虚血肢において二酸化炭素分圧の変動が組織血流量に及ぼす影響
虚血肢において二酸化炭素分圧の変動が組織血流量に及ぼす影響
批准号:
05770868
负责人:
横川 雅康
金额:
$0.58万
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
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英文摘要
基礎実験として、水溶液中の炭酸ガス濃度測定を行った。測定に用いた機器はイオン濃度計(東亜電波工業社製,IM-40S)で電極はCE-235を用いた。30℃の温水で0.76mmHgであり、これに炭酸水素ナトリウム(花王株式会社製,バブ)25gを投与したところ、5分後1269.2mmHg,10分後1474.4mmHg,15分後1520mmHgに上昇し、高濃度のの二酸化炭素溶液の得られることが判明した。次いでレーザードプラ血流計(ADVANCE社製,ALF2100)および経皮O_2/CO_2モニター(NOVAMETRIX社製,840)を用い計測を行った。レーザードプラプローブは第1足趾裏面に貼りつけ、O_2/CO_2プローブは足関節の内顆上方やや前方に貼付した。最初に健常者での測定を行った。安静時では組織血流17.7ml/min/100g,pCO_257.3mmHg,pO_284.7mmHgで、30℃の温水浴では組織血流量20.0ml/min/100g,pCO_255.3mmHg,pO_290.7mmHgであった。二酸化炭素負荷では組織血流量19.0ml/min/100g,pCO_256.0mmHg,pO_297.0mmHgで組織血流量の増加がみられないにも関わらず、組織酸素分圧は12.3mmHg上昇していた。下肢虚血症例では、安静時の組織血流量5ml/min/100g,pCO_248mmHg,pO_260.3mmHgで、30℃の温水浴では組織血流量7ml/min/100g,pCO_249mmHg,pO_258.3mmHgであった。二酸化炭素負荷では、組織血流量6ml/min/100g,pCO_247.3mmHg,pC_259.6mmHgであった。組織血流量、組織酸素分圧ともに有意の変動はみられなかった。健常者群では二酸化炭素負荷により組織酸素分圧の上昇が得られたのに対し、虚血肢例では有意の変動がみられなかった。この原因として虚血例では、症例により酸素分圧の上昇するものと減少するものがみられたことが挙げられる。これが虚血の程度によるものか、閉塞部位によるものかはまだ不明であるが、症例によって二酸化炭素投与による反応の異なることが考えられ、今後症例を増やしさらに検討を続ける予定である。
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