, as well as establishing the purpose of the experiment. このphenomenonに关する従来の知见はビーム・エネルギーがhundreds of KeV/nuclear fieldにlimitedされているが、実Use も, and, phenomenon を to understand the importance of する上でも高エネルギーfield のデータをget ることをface-to-face のtarget とした. 2. High-voltage nuclear polarization measurement method and visible light detection method and limitsるので, クーロンstimulation process におけるScattered non-symmetrical degree をutilization した, polarization measurement method をあらたに开発した.このmethodでは, nuclear polarizationしたビームをsecondaryターゲットでdispersionさせ, left and right non-symmetrical degreeをSSDで検出する. Also, the process of ターロンであることをdetermination and するためにγ line の simultaneously 検出を行い、さらに, The precision of the machine is high and the tilt angle of the film is high. A regular automatic reverse mechanism is adopted. このequipment を実现するため, NcI extractor, データ collection CAMAC モジュール, ミニcomputer を for manufacturing, undergraduate research funds ごpurchase and maintenance した. 3. 実験はRiken リニアックを用いて行い、Initial test みとして35MeVのAlイオンのスピンcharacteristics をしらべた. そのResults, (1) New たに开発したクーロン excited polarization measurement method, efficiency The decomposition energy is extremely high, the method is established, and (2) the nuclear energy is 1MeV, the super high-power field is high, and the number is %に和ぶatomic polarity が実appears すること, (3) high-order のpolar polarity テンソルが有为な値をもつこと, の新事実が明らかとなった. From now on, the エネルギーやイオンkind に対するdependenceを, the さらにsystem's に, and the しらべるwill be determined.