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貝類からみた完新世日本列島沿岸域の環境変遷

貝類からみた完新世日本列島沿岸域の環境変遷
从贝类看日本列岛沿岸全新世环境变化
批准号:
03640661
负责人:
松島 義章
金额:
$0.0万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for General Scientific Research (C)
财政年份:
1991
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1991 至 --

项目摘要

项目成果

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後氷期海進に伴う海面上昇は,浅海性貝類の生息環境に多大の影響を与えた.本研究ではこの沿岸浅海域の環境変化に対応して浅海性貝類群が時間的空間的にどのように変化してきたかを,海成沖積層の貝類と沿岸域に分布する貝塚出土の貝類から追求し,そこから沿岸域の環境変遷を解明する.釧路から根室に至る道東地域:釧路湿原では3地点から得た貝化石の ^<14>C年代が,6910,5620,5320年前を示す。ハマグリやシオフキなど現在の分布の北限が本川北部である湿暖種が,この約7000〜5300年前に限ってこの地に生息していた。根室湿根沼の完新統からウネナシトマヤガイが発見された.その生息年代は7110〜5650年前であった。本種の現在の分布の北限が陸奥湾であることから判断して,約7000〜5300年の道東沿岸域の内湾環境は陸奥湾程度となっていた.瀬戸内海沿岸:愛媛県波方で貝塚遺跡と沖積層より縄文前期から後期にかけての資料が得られた.マガキ,オキシジミ,イボウミニナの干潟群集とアサリ,カガミガイなどの内湾砂底群集が圧倒的に優勢で,熱帯や亜熱帯種がほとんどみられなかった.瀬戸内湾奥域までこれらの種の侵人が弱かったことを示唆する.なお沿岸砂底群集構成種のチョウセンハマグリが縄文前期に限って出土したのは注目される.九州南部:宮崎平野北部の石崎川低地で熱帯種タイワンシラリ(現在の分布の北限は台湾)が,7480年前に出現し約6900〜6100年前に大発展したことが明らかになった。特に石崎川下流の先瀬原で確認された.これらの成果と南関東の成果から,後氷期海進最盛期には日本列島全域で内湾環境が現在より温暖になったことが判ってきた.しかも温暖化の傾向は南ほど早い時期から,寒冷化は北方ほど早い時期よりはじまっていることも明らかになってきた.
期刊论文(3)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
西田 茂,松島 義章,川上 淳: "根室市ヒリカチタ遺路・ト-サムポロ遺跡採集の資料" 根室市博物館開設準備室紀要. 6号. 9-18 (1992)
西田茂、松岛义明、川上纯:《从根室市広北遗址、土三幌遗址收集的资料》根室市博物馆开馆准备室公报第6.9-18号(1992年)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
松島 義章: "貝類からみた北海道東部沿岸域の完新世環境変遷" 日本古生物学会第141回例会構演予稿集(岩手). (1992)
松岛义明:《从贝类看北海道东部沿海地区的全新世环境变化》日本古生物学会第141次例会论文集(岩手县)(1992年)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
松島 義章,山代 淳一: "北海道釧路湿原における海成沖積層産貝化石の ^<14>C年代" 神奈川県立博物館研究報告(自然科学). 22号. 51-58 (1992)
松岛义明、山城纯一:“^<14>北海道钏路湿地的海洋冲积贝化石的C年龄”神奈川县博物馆研究报告(自然科学)22、51-58(1992)。
DOI: --
发表时间:
期刊:
影响因子: --
作者: []
通讯作者:
日本列島における完新世の浅海性貝類群集の時間的・空間的分布
縄文海進に伴う浅海域の環境変遷と貝塚の立地
縄文海進に伴う内湾の環境変遷と貝塚の立地
大陸沿岸系種の消長からみた縄文海進における内湾の海況変化