電気式人口喉頭の基本周波数と音圧の制御に関する基礎的研究
電気式人口喉頭の基本周波数と音圧の制御に関する基礎的研究
批准号:
05771376
负责人:
眞田 友明
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 --
中文摘要
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英文摘要
従来用いられて来た人工喉頭は、ボタンの押し加減によって基本周波数を調節し、頚部への当て具合によって音圧の調節を行っている。一方、人工喉頭の利用者である喉摘者は、手術前には正常な発声機能を有していた者が圧倒的に多く、調音器官、喉頭、呼吸器官の調節は習慣的に保持しているものと思われる。そこで気管孔を通じて呼気流率を測定し、人工喉頭の基本周波数の制御を行うための基礎実験を行った。実験には正常男性12人を用いた。永島製PS77Hを用いて、マスク下に「雨」と「飴」の発音を行い、基本周波数、呼気流率を測定した。データはPS77Hからの出力を、A/Dコンバータを用いてコンピュータに入力し、計測を行った。発音は3回行い、最も自然な発音のデータを採用した。被検者の年齢は23才から35才で平均年齢は27.3才であった。「雨」の発音時には、アクセントは前半の「あ」の部分にあり、基本周波数においては、「あ」の部分で基本周波数が高く、「め」の部分で基本周波数が低くなる傾向が認められた。呼気流率においては、「あ」の部分で呼気流率が多く、「め」の部分で呼気流率が少なく成る傾向が認められた。「飴」の発音時には、アクセントは、後半の「め」の部分にある場合と、「あ」「め」であまり差の無い場合があったが、基本周波数においては、「あ」の部分で基本周波数が低く、「め」の部分で基本周波数が高くなる傾向が認められた。呼気流率においては、「あ」の部分で呼気流率が低く、「め」の部分で呼気流率が高くなる傾向が認められた。しかし、基本周波数と呼気流率でそれぞれ「あ」の値と「め」の値の差を求めて、その相関関係を求めたが、「雨」の場合には相関係数は0.34、「飴」の場合には0.59と低く、「雨」「飴」いずれの場合にも、「あ」と「め」の値の変化が基本周波数と呼気流率で一致しない例も見られた。今後、喉摘者による実験を追加し、人工喉頭の制御を行いたい。
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