東南アジア暖帯林の動物相と種分化に関する研究(第2次)Studies of the fauna of warm temperate forests in Southeast Asia,with special reference to animal speciation

东南亚暖温带森林动物区系研究，特别是动物物种形成

• 批准号: 62041074
• 负责人: 武田 正倫
• 金额: $ 6.4万
• 依托单位: National Museum of Nature and Science,Tokyo
• 依托单位国家: 日本
• 项目类别: Grant-in-Aid for Overseas Scientific Research
• 财政年份: 1987
• 资助国家: 日本
• 起止时间: 1987 至 无数据
• 项目状态: 已结题
• 来源: https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-62041074/

東南アジアには, 地域による気候の違いや地形の変化を反映する特有な暖帯林が隔離的に分布しており, そこに生息する動物も周囲の熱帯林とは異なる独特の動物相を形成している. 本研究は, 各地の暖帯林の動物相を調査し, それぞれの特異性を比較分析することによって, 種分化の実態を解明することを目的とする.小型哺乳類は各地で総計60種を越える標本を採集することができた. これらのほとんどは日本産の種類とは共通せず, 比較研究のための貴重な資料となる. また, この中には最近, 新科・新属・新種として発表されたコウモリCraeonycteris thorglongyaiが含まれている.水生甲殻類は本第1次調査のフィリピンとの関連から東マレーシア・サバ州の調査を行い, バラワン諸島産の種と属のレベルでの共通性を確認した. マレー半島に関してはマレーシア側から北上し, また, タイ側から南下してほぼ全域をカバーすることができた. カニ類は地域ごとに著しく固有性が高いため, 種分化の考察には好適である. 一方, テナガエビ類は両側回遊をするため一般に分布が広く, 種分化を論ずるためには適当な素材ではないが, 時期的に抱卵雌を豊富に入手することができたため, 短期間の飼育によって幼生を得ることができた. 淡水産の他の重要群であるヌマエビ類は小型であるため, 種の同定に時間を要するが, 固有性が高く, 種によっては大卵化の傾向を明瞭に示しているため, 種分化に関する新知見が期待される.昆虫やクモ類は採集個体数, 種数とも多いため, 標本化に時間を要し, 研究は未だ十分には行われていない. 概観したところでは, 暖帯林を中心に採集を行ったためか, 従来得られていない種がかなり含まれているようである. 特に, 最も原始的なクモ類であるハラフシグモ属や森林性のガ類(カレハガ科, ヤママユガ科, シャチホコガ科など)には, 未知の種ばかりでなく, 種分化を論ずるため望ましい種が多数含まれている.本調査は60年度に実施されたフィリピンに次ぐ第2次調査である. 当初から予想されたことであるが, 今回のマレーシア, タイの資料によって, フィリピンの動物相の独自性がより鮮明になってきた. そこで, 台湾を集中的に調査し, 日本およびフィリピンの暖帯林の動物相と比較すれば, 種分化に関する内容のより深い研究が可能とすり, また, 台湾の亜高山・高山帯の調査結果は日本の動物相の起源の一部を示すことにもなると思われる. 当初, 第3次調査として計画した通り, 64年度には台湾の動物相の調査を希望している.

Southeast ア ジ ア に は, regional に よ る 気 hou の violations い の や terrain variations change を reflect す る な unique warm 帯 Lin が isolation に distribution し て お り, そ こ に interest-bearing す る animal も weeks 囲 の hot 帯 Lin と は different な る の unique fauna を form し て い る. Around this study は の warm 帯 を survey し の animals, Lin そ れ ぞ れ の specificity を comparative analysis す る こ と に よ っ て, differentiation of の state be を interpret す る こ と を purpose と す る. Small mammals around は で 総 60 species を more え を る specimen collection す る こ と が で き た. こ れ ら の ほ と ん ど は Japanese の kinds と は common せ ず, comparative study の た め の precious な data と な る. ま た, こ の in に は recently, Shinco, new genus, species と し て 発 table さ れ た コ ウ モ リ Craeonycteris thorglongyai が containing ま れ て い る. Aquatic crustaceans は this first survey の フ ィ リ ピ ン と の masato even か ら east マ レ ー シ ア · サ バ states の survey line を い バ ラ ワ ン islands produce の と species の レ ベ ル で の convergence を confirm し た. マ レ ー peninsula に masato し て は マ レ ー シ ア side か ら し, north ま た, タ イ side か ら south し て ほ ぼ global を カ バ ー す る こ と が で き た. カ ニ class は regional ご と に the し く inherent sexual が high い た め, differentiation of の investigation に は good fitness で あ る. Side, テ ナ ガ エ ビ class は struck lateral migration を す る た め general に distribution が hiroo く, theory of differentiation of を ず る た め に は な appropriate material で は な い が, period of に female brood を with aboundant に す る こ と が で き た た め, short period and breeding に の よ っ て larval を must る こ と が で き た. Important group of fresh water is produced の he の で あ る ヌ マ エ ビ class は small で あ る た め, kind of の with time に を す る が, inherent high が く, kind of に よ っ て は large eggs turn の tendency を clear に し て い る た め, differentiation of に masato す る knowledge see が expect さ れ る. Insects や ク モ は capture individual number, species と も more い た め, specimen を to し に time, study は だ not very に は line わ れ て い な い. Almost 観 し た と こ ろ で は, warm 帯 Lin を center line に acquisition を っ た た め か, 従 come ら れ て い な い kind が か な り containing ま れ て い る よ う で あ る. に, most も original な ク モ class で あ る ハ ラ フ シ グ モ is や forest の ガ class (カ レ ハ ガ division, ヤ マ マ ユ ガ division, シ ャ チ ホ コ ガ secco な ど) に は, unknown の kind ば か り で な く, theory of differentiation of を ず る た め hope ま し い species が most including ま れ て い る. This survey was conducted に in the year に 60, されたフィリピ に に times ぐ, and the second survey である. Original か ら to think さ れ た こ と で あ る が, today back to の マ レ ー シ ア, タ イ の data に よ っ て, フ ィ リ ピ ン の fauna の sex alone が よ り distinct に な っ て き た. そ こ で, Taiwan を concentrated し に survey, the Japanese お よ び フ ィ リ ピ ン の warm 帯 Lin の fauna と compare す れ ば, Differentiation of に masato す る content の よ り deep い study が may と す り, ま た, Taiwan の 亜 mountain, the mountain 帯 は Japan の の survey fauna の origin の a を shown す こ と に も な る と think わ れ る. At the beginning, the third survey と て て planned <s:1> た through, and the 1964 に る Taiwan <s:1> animal photograph <e:1> survey を hoped to て る る る.

项目成果

Trans.Shikoku Ent.Soc.38〈4〉. (1987)

Trans.Shikoku Ent.Soc.38〈4〉（1987）。

18〈3,4〉. (1987)

18〈3,4〉（1987）。

Tinea. 12. (1987)

癣。

Jap.J.Ornithology. 35〈4〉. (1987)

日本鸟类学杂志，35〈4〉（1987）。

Tyo to Ga. 38〈1〉. (1987)

Tyo 至 Ga. 38<1> (1987)。