膠原病における抗非ヒストン核蛋白抗体の病因的意義に関する研究
膠原病における抗非ヒストン核蛋白抗体の病因的意義に関する研究
批准号:
62570294
负责人:
高野 愼
金额:
$0.9万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1987
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1987 至 --
中文摘要
膠原病における抗核抗体の診断的意義は明らかになりつつあるが, その病因的意義は不明である. そこで疾患特異性の高い抗U1-RNP抗体, 抗Sm抗体, 抗SS-B抗体, 抗Scl-7c抗体の病因的意義を求めることとした.〔方法〕(1)抗原の精製:仔牛胸腺抽出物, 幼若家兎胸腺抽出物よりアフィニティーカラム, 高速液体クロマトグラフィーにて行った.(2)精製抗原を用いたELISAの開発.(3)抗核抗体に対するモノクローナル抗イディオタイプ抗体の作成:純化抗核抗体をマウスに免疫し, 細胞融合法によりハイブリドーマを作成し, 抗イディオタイプ抗体産生株のクローニングを行った.〔結果〕(1)高速液体クロマトグラフィー(TSKgalG3000SW)にてU1-RNP抗原より分子量32000および16000のポリペプチドが分離され, それぞれU1-RNP, Sm抗原活性をもつことが判明した. 本抗原を用いてELISAを行ったところ, 抗U1-RNP抗体, 抗Sm抗体を特異的に, 高感度で検出しえた. これにより他の方法にて検出不能であった抗Sm抗体を腎症MCTD例の急性期に検出でき, 臨床的有用生が確認された.(2)純化Scl-70抗原は分子量70000から95000の4本のポリペプチドで構成されていた. 本抗原を用いて免疫ブロット法を行ったところ, 沈降反応で陰性であった血清より新たに3例で抗Scl-70抗体が検出され, いずれもが強皮症例であった.(3)抗U1-RNP抗体に対するモノクローナル抗イディオタイプ抗体の作成に成功した. 本抗体は抗U1-RNP抗体陽性血清の57%と交差反応性を示し, in vitroでMCTD患者リンパ球の抗U1-RNP抗体産生を抑制した.〔結論〕抗核抗体の病因的意義を明らかにする上で, 対応抗原の精製, 高感度特異的抗核抗体検出法の開発, 抗核抗体の産生・調節機構の解明が重要であることが明らかとなった.
英文摘要
膠原病における抗核抗体の診断的意義は明らかになりつつあるが, その病因的意義は不明である. そこで疾患特異性の高い抗U1-RNP抗体, 抗Sm抗体, 抗SS-B抗体, 抗Scl-7c抗体の病因的意義を求めることとした.〔方法〕(1)抗原の精製:仔牛胸腺抽出物, 幼若家兎胸腺抽出物よりアフィニティーカラム, 高速液体クロマトグラフィーにて行った.(2)精製抗原を用いたELISAの開発.(3)抗核抗体に対するモノクローナル抗イディオタイプ抗体の作成:純化抗核抗体をマウスに免疫し, 細胞融合法によりハイブリドーマを作成し, 抗イディオタイプ抗体産生株のクローニングを行った.〔結果〕(1)高速液体クロマトグラフィー(TSKgalG3000SW)にてU1-RNP抗原より分子量32000および16000のポリペプチドが分離され, それぞれU1-RNP, Sm抗原活性をもつことが判明した. 本抗原を用いてELISAを行ったところ, 抗U1-RNP抗体, 抗Sm抗体を特異的に, 高感度で検出しえた. これにより他の方法にて検出不能であった抗Sm抗体を腎症MCTD例の急性期に検出でき, 臨床的有用生が確認された.(2)純化Scl-70抗原は分子量70000から95000の4本のポリペプチドで構成されていた. 本抗原を用いて免疫ブロット法を行ったところ, 沈降反応で陰性であった血清より新たに3例で抗Scl-70抗体が検出され, いずれもが強皮症例であった.(3)抗U1-RNP抗体に対するモノクローナル抗イディオタイプ抗体の作成に成功した. 本抗体は抗U1-RNP抗体陽性血清の57%と交差反応性を示し, in vitroでMCTD患者リンパ球の抗U1-RNP抗体産生を抑制した.〔結論〕抗核抗体の病因的意義を明らかにする上で, 対応抗原の精製, 高感度特異的抗核抗体検出法の開発, 抗核抗体の産生・調節機構の解明が重要であることが明らかとなった.
期刊论文(5)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
登录
查看更多内容
高野愼: 厚生省特定疾患混合性結合組織病調査研究班昭和61年度研究報告書. 81-86 (1987)
Shin Takano:卫生福利部指定疾病混合结缔组织疾病调查研究小组1985年研究报告81-86(1987年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
高野愼: 厚生省特定疾患混合性結合組織病調査研究版昭和62年度研究報告書.
Shin Takano:厚生省指定疾病混合结缔组织病调查研究版 1985 年研究报告。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
MAKOTO TAKANO: "Mixed Connective Tissue Disease and Anti-Naclar Antibodies." Elsevier Science Publishers B. V., 357 (1987)
MAKOTO TAKANO:“混合结缔组织病和抗 Naclar 抗体。”
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
高野愼: 厚生省特定疾患混合性結合組織病調査研究版治療・病型・肺高血圧症に関するシンポジウム記録. 135-141 (1987)
Shin Takano:卫生福利部指定疾病混合结缔组织病研究版治疗、疾病类型和肺动脉高压研讨会记录 135-141 (1987)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
高野愼: 厚生省特定疾患混合性結合組織病調査研究版昭和61年度研究報告書. 104-109 (1987)
Shin Takano:卫生福利部指定疾病混合结缔组织疾病调查研究版1985年研究报告104-109(1987年)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
混合性結合組織病における肺高血圧症の臨床、免疫学的研究
-
批准号:63570297
-
项目类别:Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
-
资助金额:$1.22万
-
财政年份:1988
-
负责人:高野 愼
-
依托单位:
海外基金