血小板輸血不応症の原因となる血小板同種抗原の遺伝子型タイピングとその臨床応用
血小板輸血不応症の原因となる血小板同種抗原の遺伝子型タイピングとその臨床応用
批准号:
06770854
负责人:
渡部 玲子
金额:
$0.58万
依托单位:
依托单位国家:
日本
项目类别:
Grant-in-Aid for Encouragement of Young Scientists (A)
财政年份:
1994
资助国家:
日本
项目状态:
已结题
起止时间:
1994 至 --
中文摘要
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英文摘要
近年、血小板輸血不応症の多くの原因が血小板膜糖蛋白Ibα(GPIbα)の単一アミノ酸置換によるポリモルフィズムによって形成される同種抗原対によることが判明した。既に我々は同種抗原形成の原因となるGPIbα上のアミノ酸ポリモルフィズムが145番目のスレオニン-メチオニンであることをつきとめ、さらに末梢白血球から遺伝子DNAでこの2種をタイピングする方法を確立した。本研究は、これらの情報を実際の輸血臨床に応用することを目的としている。すなわち、(i)同種抗原出現予防の為、供血者、受血者の血小板型のタイピングを行なうこと、(ii)既に不応症となっている患者で、この抗体の出現頻度を調査すること、(iii)型が一致した血小板の供給をスムーズに行なえるよう、ドナーの型を簡便に検査する方法を開発することを当初の具体的目標とした。今年度の研究成果としては、(1)健常人での各タイプ(Sib^a陽性ホモ、Sib^b陽性ホモ、そしてヘテロ)の出現頻度が検討されたこと(Sib^b陽性ホモ>テヘロ>Sib^a陽性ホモ)、(2)末梢白血球以外のDNAとして口腔粘膜を用い、タイピングの簡便化を実現したこと、(3)輸血不応患者(受血者)における血清中の抗Sib^b抗体を、遺伝子組み換え蛋白を抗原としたドットブロット法にて検出するシステムを確立したこと、などが挙げられる。今後、頻回輸血患者血清を検索し、この同種抗体の出現頻度を報告する予定である。このようにDNA診断と、組み換え蛋白を用いた血清学的診断を組み合わせることにより、輸血不応に関する血小板抗原のタイピングが飛躍的に向上するものと思われる。
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