有機ルテニウム錯体の挿入反応に関する基礎的研究
有機ルテニウム錯体の挿入反応に関する基礎的研究
批准号:
62215029
负责人:
平木 克麿
金额:
$0.96万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Special Project Research
财政年份:
1987
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1987 至 --
中文摘要
ルテニウム錯体を用いる触媒反応の素反応モデルとして, 〔RuCIH-(CO)(PPh_3)_3〕(1)および(RuCIH(CO)(dppe)(PPh_3)〕(2)に対する有機不飽和化合物の挿入反応を研究した.1は10°Cでアリルアルキルスルフィドと反応して, 挿入錯体(3)が単離された. 3は3-(アルキルチオ)プロピルーC, S基を含む. 3のNMRは-40°C以上で温度変化を示し, SR基の反転による平衡の存在を示した. -50°CでのP-NMRから, 2ヶのホスフィンがシス位にあることと, 前記の反転がこの温度で凍結されることが確かめられた.1とアリルフェニルスルフィドと50°Cで反応して, 〔{RuCI-(SPh)(CO)(PPh_3))(CH_2CHCH_2SPh)}_2〕(4)を与えた. 4はPhS基を架橋配位子とする二量体と推定された. P-NMRは非常に複雑なパターンを示した.1と1, 2-ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン(dppe)とを室温で反応させると, 置換生成物2が得られた. 2の構造は, 1と類似していることがNMRより結論された. 2と2-ビニルピリジンとを66°Cで反応させると, 挿入錯体(5)が生成した. 5のC-NMRより, 2-(2-ピリジル)エチル基はdppeのトランス位に配位していることがわかった.2とマレイン酸ジメチルおよびジベンジルとを66°Cで反応させると, それぞれ挿入錯体(6)および(7)を生じた. 6は三種の異性体混合物から成り, 分離できなかった. 7も二種の異性体から成るが, 主成分で7aがカラムクロマトグラフィーにより分離された.1と光学活性ジホスフィン, (R,R)-DIOPとを室温で反応させると, 置換生成物(8)を生じた. 8を80°Cに加熱すると, 一部異性化して混合物に変った.
英文摘要
ルテニウム錯体を用いる触媒反応の素反応モデルとして, 〔RuCIH-(CO)(PPh_3)_3〕(1)および(RuCIH(CO)(dppe)(PPh_3)〕(2)に対する有機不飽和化合物の挿入反応を研究した.1は10°Cでアリルアルキルスルフィドと反応して, 挿入錯体(3)が単離された. 3は3-(アルキルチオ)プロピルーC, S基を含む. 3のNMRは-40°C以上で温度変化を示し, SR基の反転による平衡の存在を示した. -50°CでのP-NMRから, 2ヶのホスフィンがシス位にあることと, 前記の反転がこの温度で凍結されることが確かめられた.1とアリルフェニルスルフィドと50°Cで反応して, 〔{RuCI-(SPh)(CO)(PPh_3))(CH_2CHCH_2SPh)}_2〕(4)を与えた. 4はPhS基を架橋配位子とする二量体と推定された. P-NMRは非常に複雑なパターンを示した.1と1, 2-ビス(ジフェニルホスフィノ)エタン(dppe)とを室温で反応させると, 置換生成物2が得られた. 2の構造は, 1と類似していることがNMRより結論された. 2と2-ビニルピリジンとを66°Cで反応させると, 挿入錯体(5)が生成した. 5のC-NMRより, 2-(2-ピリジル)エチル基はdppeのトランス位に配位していることがわかった.2とマレイン酸ジメチルおよびジベンジルとを66°Cで反応させると, それぞれ挿入錯体(6)および(7)を生じた. 6は三種の異性体混合物から成り, 分離できなかった. 7も二種の異性体から成るが, 主成分で7aがカラムクロマトグラフィーにより分離された.1と光学活性ジホスフィン, (R,R)-DIOPとを室温で反応させると, 置換生成物(8)を生じた. 8を80°Cに加熱すると, 一部異性化して混合物に変った.
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
K.Hiraki;Y.Fuchita;H.Kawabata;K.Ohsawa: Bull. Chem. Soc. Jpn.
K.Hiraki;Y.Fuchita;H.Kawabata;K.Ohsawa:公牛。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
K.Hiraki;Y.Shimokawa;Y.Fuchita;K.Ohsawa: J.Organometalloic Chemistry.
K.Hiraki;Y.Shimokawa;Y.Fuchita;K.Ohsawa:J.有机金属化学。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者:
K.Hiraki;N.Ochi,H.Takaya;Y.Fuchita;H.Hayashida;Y.Shimokawa: J.Chem. Soc., Dalton Trans.
K.Hiraki;N.Ochi,H.Takaya;Y.Fuchita;H.Hayashida;Y.Shimokawa:J.Chem。
DOI:
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发表时间:
期刊:
影响因子:
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作者:
[]
通讯作者: