変色無髄歯の漂白に関する実験的研究
変色無髄歯の漂白に関する実験的研究
批准号:
05771642
负责人:
斉藤 淳
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1993
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1993 至 1994
中文摘要
変色無髄歯の成立因子を解明するために、種々の起因物と考えられる物質を用いて実験的に変色歯を作製し、変色原因について詳細な検索を行うとともに、walking bleach法を基本とした漂白法に関する基礎的検索を行った。さらに、今まで臨床的に使用されていなかった種々の漂白剤について効果を比較し、より効果的で安全性の高い漂白法の検討を行い、以下の知見を得た。1.無髄歯変色の機序とその漂白に関する基礎的研究各種変色原因物質により作製した変色歯について、写真撮影ならびに色彩色差計による測色を行ったところ、それぞれ明度、色差に原因物質間で相違がみられ、経時的変化も認められ、血色素中のPorphyrinが最も強く変色に関与すると考えられた。さらに、30%H_2O_2と過ホウ酸ナトリウムによる漂白は、血色素由来の変色に対して顕著に漂白効果が認められた。X線マイクロアナライザーによる分析結果から、血色素による変色部位からFeイオンは検出されなかったことから、従来より考えられてきた変色歯の成立原因である硫化鉄の関与はきわめて少ないと思われた。2.各種薬剤による変色無髄歯の漂白法に関する研究血液による変色無髄歯に対して、酸化剤、還元剤およびキレート剤の各漂白剤の漂白効果を比較検討したところ、酸化剤に最も高い効果が認められ、この酸化剤の中では、30%H_2O_2と過ホウ酸ナトリウム、次いで30%H_2O_2および過ホウ酸ナトリウム単独、過酸化尿素の順に漂白効果が高かった。これらの結果より、30%H_2O_2とほぼ同様の漂白効果が認められ、安全性が高いと報告されている過ホウ酸ナトリウム単独での使用が推奨される。さらに、従来から組織為害性の少ないと報告されている過酸化尿素にも漂白効果があることが本研究で明らかとなった。今後、これら安全性の高い薬剤を臨床的に応用することが研究課題として望まれる。
英文摘要
変色無髄歯の成立因子を解明するために、種々の起因物と考えられる物質を用いて実験的に変色歯を作製し、変色原因について詳細な検索を行うとともに、walking bleach法を基本とした漂白法に関する基礎的検索を行った。さらに、今まで臨床的に使用されていなかった種々の漂白剤について効果を比較し、より効果的で安全性の高い漂白法の検討を行い、以下の知見を得た。1.無髄歯変色の機序とその漂白に関する基礎的研究各種変色原因物質により作製した変色歯について、写真撮影ならびに色彩色差計による測色を行ったところ、それぞれ明度、色差に原因物質間で相違がみられ、経時的変化も認められ、血色素中のPorphyrinが最も強く変色に関与すると考えられた。さらに、30%H_2O_2と過ホウ酸ナトリウムによる漂白は、血色素由来の変色に対して顕著に漂白効果が認められた。X線マイクロアナライザーによる分析結果から、血色素による変色部位からFeイオンは検出されなかったことから、従来より考えられてきた変色歯の成立原因である硫化鉄の関与はきわめて少ないと思われた。2.各種薬剤による変色無髄歯の漂白法に関する研究血液による変色無髄歯に対して、酸化剤、還元剤およびキレート剤の各漂白剤の漂白効果を比較検討したところ、酸化剤に最も高い効果が認められ、この酸化剤の中では、30%H_2O_2と過ホウ酸ナトリウム、次いで30%H_2O_2および過ホウ酸ナトリウム単独、過酸化尿素の順に漂白効果が高かった。これらの結果より、30%H_2O_2とほぼ同様の漂白効果が認められ、安全性が高いと報告されている過ホウ酸ナトリウム単独での使用が推奨される。さらに、従来から組織為害性の少ないと報告されている過酸化尿素にも漂白効果があることが本研究で明らかとなった。今後、これら安全性の高い薬剤を臨床的に応用することが研究課題として望まれる。
期刊论文(2)
专著(0)
科研奖励(0)
会议论文
斉藤 淳: "無髄歯変色の機序とその漂白に関する基礎的研究" 日本歯科保存学雑誌. 36. 1783-1793 (1993)
Jun Saito:“无髓牙齿变色及其漂白机制的基础研究”日本保守牙科杂志 36。1783-1793(1993)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
斉藤淳、長谷徹、平林正道、長田保: "各種薬剤による変色無髄歯の漂白法に関する研究" 日本歯科保存学雑誌. 36. 1794-1802 (1993)
Jun Saito、Toru Hase、Masamichi Hirabayashi、Tamotsu Nagata:“使用各种药物对变色无髓牙进行漂白方法的研究”日本保守牙科杂志 36. 1794-1802 (1993)。
DOI:
--
发表时间:
期刊:
影响因子:
--
作者:
[]
通讯作者:
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